歯科医師から、口臭改善のための歯科保健指導を指示された。ブラッシング指導に加えて行う指導で適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 頻回の水分摂取を勧める。
2: 間食を摂らないよう指導する。
3: 舌ブラシによる舌清掃を指導する。
4: 専門家による機械的歯面清掃を勧める。
加齢に伴う唾液減少が原因で生じるのはどれか。2つ選べ。
1: 口臭
2: 咬耗
3: 顎関節症
4: 味覚障害
21トリソミーに伴う口腔症状はどれか。2つ選べ。
1: 大舌
2: 長頭
3: 狭口蓋
4: 小下顎
口臭の国際分類で病的口臭の原因に該当するのはどれか。2つ選べ。
1: 喫煙
2: 狭心症
3: 糖尿病
4: 副鼻腔炎
副作用として口腔乾燥を認める服用薬剤はどれか。2つ選べ。
1: 抗精神薬
2: 抗ヒスタミン薬
3: コリンエステラーゼ阻害薬
4: テトラサイクリン系抗菌薬
周術期の口腔機能管理により期待されるのはどれか。2つ選べ。
1: がん性疼痛の予防
2: 術後誤嚥性肺炎の予防
3: 放射線治療中の口内炎の改善
4: 化学療法中の骨髄抑制の改善
口臭を主訴とする患者に複数日にわたって口臭検査を実施したが、他覚口臭は認められなかった。 考えられるのはどれか。2つ選べ。
1: 仮性口臭
2: 病的口臭
3: 口臭恐怖症
4: 生理的口臭
55歳の男性。舌癌のため、全身麻酔下で舌部分切除術を受けることになった。化学療法と放射線療法の予定はない。歯科医師から専門的口腔衛生処置を行うよう指示を受けた。 これにより予防できるのはどれか。2つ選べ。
1: 口腔乾燥
2: 誤嚥性肺炎
3: 手術創感染
4: 唾液分泌障害
67歳の男性。入院中の口腔衛生管理を行うことになった。食道癌の診断で2週間前より放射線治療と化学療法を行っており、4日後に手術が行われるという。口腔内の評価では、う蝕や歯周病は無かったが口が渇くと訴えていた。評価時の舌の写真(別冊午後No.17)を別に示す。 歯科衛生士が行う口腔衛生管理によって期待される効果はどれか。2つ選べ。
1: 入院期間の短縮
2: 原発病巣の縮小
3: 創部感染の予防
4: 安静時唾液の増加
37歳の男性。口臭を主訴として来院した。歯科医師より歯科保健指導を行うよう指示を受けた。歯科衛生士業務記録の一部を以下に示す。 ・歯磨きは、朝晩2回している。 ・歯巻きの方法は、習ったことがない。 ・舌清掃は行ったことがない。 ・ブラーク付着PlI1.5 ・口蓋側歯肉にテンションリッジがみられた。 ・6年前に禁煙した。 ・BMI30 ・官能試験2 質問で適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 熱いものをよく食べますか。
2: どのような時に口臭が気になりますか。
3: いびきをかくと家族から指摘されますか。
4: 仕事中にくいしばりをしていることがありますか。
口腔機能管理はどれか。2つ選べ。
1: 嚥下体操
2: スケーリング
3: 舌ストレッチ
4: ブラッシング
高値でう蝕リスクが高いのはどれか。2つ選べ。
1: 唾液緩衝能
2: フッ化物応用の頻度
3: 口腔細菌の酸産生能
4: Mutans Streptococciの菌数レベル
歯周病に関与する環境因子はどれか。2つ選べ。
1: 禁煙
2: 遺伝
3: 細菌
4: 口腔清掃習慣
喫煙と関連するのはどれか。2つ選べ。
1: 白板症
2: 粘波囊胞
3: 口唇ヘルペス
4: メラニン色素沈着症
嚥下機能の賦活を目的とするのはどれか。2つ選べ。
1: 舌負荷訓練
2: 喉頭挙上訓練
3: 義歯床のリライニング
4: ティッシュコンディショニング
オーラルジスキネジアで正しいのはどれか。
1: 鼻唇溝の消失
2: 舌・上唇の強直
3: 常動性の不随意運動
4: 抗ウイルス薬の副作用