第24回午後の過去問


第24回午後:第1問

左右で対になっているのはどれか。

1: 肝臓

2: 心臓

3: 腎臓

4: 脾臓

第24回午後:第2問

口腔内写真(別冊午後 No.1)を別に示す。矢印で示す部位に開口する唾液腺の導管が貫くのはどれか。

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1: 咬筋

2: 頬筋

3: 口輪筋

4: 内側翼突筋

第24回午後:第3問

心臓から口腔へ向かう動脈経路で、体表から脈拍を触れるのはどれか。

1: 顎動脈

2: 内頸動脈

3: 総頸動脈

4: 鎖骨下動脈

第24回午後:第4問

細胞の模式図を示す。矢印で示す細胞内小器官で産生されるのはどれか。

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1: ATP

2: 酸素

3: 脂肪酸

4: グリコーゲン

第24回午後:第5問

Ⅰ型コラーゲンの特徴で正しいのはどれか。

1: 3本鎖らせん構造である。

2: 加熱しても形状が安定している。

3: 生体では希少なタンパク質である。

4: 最も多く含まれるアミノ酸はグルタミン酸である。

第24回午後:第6問

副交感神経の活動が亢進すると起こるのはどれか。

1: 瞳孔散大

2: 発汗増加

3: 心拍数増加

4: 胃酸分泌亢進

第24回午後:第7問

□に入るのはどれか。 腸管で吸収された□はリンパ管に入った後、静脈で血管系に流入して肝臓に運ばれる。

1: 果糖

2: 脂肪酸

3: アミノ酸

4: ブドウ糖

第24回午後:第8問

慢性炎症時に出現し、抗体を産生するのはどれか。

1: 好中球

2: 形質細胞

3: マクロファージ

4: T細胞〈Tリンパ球〉

第24回午後:第9問

□に入る語句の組合せで正しいのはどれか。エナメル質の初期う蝕には□がみられ、さらに進行すると□が起こる。

1: 表層下脱灰/再石灰化

2: 表層下脱灰/実質欠損

3: 生活反応層/再石灰化

4: 生活反応層/実質欠損

第24回午後:第10問

波動を触れる腫瘤の写真(別冊午後 No.2)を別に示す。腫瘤の主体をなす病理組織所見はどれか。

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1: 骨形成

2: 粘液貯留

3: 角化物〈角質物〉

4: メラニン色素沈着

第24回午後:第11問

多剤耐性細菌のグラム染色像の写真(別冊午後 No.3)を別に示す。考えられるのはどれか。

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1: Escherichia coli

2: Mycobacterium tuberculosis

3: Pseudomonas aeruginosa

4: Staphylococcus aureus

第24回午後:第12問

遅延型アレルギーはどれか。

1: 金属アレルギー

2: アレルギー性鼻炎

3: アトピー性皮膚炎

4: ペニシリンショック

第24回午後:第13問

リドカインが阻害するのはどれか。

1: K+チャネル

2: Cl-チャネル

3: Na+チャネル

4: Ca2+チャネル

第24回午後:第14問

低用量アスピリンの使用目的はどれか。

1: 歯痛の緩和

2: 耳鳴りの抑制

3: 皮膚角質の溶解

4: 血栓形成の予防

第24回午後:第15問

交感・副交感神経系の模式図を示す。ノルアドレナリンが作用する部位はどれか。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第24回午後:第16問

ペリクルで正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 有機物を含まない。

2: 形成に数日を要する。

3: 歯面を物理的に保護する。

4: 微生物の歯面への付着を促進する。

第24回午後:第17問

歯肉縁下歯石で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 歯内へ物理的刺激を与える。

2: 有機成分が80%を超えている。

3: 歯垢のpHが低いと形成されやすい。

4: 血漿成分中のカルシウムで形成される。

第24回午後:第18問

歯磨剤の基本成分はどれか。

1: 塩化ナトリウム

2: アルギン酸ナトリウム

3: ポリリン酸ナトリウム

4: アズレンスルホン酸ナトリウム

第24回午後:第19問

体重15kgの3歳の女児。リン酸酸性フッ化ナトリウム溶液〈2%NaF配合〉を使用しフッ化物歯面塗布を行うこととなった。急性中毒発現量は2mgF/体重kgとする。使用可能な溶液の上限量はどれか。

