臨床歯科医学の過去問

第28回午前:第62問

染色体の模式図を示す。 ダウン症候群で21番染色体異常はどれか。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第28回午後:第36問

3歳児の口腔模型の観察で確認できるのはどれか。2つ選べ。

1: 霊長空隙

2: 歯冠歯根比

3: ターミナルプレーン

4: リーウェイスペース

第28回午後:第44問

46歳の男性。下顎左側臼歯部のブラッシング時の出血を主訴として来院した。歯周基本治療後に下顎左側臼歯部にGTR法を行うことになった。手術時に使用した器具の写真(別冊午後No.8)を別に示す。この器具の使用目的はどれか。

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1: 歯肉弁の剥離

2: 遮蔽膜の把持

3: 不良肉芽の除去

4: ポケット底の印記

第28回午後:第45問

アルジネート印象材の特性はどれか。2つ選べ。

1: 空気中で離水が生じる。

2: 水中保管により寸法安定性が向上する。

3: 水温を高くすると硬化速度は遅延する。

4: 親水性ハイドロコロイド系印象材である。

第28回午後:第52問

11歳の女児。上顎前歯部の歯並びの異常を主訴として来院した。永久歯の交換期から気になっていたという。初診時の口腔内写真(別冊午後No.14)を別に示す。上顎側切歯の異常はどれか。

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1: 矮小歯

2: 移転歯

3: 埋伏歯

4: 斑状歯

第28回午後:第54問

適正な矯正力による歯の移動を模式図に示す。 矢印で示す歯の移動で骨吸収が生じるのはどれか。2つ選べ。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第28回午後:第55問

矯正装置を装着した模式図(別冊午後No.15)を別に示す。矢印で示す固定の種類はどれか。

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1: 垂直ゴム

2: 交叉ゴム

3: Ⅱ級ゴム

4: Ⅲ級ゴム

第28回午後:第56問

Scammonの発育曲線を図に示す。視覚器の発育パターンを示すのはどれか。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第28回午後:第59問

高齢者に発症しやすい口腔粘膜疾患はどれか。

1: 口腔白板症

2: ヘルパンギーナ

3: 多形滲出性紅斑

4: リガ・フェーデ病

第28回午後:第61問

15歳の男子。う蝕治療を希望して来院した。デュシェンヌ型筋ジストロフィーで歩行困難である。この病型の遺伝形式はどれか。

1: X連鎖潜性(劣性)遺伝

2: X連鎖顕性(優性)遺伝

3: 常染色体潜性(劣性)遺伝

4: 常染色体顕性(優性)遺伝

第27回午前:第36問

下顎運動の記録を目的とするのはどれか。

1: サベイング

2: フェイスボウ

3: パラトグラム

4: ゴシックアーチ

第27回午前:第37問

化膿性炎症のスクリーニング検査はどれか。2つ選べ。

1: 白血球数

2: C反応性タンバク

3: ヘモグロビン濃度

4: 尿中クレアチニン

第27回午前:第42問

根面う触の特徴はどれか。2つ選べ。

1: 環状に拡大する。

2: 歯肉退縮を伴う。

3: 穿通性に進行する。

4: う蝕円錐を形成する。

第27回午前:第43問

42歳の女性。上額前歯部歯肉の不快感を主訴として来院した。数年前から前歯部に排膿と出血が認めら、咬合時に動揺するという。プロービング深さは5〜8mmであり、慢性歯周炎と診断された。全身的には特記すべき事項はない。初診時の口腔内写真(別冊午前No.10A)とエックス線写真(別冊午前No10B)を別に示す。 リスクファクターとして考えられるのはどれか。2つ選べ。

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1: 歯石

2: 小帯異常

3: 外傷性咬合

4: 歯の形態異常

第27回午前:第44問

48歳の女性。歯肉の腫脹、発赤および歯の離開を主訴として来院した。数年前より自覚していたが放置していたという。口唇の乾燥を認める。プロービング深さは全額的に4〜5mmであり、動揺は認めない。初診時の口腔内写真(別冊午前No.11)を別に示す。 考えられる対応はどれか。

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1: 暫間固定

2: 矯正治療

3: ナイトガード装者

4: オーラルスクリーン装着

第27回午前:第45問

支台歯が生活歯である場合、ブリッジを仮着するのに用いるのはどれか。

1: リン酸亜鉛セメント

2: 接着性レジンセメント

3: グラスアイオノマーセメント

4: 酸化亜鉛ユージノールセメント

第27回午前:第47問

次の文を読み、〔問題 47)、[問題 48)に答えよ。 80歳の男性。上顎左側犬歯相当部の顎堤粘膜の疼痛を主訴として来院した。7年前に上下顎全部床義歯を製作し、2年前から徐々に粘膜部が増殖してきたが、疼痛を認めなかったため、義歯は使用し続けていたという。最近になり、食事時に疼痛を認めるようになったという。義歯性線維症と診断された。初診時の口腔内写真(別冊午前No.12)を別に示す。 丸印で示した患部の原因として考えられるのはどれか。

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1: 骨鋭緑

2: 床用材料

3: 義歯床縁の不良

4: 人工歯排列の不良

第27回午前:第48問

次の文を読み、〔問題 47)、[問題 48)に答えよ。 80歳の男性。上顎左側犬歯相当部の顎堤粘膜の疼痛を主訴として来院した。7年前に上下顎全部床義歯を製作し、2年前から徐々に粘膜部が増殖してきたが、疼痛を認めなかったため、義歯は使用し続けていたという。最近になり、食事時に疼痛を認めるようになったという。義歯性線維症と診断された。初診時の口腔内写真(別冊午前No.12)を別に示す。 新義歯製作にあたり、前処置として考えられるのはどれか。

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1: 粘膜調整

2: 歯槽骨整形術

3: 唾液腺マッサージ

4: プラークコントロール

第27回午前:第49問

口唇・口蓋裂の治療法と治療時期の組合せで正しいのはどれか。 2つ選べ。

1: 口唇形成術ーーー生後3〜4か月頃

2: 口蓋形成術ーーー生後1歳6か月頃

3: 顎裂部骨移植術ーーー生後1~2歲頃

4: スピーチエイドーーー出生直後

第27回午前:第54問

9歳の女児。学校歯科健康診断で前歯の咬み合わせの異常を指摘されて来院した。初診時の口腔内写真(別冊午前No.16)を別に示す。 放置したときに下顎中切歯に予想されるのはどれか。2つ選べ。

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1: 挺出

2: 動揺

3: 舌側傾斜

4: 歯肉退縮