口臭症分類で高頻度にみられるのはどれか。2つ選べ。
1: 生理的口臭
2: 口臭恐怖症
3: 全身由来の病的口臭
4: 口腔由来の病的口臭
口臭の国際分類で病的口臭の原因に該当するのはどれか。2つ選べ。
1: 喫煙
2: 狭心症
3: 糖尿病
4: 副鼻腔炎
口臭の原因を明らかにするために、口臭測定に加えて測定するのはどれか。2つ選べ。
1: 唾液分泌量
2: 唾液緩衝能
3: プラーク中のpH
4: プロービングデプス
加齢に伴う唾液減少が原因で生じるのはどれか。2つ選べ。
1: 口臭
2: 咬耗
3: 顎関節症
4: 味覚障害
45歳の女性。口臭を主訴として来院した。1日2~3回歯ブラシとフロスで口腔清掃を行っており、PCRは4.5%である。官能検査で認知閾値を超える口臭はなかった。 初回の歯科保健指導で適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 口臭の原因について説明する。
2: フッ化物配合歯磨剤の使用を勧める。
3: 現在のプラークコントロール状態を維持させる。
4: 口臭はないので通院の必要がないことを説明する。
口臭の官能試験で「かろうじて悪臭と認識できる」のはどれか。1つ選べ。
1: スコア 0
2: スコア 1
3: スコア 2
4: スコア 3
45歳の男性。口臭を訴えて来院した。歯科衛生士との会話を下に示す。 歯科衛生士:どんなことが気になって来院されましたか。 患者:口臭があると家族に言われました。自分ではあまり感じないのですが・・・。 歯科衛生士:何か思い当たる原因はありますか。 患者:ここのところ忙しくて、睡眠も十分に取れていません。 歯科衛生士:歯磨きをする時間はありますか。 患者:十分とは言えませんね。 歯科衛生士:朝、口臭があると言われますか。 患者:そうですね。 「開かれた質問」はどれか。2つ選べ。
1: ①どんなことが気になって来院されましたか。
2: ②何か思い当たる原因はありますか。
3: ③歯磨きをする時間はありますか。
4: ④朝、口臭があると言われますか。
舌清掃で抑制効果が期待されるのはどれか。2つ選べ。
1: う蝕
2: 口臭
3: 歯周病
4: 誤嚥性肺炎
85歳の女性。口臭を主訴として同居の家族に付き添われて来院した。2年前から認知症を発症しているという。来院時の家族との医療面接の結果を表に示す。 家族に対する指導内容で適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 洗口剤の使用
2: 軟食への変更
3: 仕上げ磨きの実施
4: 歯間ブラシの使用
32歳の男性。知的能力障害があって障害者の施設に通所している。歯科健診で歯肉の腫脹と口臭を指摘され、施設職員と一緒に来院した。初診時の口腔内写真(別冊午後No.25)を別に示す。服用を疑う薬はどれか。1つ選べ。
1: アスピリン
2: メチシリン
3: フェニトイン
4: ワルファリンカリウム
口臭の原因となる揮発性硫化物はどれか。2つ選べ。
1: アセトン
2: アセトアルデヒド
3: メチルメルカブタン
4: ジメチルサルファイド
80歳の女性。口臭が気になると家族から相談があり歯科訪問診療を行った。3年前、食事中に突然箸を持てなくなり、急性期病院に入院した後、介護保険施設に入所した。現在は要介護4でほぼ寝たきり状態だという。この症状の原因となった疾患はどれか。1つ選べ。
1: 認知症
2: 脳梗塞
3: 関節リウマチ
4: パーキンソン病(Parkinson )