1: 1.5mL

2: 3.3mL

3: 15.0mL

4: 33.0mL

第24回午後:第20問

ある小学校の5年生の学校歯科健康診断の結果を表に示す。DMF歯率(%)はどれか。

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第24回午後:第21問

ある集団の調査結果の一部を表に示す。正しい組合せはどれか。

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1: 被験者IDーーー比率尺度

2: 性別ーーー名義尺度

3: 口腔の健康度ーーー間隔尺度

4: DMF歯数ーーー順序尺度

第24回午後:第22問

重度情周炎に関連する「Red Complex」に含まれるのはどれか。2つ選べ。

1: Aggregatibacter actinomycetemcomitans

2: Prevotella intermedia

3: Tannerella forsythensis〈forsythia〉

4: Treponema denticola

第24回午後:第23問

労働安全衛生法で、特定の有害な業務に従事する労働者に対して、歯科医師が行うことを事業主に義務づけているのはどれか。

1: 臨時健康診断

2: 一般健康診断

3: 特殊健康診断

4: 特定健康診査

第24回午後:第24問

ヘルスプロモーションの取組みで正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 先進医療の導入

2: 健康診査の精度向上

3: 健康づくりグルーブの育成

4: ウォーキングコースの整備

第24回午後:第25問

1年間における食中毒患者の発生割合を示すのはどれか。

1: 受診率

2: 有病率

3: 罹患率

4: 受療率

第24回午後:第26問

定期の予防接種の対象疾病はどれか。2つ選べ。

1: ポリオ

2: 破傷風

3: B型肝炎

4: 流行性耳下腺炎

第24回午後:第27問

保健所の業務はどれか。2つ選べ。

1: 保険医の指導

2: HIV検査の実施

3: 業務上疾病の認定

4: 精神障害者の相談

第24回午後:第28問

学校保健で正しいのは、どれか。2つ選べ。

1: 定期健康診断は毎年6月末までに行う。

2: 感染症の予防のための措置が含まれる。

3: 教科で行う保健学習は保健管理に含まれる。

4: 大学は学校歯科医を配置しなければならない。

第24回午後:第29問

歯科衛生士法に規定されていないのはどれか。

1: 療養上の世話

2: 免許の取消し

3: 秘密保持義務

4: 名称の使用制限

第24回午後:第30問

歯科診療所1施設あたりの職種別従事者の推移を図に示す。矢印が示すのはどれか。

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1: 事務職員

2: 歯科衛生士

3: 歯科技工士

4: 歯科業務補助者

第24回午後:第31問

ビタミンB2の欠乏でみられるのはどれか。

1: 夜盲症

2: 口角炎

3: 壊血病

4: 骨粗鬆症

第24回午後:第32問

日本人の食事摂取基準で正しいのはどれか。

1: 疾患の治擦を目的としている。

2: 6年ごとに改定が行われている。

3: 必要エネルギー推定量を示している。

4: 食育基本法に基づいて作成されている。

第24回午後:第33問

SOAPによる歯科衛生業務記録で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 「S」は対象者の主観的情報を書く。

2: 「O」は歯科衛生介入の計画を書く。

3: 「A」は歯科衛生士の判断を書く。

4: 「P」は対象者の反応を書く。

第24回午後:第34問

人体に影響を及はすエックス線の作用はどれか。

1: 散乱

2: 電離

3: 透過

4: 回折

第24回午後:第35問

刺激時唾液分泌量の検査はどれか。2つ選べ。

1: ガムテスト

2: パッチテスト

3: フードテスト

4: サクソンテスト

第24回午後:第36問

根管治療に使用する器具の断面図と拡大図とを示す。用途はどれか。2つ選べ。

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1: 根管形成

2: 根管充塡

3: 根管貼薬

4: 根管長測定

第24回午後:第37問

38歳の女性。上顎左側第二小臼歯の冷水痛を訴えて来院した。う触の有無を検査することとなった。初診時の口腔内写真(別冊午後 No.4)を別に示す。考えられる検査はどれか。

