口腔の付着物・沈者物で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 歯石の主成分はリン酸カルシウムである。
2: 色素沈着は外来性と歯質内に着色するものがある。
3: 歯垢は細菌と食物残渣からなる層状の構造物である。
4: ペリクルは口腔粘膜に形成される透明な薄膜である。
口腔内の付着物・沈着物と構成物の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 舌苔-ーー剥離上皮
2: プラーク-ーー口腔内細菌
3: ペリクル-ーー口腔内細菌の生産物
4: ステイン-ーー唾液由来の糖タンパク質
歯肉縁下歯石で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 歯内へ物理的刺激を与える。
2: 有機成分が80%を超えている。
3: 歯垢のpHが低いと形成されやすい。
4: 血漿成分中のカルシウムで形成される。
歯の付着物で生体防御作用をもつのはどれか。1つ選べ。
1: 歯石
2: ステイン
3: プラーク
4: ペリクル
ペリクルで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 有機物を含まない。
2: 形成に数日を要する。
3: 歯面を物理的に保護する。
4: 微生物の歯面への付着を促進する。
歯科予防処置の内容で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 根面う蝕のある患者へのフッ化物洗口
2: 歯面に白濁のある患者へのフッ化物歯面塗布
3: 骨縁上ポケットのある患者への歯肉縁下歯石の除去
4: 健康な遊離歯肉溝のある患者への歯肉縁上歯石の除去
歯磨剤の成分と効果との組合せで正しいのはどれか。
1: フッ化第一スズーーー歯周疾患の予防
2: 乳酸アルミニウムーーー歯石沈着の防止
3: ポリリン酸ナトリウムーーー知覚過敏の抑制
4: ポリエチレングリコールーーータバコの色素沈着物の除去
合着あるいは接着剤の種類と性質との組合せで正しいのはどれか。 2つ選べ。
1: リン酸亜鉛セメントーーー反応熱が小さい。
2: 接着性レジンセメントーーー唾液溶解性が少ない。
3: カルボキシレートセメントーーー天然歯色である。
4: グラスアイオノマーセメントーーー感水性がある。
オフィスプリーチ法の術式と使用するものとの組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 術前の歯面清掃ーーーフッ化物配合ペースト
2: 歯肉の保護ーーープロテクトレジン
3: 漂白剤の混和ーーー55%過酸化水素水
4: 漂白剤の活性化ーーー光照射器
口腔細菌の歯面への初期定着の状況を模式図に示す。①の主成分はどれか。1つ選べ。
1: 脂質
2: 無機塩
3: リポ多糖
4: 糖タンパク質
歯磨剤の成分と配合成分の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 研磨剤ーーーリン酸水素カルシウム
2: 湿潤剤ーーーパラオキシ安息香酸メチル
3: 粘結剤ーーーアルギン酸ナトリウム
4: 発泡剤ーーーソルビトール
歯面の付着物のうち、歯ブラシで除去できるのはどれか。2つ選べ。
1: ステイン
2: プラーク
3: ペリクル
4: マテリアアルバ
唾液成分で歯質保護作用を持つのはどれか。
1: アミラーゼ
2: チオシアン塩
3: 糖タンパク質
4: ペルオキシダーゼ
歯磨剤の成分で、固体成分と液体成分が分離しないように配合されているのはどれか。1つ選べ。
1: 研磨剤
2: 粘結剤
3: 発泡剤
4: 保存料
歯科用セメントの粉末と液の主成分を表に示す。このセメントの特徴はどれか。2つ選べ。
1: 重合収縮がある。
2: フッ素徐放性を形成する。
3: 樹脂含浸層を形成する。
4: 硬化時の感水で白濁する。
う蝕の発病原因と予防処置の組合せで正しいのはどれか。
1: 細菌叢ーーーPTC
2: 歯冠形態ーーーフッ化物歯面塗布
3: 歯質結晶性ーーー小窩裂溝填塞
4: 発酵性糖質ーーーフッ化物配合歯磨剤
歯髄保護の処置と薬剤・セメントとの組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 裏層ーーーリン酸亜鉛セメント
2: 間接覆髄ーーーHY剤配合カルボキシレートセメント
3: 直接覆髄ーーー酸化亜鉛ユージノールセメント
4: 歯髄鎮痛消炎法ーーー水酸化カルシウム製剤
歯と歯周組織の両者に属するのはどれか。
1: 歯髄
2: 象牙質
3: 歯根膜
4: セメント質
レジン系小窩裂溝塡塞の実施で適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 咬合調整は重合前に行う。
2: 酸処理後は白濁を確認する。
3: 重合後はフッ化物を塗布する。
4: 酸処理前にフッ化物配合研磨剤による歯面清掃を行う。
ある歯磨剤に表示されている成分表の一部を示す。この歯磨剤が表示できる効能はどれか。2つ選べ。
1: 歯がしみるのを防ぐ
2: 歯肉からの出血を防ぐ
3: 歯垢の沈着の予防および除去
4: むし歯の発生および進行の予防