ムスカリン性アセチルコリン受容体に対する薬物Aの作用を模式図に示す。薬物Aはどれか。1つ選べ。
1: ニコチン
2: モルヒネ塩酸塩水和物
3: アトロピン硫酸塩水和物
4: プロプラノロール塩酸塩
薬物を薬理作用により分類した図を示す。斜線部に該当するのはどれか。1つ選べ。
1: リドカイン塩酸塩
2: アンピシリン水和物
3: ベンザルコニウム塩化物
4: ロキソプロフェンナトリウム水和物
65歳の男性。舌縁に発生した腫瘤を主訴として来院した。1か月前から気付いていたが、痛みがないため放置していたという。圧迫により退色を認める。口腔内写真(別冊午前 No.3)を別に示す。矢印で示す病変の主体と考えられるのはどれか。1つ選べ。
1: 多数の血管
2: 増生した線維
3: 菲薄化した上皮
4: メラニン色素の沈着
Candida albicansを模式図に示す。矢印で示すのはどれか。1つ選べ。
1: 莢膜
2: 仮性菌糸
3: 厚膜胞子
4: 分芽胞子
A型インフルエンザウイルスを模式図に示す。矢印で示すのはどれか。1つ選べ。
1: gp41
2: HBs抗原
3: カプシド
4: ノイラミニダーゼ〈NA〉
経口投与した薬物のバイオアベイラビリティ〈生物学的利用能〉に影響するのはどれか。1つ選べ。
1: 治療係数
2: 血液脳関門
3: 最小有効量
4: 初回通過効果
出血から止血までの流れを図に示す。①で示す段階を抑制するのはどれか。1つ選べ。
1: アスピリン
2: アドレナリン
3: トロンビン製剤
4: ワルファリンカリウム
慢性刺激に対する線毛上皮組織の変化を模式図に示す。この変化はどれか。1つ選べ。
1: 化生
2: 再生
3: 過形成
4: 器質化
含歯性嚢胞の特徴はどれか。1つ選べ。
1: 発育性嚢胞である。
2: 顎骨嚢胞のなかで最も頻度が高い。
3: 嚢胞腔内に多量の角化物を認める。
4: 裏装上皮はマラッセの上皮遺残に由来する。
予防接種法におけるワクチン接種対象疾病に含まれないのはどれか。1つ選べ。
1: AIDS
2: 風しん
3: B型肝炎
4: インフルエンザ
LPS〈リポ多糖〉の特徴はどれか。1つ選べ。
1: グラム陽性菌に存在する。
2: Toll様受容体に結合する。
3: ホルマリンで無毒化される。
4: オートクレーブで不活化する。
医薬品表示の図(別冊午前No.3)を別に示す。法令で定められている保管条件はどれか。1つ選べ。
1: 遮光
2: 施錠
3: 防湿
4: 冷蔵
薬物AとBの単独投与、およびAとBを併用したときの薬理作用の強さを模式図に示す。薬物の併用による作用はどれか。1つ選べ。
1: 拮抗作用
2: 刺激作用
3: 相加作用
4: 相乗作用
歯原性腫瘍の分類を表に示す。①に当てはまるのはどれか。1つ選べ。
1: 歯牙腫
2: 歯原性線維腫
3: エナメル上皮腫
4: セメント芽細胞腫
口腔粘膜の再発性アフタ性潰瘍形成を特徴とする病変はどれか。1つ選べ。
1: 麻疹
2: 口腔扁平苔癬
3: 口腔カンジダ症
4: Behcet病〈ベーチェット病〉
C型肝炎で正しいのはどれか。1つ選べ。
1: 血液を介して感染する。
2: DNAウイルスが病原体である。
3: 予防にはワクチン接種が有効である。
4: わが国のキャリアは約2万人と推定される。