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1: 透照診

2: 歯髄電気診

3: レーザー蛍光強度測定

4: インピーダンス測定検査

第24回午後:第38問

ブラックの窩洞分類で隣接面を含むのはどれか。2つ選べ。

1: 1級

2: 2級

3: 4級

4: 5級

第24回午後:第39問

オフィスブリーチで起こる可能性が最も高いのはどれか。

1: 酸蝕症

2: 歯髄壊死

3: 歯肉退縮

4: 象牙質知覚過敏症

第24回午後:第40問

19歳の女性。冷水痛を訴えて来院した。下額左側第一大臼歯の実質欠損を認めるが自発痛はない。軟化象牙質を一部残して薬物を貼付し、経過を観察することとした。行った処置はどれか。

1: IPC法

2: 直接覆髄法

3: 間接覆髄法

4: 生活断髄法

第24回午後:第41問

根管の機械的拡大に用いられるのはどれか。

1: EDTA

2: グアヤコール

3: 過酸化水素水

4: 次亜塩素酸ナトリウム溶液

第24回午後:第42問

歯面の付着物のうち、歯ブラシで除去できるのはどれか。2つ選べ。

1: ステイン

2: プラーク

3: ペリクル

4: マテリアアルバ

第24回午後:第43問

48歳の女性。歯の動揺を訴えて来院した。歯周基本治療時の口腔内写真(別冊午後 No.5)を別に示す。矢印に示す処置の目的はどれか。

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1: う蝕の予防

2: 咬合力の分散

3: 歯間部清掃性の向上

4: 象牙質知覚過敏の軽減

第24回午後:第44問

歯肉歯槽粘膜境を確認する方法はどれか。2つ選べ。

1: 歯槽粘膜に浸潤麻酔を行う。

2: ヨードチンキで粘膜を染色する。

3: 歯周プローブで歯槽粘膜を押し上げる。

4: クレーンカプランのピンセットでマーキングする。

第24回午後:第45問

カンペル平面に含まれるのはどれか。

1: 眼窩

2: 鼻翼

3: 耳朶

4: 切歯点

第24回午後:第46問

67歳の男性。前歯に根面板を装着後、左側臼歯を抜歯し、補綴装置を装着した。抜歯前の口腔内写真(別冊午後 No.6A)、装置装着後の口腔内写真(別冊午後 No.6B)および装置の写真(別冊午後 No.6C)を別に示す。この装置の名称はどれか。

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1: 顎義歯

2: 塞栓子

3: スピーチエイド

4: オーパーデンチャー

第24回午後:第47問

上顎全部床義歯の写真(別冊午後 No.7 A、B)を別に示す。部位と名称との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

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1: ①ーーー粘膜面

2: ②ーーー咬合面

3: ③ーーー研磨面

4: ④ーーー床縁

第24回午後:第48問

CAD/CAM装置を用いて製作できるのはどれか。2つ選べ。

1: ピンレッジ

2: 陶材焼付金属冠

3: レジンジャケット冠

4: オールセラミッククラウン

第24回午後:第49問

58歳の男性。舌の異常を訴えて来院した。口腔内写真(別冊午後 No.8)を別に示す。疑われるのはどれか。

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1: 溝状舌

2: 白板症

3: 真菌感染症

4: ハンター舌炎

第24回午後:第50問

52歳の男性。上顎右側第一大臼歯部歯肉の異常を訴えて来院した。2か月前に異常に気づき徐々に大きくなってきたという。口腔内写真(別冊午後 No.9)を別に示す。主訴に対して考えられる検査はどれか。2つ選べ。

