疾病の成り立ち及び回復過程の促進の過去問

第27回午前:第10問

【 】に入るのはどれか。 免疫原性を持たないガラス片が生体内に入り込むと、それを肉芽組織が取り囲み、さらに線維化して周囲組織から隔雑する。 この機転を【 】という。

1: 石灰化

2: 被包化

3: 血栓形成

4: 補体活性化

第27回午前:第11問

ある微生物のグラム染色像(別冊午前No.4)を別に示す。 この微生物が原因と考えられるのはどれか。

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1: 結核

2: 梅毒

3: 赤痢

4: 食中毒

第27回午前:第12問

あるウイルスの構造を図に示す。 このウイルスの感染経路はどれか。

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1: 空気

2: 血液

3: 経口

4: 飛沫

第27回午前:第13問

運動性を有するのはどれか。

1: Tannerella forsythia

2: Treponema denticola

3: Fusobacterium nucleatum

4: Porphyomonas gingivalis

第27回午前:第14問

小児の薬用量を求めるAugsbergerの式を示す。 {(小児の 【 】) ×4+20}/100×成人量 【 】に入るのはどれか。

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1: 体重

2: 身長

3: 年齢

4: 胸囲

第27回午前:第15問

毒薬の表示(別冊午前No.5)を別に示す。 正しいのはどれか。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第27回午後:第9問

アブフラクションについて正しいのはどれか。

1: 咬合面に生じる。

2: 過度の咬合圧によって生じる。

3: エナメル質に限局して生じる。

4: 酸の曝露による職業性歯科疾患である。

第27回午後:第10問

口腔領域と同じ組織系の悪性腫瘍が発生するのはどれか。

1: 食道

2: 胃

3: 小腸

4: 大腸

第27回午後:第11問

免疫グロブリンの構造を図に示す。 該当するのはどれか。

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1: 血清中に最も多く存在する。

2: 抗原結合部位は2か所である。

3: 粘膜の感染防御に重要である。

4: アナフィラキシー反応を引き起こす。

第27回午後:第12問

鉄結合能を有する唾液中の抗菌物質はどれか。

1: ヒスタチン

2: リゾチーム

3: ディフェンシン

4: ラクトフェリン

第27回午後:第13問

局所麻酔薬にアドレナリンを添加する目的はどれか。

1: 感染の防止

2: 効果の持続

3: 炎症の抑制

4: 不安の除去

第27回午後:第14問

血中薬物濃度一時間曲線を図に示す。血中薬物濃度が1.0と0.5に対するそれぞれの時間をxとyとする。 生物学的半減期はどれか。

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1: (y-x)/2

2: (x-y)/2

3: y-x

4: x-y

第27回午後:第15問

アラキドン酸カスケードを図に示す。 ①の反応を抑制するのはどれか。

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1: 解熱性鎮痛薬

2: ステロイド性抗炎症薬

3: 酸性非ステロイド性抗炎症薬

4: 塩基性非ステロイド性抗炎症薬

第26回午前:第9問

エイズの発症機序に関与するのはどれか。

1: 自己抗体の産生

2: IgE抗体の産生

3: 補体依存性細胞障害

4: ヘルパーT細胞の減少

第26回午前:第10問

歯根肉芽腫のエックス線写真(別冊午前No.2)を別に示す。 矢印が示すエックス線透過部で増殖する上皮の由来はどれか。

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1: 歯肉外縁上皮

2: 付着上皮

3: 退縮エナメル上皮

4: Malassezの上皮遺残

第26回午前:第11問

中枢リンパ組織、一次リンパ組織はどれか。

1: 脾臓

2: 胸腺

3: 扁桃腺

4: リンパ節

第26回午前:第12問

歯肉縁上プラークの形成過程における最近の構成比の経日変化を図に示す。縦軸は対数目盛で表示する。 矢印が示すのはどれか。

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1: Neisseria 属

2: Actinomyces 属

3: streptococcus 属

4: Fusobacterium 属

第26回午前:第13問

う蝕発症に関わる糖の構造を図に示す。 この糖はどれか。

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1: グルカン

2: グルコース

3: スクロース

4: フルクトース

第26回午前:第14問

有害作用の発現率が最も高い投与法はどれか。

1: 舌下投与

2: 経口投与

3: 筋肉内投与

4: 静脈内投与

第26回午前:第15問

口腔カンジダ症の治療に用いられる抗菌薬はどれか。

1: セフェム系

2: ペニシリン系

3: イミダゾール系

4: テトラサイクリン系