歯・口腔の健康と予防に関わる人間と社会の仕組みの過去問

第31回午後:第16問

Leavell&Clarkの疾病の自然史に応じた5つの予防手段と3つの予防段階の概念図を示す。 ③で実施するのはどれか。1つ選べ。

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1: 歯周外科処置

2: 歯周病の検診

3: 小窩溝塡塞

4: 代用甘味料の使用

第31回午後:第17問

歯磨剤に配合される薬用成分で化学的清掃の効果を目的とするのはどれか。1つ選べ。

1: 塩化ナトリウム

2: 乳酸アルミニウム

3: 酢酸トコフェロール

4: 塩化セチルピリジニウム

第31回午後:第18問

口臭を主訴とする患者に複数日にわたって口臭検査を実施したが、他覚口臭は認められなかった。 考えられるのはどれか。2つ選べ。

1: 仮性口臭

2: 病的口臭

3: 口臭恐怖症

4: 生理的口臭

第31回午後:第19問

ある高等学校の学校歯科健康診断で、被診査者、未処置歯、喪失歯、処置歯のそれぞれの総数の記録が存在する。 算出できるのはどれか。1つ選べ。

1: DF者率

2: DMF者率

3: DMF歯率

4: DMFT指数

第31回午後:第21問

令和元年国民健康・栄養調査における生活習慣調査票「歯・口腔の健康に関する状況」の年齢階級別結果を図に示す。 ①はどれか。1つ選べ。

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1: 何でもかんで食べることができる。

2: お茶や汁物などでむせることがある。

3: 左右両方の奥歯でしっかりかみしめられない。

4: 半年前に比べて固いものがたべにくくなった。

第31回午後:第22問

災害発生後に実施する歯科保健活動の目的はどれか。2つ選べ。

1: 災害関連死の抑制

2: 被災者のQOL向上

3: DMATの活動の開始

4: トリアージタッグの判定

第31回午後:第23問

妊娠期から生後4週までの期間を図に示す。 周産期死亡に該当する期間はどれか。1つ選べ。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第31回午後:第24問

有機水銀が原因物質であったのはどれか。1つ選べ。

1: 中皮腫

2: 水俣病

3: 四日市喘息

4: イタイイタイ病

第31回午後:第26問

次の文を読み、〔問題 25〕、〔問題 26〕に答えよ。 「糖質①」を含む食品および「糖質①」をすべて「糖質②」あるいは「糖質③」に置換した食品を24か月間接種させた各群の一人平均増加DMF歯面数の結果を図に示す。 糖質①と比較して糖質③で低いのはどれか。2つ選べ。

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1: 緩衝能

2: 酸産生能

3: 再石灰化能

4: プラーク形成能

第31回午後:第28問

母子保健法に基づいて実施するのはどれか。2つ選べ。

1: 養育医療の給付

2: 児童虐待への対策

3: 自立支援医療の給付

4: 母子健康手帳の交付

第31回午後:第29問

産業廃棄物の処理の流れを図に示す。 ①を作成し交付するのはどれか。1つ選べ。

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1: 市町村

2: 都道府県

3: 処分業者

4: 排出事業者

第31回午後:第30問

介護保険法に基づき高齢者の権利擁護業務を行うのはどれか。1つ選べ。

1: 保健所

2: 介護老人保健施設

3: 市町村保健センター

4: 地域包括支援センター

第31回午前:第16問

安静時に比べて、刺激時に濃度が高くなる唾液成分はどれか。2つ選べ。

1: カリウム

2: アミラーゼ

3: ナトリウム

4: 分泌型IgA

第31回午前:第18問

検査当日に結果を提示できるのはどれか。2つ選べ。

1: RDテスト

2: Dentocult LB

3: Dentocult SM

4: Dentobuff Strip

第31回午前:第19問

歯周炎の発症モデルを図に示す。 ①に該当するのはどれか。2つ選べ。

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1: 喫煙

2: 内毒素

3: 口腔清掃

4: エナメル突起

第31回午前:第20問

口腔がんのリスクファクターはどれか。2つ選べ。

1: 飲酒

2: 喫煙

3: 歯周病

4: ブラキシズム

第31回午前:第22問

地域歯科保健における市町村の役割はどれか。2つ選べ。

1: 母子への歯科保健事業

2: 歯科保健に関する計画の策定

3: 歯科保健対策に関わる人材の養成

4: 難病患者に対する専門的歯科保健対策

第31回午前:第23問

災害時の保健活動フェーズの一例を表に示す。 フェーズ4での活動はどれか。1つ選べ。

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1: 傷病者教護

2: 災害拠点の設置

3: 生命・安全の確保

4: 健康な生活活動への支援

第31回午前:第25問

歯科診療所の必要換気量算出に用いるのはどれか。1つ選べ

1: 一酸化炭素

2: 二酸化硫黄

3: 二酸化炭素

4: 浮遊粒子状物質

第31回午前:第26問

前向きコホート研究と比較した患者対照研究の特徴はどれか。1つ選べ。

1: 信頼性が高い。

2: 労力が大きい。

3: 研究期間が長い。

4: 稀な疾患に適している。