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1: 細胞診

2: 歯髄電気診

3: ブロービング

4: エックス線検査

第24回午後:第51問

中枢性顔面神経麻痺で運動可能な部位はどれか。

1: 前額部

2: 頬骨部

3: 下唇部

4: 頸部

第24回午後:第52問

口腔内写真(別冊午後 No.10A、B)を別に示す。考えられる不正咬合はどれか。

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1: 叢生

2: 交叉咬合

3: 切端咬合

4: 正中離開

第24回午後:第53問

矯正装置装着の準備段階の口腔内写真(別冊午後 No.11)を別に示す。矢印で示す材料の装着に用いるのはどれか。

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1: バンドプッシャー

2: バンドリムーバー

3: ヤングプライヤー

4: セパレーティングプライヤー

第24回午後:第54問

器具の写真(別冊午後 No.12)を別に示す。使用目的はどれか。

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1: 結紮線の切断

2: 保定装置の調整

3: ブラケットの撤去

4: アーチワイヤーの着脱

第24回午後:第55問

発育期の分類とその特徴との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 乳児期ーーー歩行開始

2: 幼児期ーーー自我の芽生え

3: 学童期ーーー第一次反抗期

4: 思春期ーーー第二次性徴

第24回午後:第56問

唇顎口蓋裂児にみられる特徴はどれか。2つ選べ。

1: 溝状舌

2: 上顎劣成長

3: 鼻咽腔閉鎖不全

4: 下顎の歯列不正

第24回午後:第57問

小児の粘膜疾患とその原因との組合せで正しいのはどれか。

1: 手足口病ーーー単純ヘルペスウイルス

2: コプリック斑ーーー麻疹ウイルス

3: ベトナーアフターーー先天歯

4: ヘルパンギーナーーー硬いゴム乳首

第24回午後:第58問

4歳の女児。下顎右側第一乳臼歯が保存不可能となり、局所麻酔下で抜歯を行った。抜歯後の注意として適切でないのはどれか。

1: よくうがいをさせる。

2: 2時間は飲食を避ける。

3: 口唇を咬ませないようにさせる。

4: 止血を確認した後帰宅させる。

第24回午後:第59問

75歳の男性。右片麻痺と失語症がみられる。抗血栓薬を服用しているという。既往症として考えられるのはどれか。

1: 骨折

2: 脳梗塞

3: パーキンソン病

4: 慢性関節リウマチ

第24回午後:第60問

77歳の男性。10か月前に脳出血を発症した。摂食・嚥下障害がみられた。患者の口腔内写真(別冊午後 No.13)を示す。障害されている摂食・嚥下の過程はどれか。

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1: 先行期

2: 準備期

3: 咽頭期

4: 食道期

第24回午後:第61問

88歳の女性。歯科訪問診療の依頼を受けた。食後、ブラッシングのため洗面台に向かっている写真(別冊午後 No.14)を別に示す。障害高齢者日常生活自立度の判定基準のランクとして考えられるのはどれか。2つ選べ。

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1: ランクJ

2: ランクA

3: ランクB

4: ランクC

第24回午後:第62問

90歳の男性。無歯顎で全部床義歯を使用している。片麻痺があり、ペースメーカーを装着している。食後、食渣の滞留と舌苔とを認める。口腔ケアに用いられないのはどれか。

1: 舌ブラシ

2: 歯ブラシ

3: 音波ブラシ

4: スポンジブラシ

第24回午後:第63問

歯の付着物・沈着物と構成成分との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 白質ーーー剝離上皮

2: 歯石ーーー唾液タンパク質

3: 獲得被膜ーーー細菌

4: 色素沈着ーーー有機性薄膜

第24回午後:第64問

エックス線写真(別冊午後 No.15)を別に示す。観察できるのはどれか。2つ選べ。

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1: 骨吸収

2: 根管充塡

3: 歯石沈着

4: 歯根嚢胞

第24回午後:第65問

スケーリング時の脳貧血の予防で適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 疼痛管理

2: 水平側臥位

3: 空腹時の処置

4: 処置内容の説明と理解

第24回午後:第66問

歯周病のスクリーニングに用いられる唾液検査はどれか。

1: 潜血反応

2: 唾液緩衝能

3: 細菌の酸産生能

4: グルコースクリアランス

第24回午後:第67問

口腔内写真(別冊午後 No.16)を示す。歯肉歯槽粘膜境はどれか。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第24回午後:第68問

ファーケーションプローブで検査するのはどれか。

1: 歯肉出血

2: 歯根破折

3: 歯周ポケット

4: 根分岐部病変

第24回午後:第69問

スケーリングの術式で、施術部の消毒後の適切な手順はどれか。

1: 歯面研磨 → 口腔内観察 → 歯石除去

2: 口腔内観察 → 歯石除去 → 歯面研磨

3: 口腔内観察 → 歯面研磨 → 歯石除去

4: 歯面研磨 → 歯石除去 → 口腔内観察

第24回午後:第70問

歯の動揺度検査の写真(別冊午後 No.17)を別に示す。正しいのはどれか。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第24回午後:第71問

スケーラーのシャープニングで砥石の名称、材質および潤滑材の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

1: ルビーストーンー天然石ー水

2: セラミックストーンー人工石ー水

3: インディアナストーン一人工石ー水

4: アーカンサスストーンー天然石ーオイル

第24回午後:第72問

プローブの写真(別冊午後 No.18)を別に示す。CPI検査に用いられるのはどれか。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第24回午後:第73問

グレーシータイプキュレット#11/12を操作している写真(別冊午後 No.19)を別に示す。操作で正しいのはどれか。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第24回午後:第74問

歯頸部の外来性色素沈着物を除去するための歯面研磨で正しいのはどれか。

1: ラバーダム防湿を行う。

2: 各種研磨剤を使い分ける。

3: 歯面を乾燥した状態に保つ。

4: 高速回転〈30,000rpm〉で行う。

第24回午後:第75問

う蝕の第一次予防に用いるフッ化物はどれか。

1: フッ化水素酸

2: フルオロアパタイト

3: フッ化ジアンミン銀

4: モノフルオロリン酸ナトリウム

第24回午後:第76問

う蝕活動性試験の結果、唾液中のLactobacilliが多いと判定された。考えられるのはどれか。2つ選べ。

1: う窩がある。

2: 唾液粘稠度が低い。

3: 唾液緩衝能が高い。

4: 間食の摂取回数が多い。

第24回午後:第77問

フッ化物歯面塗布法でないのはどれか。

1: 綿球法

2: トレー法

3: スプレー法

4: イオン導入法

第24回午後:第78問

次の文を読み、〔問題78〕、〔問題79〕に答えよ。 保育園で5歳児を対象にフッ化物洗口〈毎日法〉を実施することになり、園の職員へ説明することとなった。 使用するフッ化物洗口液のフッ素イオン濃度はどれか。

1: 50ppm

2: 250ppm

3: 900ppm

4: 9,000ppm

第24回午後:第79問

次の文を読み、〔問題78〕、〔問題79〕に答えよ。 保育園で5歳児を対象にフッ化物洗口〈毎日法〉を実施することになり、園の職員へ説明することとなった。 職員への説明内容で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 1回の洗口液量は一人当たり30mlずつ用意してください。

2: 10秒間うがいをさせたら吐き出させてください。

3: 洗口後30分間は飲食やうがいを控えてください。

4: 洗口液を1回量誤って飲んだとしても急性中毒の心配はありません。

第24回午後:第80問

プライマリーヘルスケアに該当するのはどれか。2つ選べ。

1: 感染症のコントロール

2: 健康的な公共政策の確立

3: バリアフリー社会の実現

4: 身近な場所への医療施設の設置

第24回午後:第81問

医療面接の際に注意すべきことはどれか。2つ選べ。

1: 同情的態度で接する。

2: 話を最後までよく聴く。

3: 患者の訴えを明確化する。

4: 会話の間があかないようにする。

第24回午後:第82問

45歳の男性。口臭を訴えて来院した。歯科衛生士との会話を下に示す。 歯科衛生士:どんなことが気になって来院されましたか。 患者:口臭があると家族に言われました。自分ではあまり感じないのですが・・・。 歯科衛生士:何か思い当たる原因はありますか。 患者:ここのところ忙しくて、睡眠も十分に取れていません。 歯科衛生士:歯磨きをする時間はありますか。 患者:十分とは言えませんね。 歯科衛生士:朝、口臭があると言われますか。 患者:そうですね。 「開かれた質問」はどれか。2つ選べ。

1: ①どんなことが気になって来院されましたか。

2: ②何か思い当たる原因はありますか。

3: ③歯磨きをする時間はありますか。

4: ④朝、口臭があると言われますか。

第24回午後:第83問

「健康な高齢者の老化による物忘れ」と「認知症の高齢者の物忘れ」との特徴を比較した表を示す。正しいのはどれか。2つ選べ。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第24回午後:第84問

Keyesの輪を図に示す。う蝕のリスクとして、①は唾液緩衝能、②はスクロースが該当する。③はどれか。

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1: 時間

2: 宿主

3: 細菌叢

4: 食餌性基質

第24回午後:第85問

次の文を読み、〔問題 85〕、〔問題86〕に答えよ。 9歳の女児。定期健康診査を希望して来院した。歯科保健指導を行うにあたり、2色性の歯垢染色剤を用いて染め出した。染め出し後の口腔内写真(別冊午後 No.20)を別に示す。 唇面に古いプラークが最も多く観察されるのはどれか。

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1: 上顎左側中切歯

2: 上顎左側側切歯

3: 下顎左側中切歯

4: 下顎左側側切歯

第24回午後:第86問

次の文を読み、〔問題 85〕、〔問題86〕に答えよ。 9歳の女児。定期健康診査を希望して来院した。歯科保健指導を行うにあたり、2色性の歯垢染色剤を用いて染め出した。染め出し後の口腔内写真(別冊午後 No.20)を別に示す。 この女児へ指導する適切な口腔清掃法はどれか。2つ選べ。

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1: バス改良法

2: チャーターズ法

3: スクラビング法

4: 1歯ずつの縦磨き法

第24回午後:第87問

ガスクロマトグラフィー検査で認知閾値を超えて検出されたと考えられるのはどれか。2つ選べ。

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1: 硫化水素

2: アセトン

3: トリメチルアミン

4: メチルメルカプタン

第24回午後:第88問

歯科医師から、口臭改善のための歯科保健指導を指示された。ブラッシング指導に加えて行う指導で適切なのはどれか。2つ選べ。

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1: 頻回の水分摂取を勧める。

2: 間食を摂らないよう指導する。

3: 舌ブラシによる舌清掃を指導する。

4: 専門家による機械的歯面清掃を勧める。

第24回午後:第89問

70歳の女性。肺癌で入院加療中である。意識障害があり、常時口呼吸をしている。本人による口腔清掃は困難な状態であり、1日1回の口腔清掃を受けている。口腔周囲の写真(別冊午後 No.22A、B)を別に示す。歯科衛生士による口腔ケアで適切なのはどれか。2つ選べ。

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1: 本人への声かけは必要ない。

2: 鼻カニューレは外して行う。

3: 口唇部を保湿してから行う。

4: 隣接面部に歯間ブラシを使用する。

第24回午後:第90問

85歳の要介護高齢者。食事中に疲れて食事ペースが落ちてくるという。この高齢者への介助で適切なのはどれか。

1: 一口量を増やす。

2: 間食で必要栄養量を補う。

3: 1回の食事時間を長くする。

4: 少量低カロリーの食事にする。

第24回午後:第91問

地域住民のニーズに基づき保健活動の計画を作成することとなった。最初に設定するのはどれか。

1: 方法

2: 目標

3: 内容

4: 期間

第24回午後:第92問

A幼稚園では「健康な子供を育てるための勉強会」を保護者対象に行っている。歯科保健について30分間の講話を依頼された。内容として適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 口呼吸による弊害

2: 第二大臼歯のう蝕予防

3: ショ糖とう蝕との関係

4: 側方歯群の交換と歯列不正

第24回午後:第93問

ある事業所の男性社員50名を対象として「歯周病と喫煙」をテーマとした40分の健康教室を依頼され、衛生管理者とともに行うこととなった。健康教室の実施方法で適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 個別相談を組み入れる。

2: 自由に発言できる雰囲気をつくる。

3: 衛生管理者との事前打ち合わせを行う。

4: 都道府県別喫煙率の数値を読み上げて説明する。

第24回午後:第94問

車椅子を使用している要介護高齢者への対応で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 移乗する前にブレーキをかける。

2: 移乗する時はフットレストをおろしておく。

3: 立位が可能な場合は自分で移乗してもらう。

4: 移乗後は浅く座ってもらう。

第24回午後:第95問

消毒薬の適応を表に示す。ポビドンヨードはどれか。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第24回午後:第96問

寒天印象材について正しいのはどれか。

1: 天然モノマーである。

2: 人工ポリマーである。

3: 加熱によりゾル化する。

4: 振動によりゲル化する。

第24回午後:第97問

歯髄鎮静の目的で用いる仮封材はどれか。

1: 水硬性仮封材

2: カルボキシレートセメント

3: 仮封用軟質レジン〈常温重合型〉

4: 酸化亜鉛ユージノールセメント

第24回午後:第98問

リーマー・ファイルのサイズとカラーコードとの組合せで正しいのはどれか。

1: 15番ーーー黄

2: 30番ーーー緑

3: 55番ーーー赤

4: 70番ーーー黒

第24回午後:第99問

器具の写真(別冊午後 No.23) を別に示す。側方加圧充塡時に挿入しガッタパーチャポイントの圧接に使用するのはどれか。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第24回午後:第100問

器具の写真(別冊午後 No.24)を別に示す。フラップ手術で粘膜骨膜弁形成後に使用するのはどれか。2つ選べ。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第24回午後:第101問

シリンジの写真(別冊午後 No.25)を別に示す。シリコーン印象材を用いて印象採得を行う時に使用するのはどれか。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第24回午後:第102問

完成した補綴装置の写真(別冊午後 No.26)を別に示す。試適時に準備する器材はどれか。2つ選べ。

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1: 咬合紙

2: 平行測定器

3: シェードガイド

4: コンタクトゲージ

第24回午後:第103問

永久止血法はどれか。2つ選べ。

1: 結紮法

2: 焼灼法

3: タンポン法

4: 圧迫包帯法

第24回午後:第104問

器具の写真(別冊午後 No.27)を別に示す。矯正用バンドの装着に使用しないのはどれか。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第24回午後:第105問

フッ化ジアンミン銀の特徴はどれか。2つ選べ。

1: 無味無臭である。

2: 塗布面は黒変する。

3: 劇薬に指定されている。

4: 38%のフッ素イオンを含む。

第24回午後:第106問

81歳の女性。感音性難聴である。話しかける際の配慮で適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 耳元で大きな声で話す。

2: 静かな場所で説明する。

3: 声のトーンを抑えて話す。

4: マスクをつけたままで話す。

第24回午後:第107問

パーキンソン病で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 可逆性疾患である。

2: 神経変性疾患である。

3: 脳内のドーパミン過剰がみられる。

4: 安静時の振戦がみられることが多い。

第24回午後:第108問

障害の種類とコミュニケーションの方法との組合せで適切なのはどれか。

1: 言語障害ーーー点字

2: 視覚障害ーーー模型

3: 精神遅滞ーーージェスチャー

4: 自閉性障害ーーー文字盤

第24回午後:第109問

検査装置の写真(別冊午後 No.28)を別に示す。この装置で測定するのはどれか。2つ選べ。

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1: 血糖値

2: 脈拍数

3: 拡張期血圧

4: 経皮的動脈血酸素飽和度

第24回午後:第110問

Japan Coma Scale〈3-3-9度方式〉で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 心疾患の重症度分類である。

2: 9段階で判定する。

3: 刺激に対する反応を観察する。

4: 数値が小さいほど状態は重い。