口臭の国際分類で病的口臭の原因に該当するのはどれか。2つ選べ。
1: 喫煙
2: 狭心症
3: 糖尿病
4: 副鼻腔炎
口臭の原因を明らかにするために、口臭測定に加えて測定するのはどれか。2つ選べ。
1: 唾液分泌量
2: 唾液緩衝能
3: プラーク中のpH
4: プロービングデプス
学齢期における咀嚼の効果はどれか。2つ選べ。
1: 脳血流の減少
2: 精神状態の安定
3: 味覚闘値の上昇
4: 唾液分泌量の増加
顎関節症の主な症状はどれか。2つ選べ。
1: 咬耗
2: 開口障害
3: 耳前部の腫脹
4: 咀嚼筋の疼痛
加齢にともない減少あるいは低下するのはどれか。
1: 咬合高径
2: 味覚閾値
3: 第二象牙質の量
4: セメント質の厚さ
ライフステージと口腔に現れやすい症状との組合せで正しいのはどれか。
1: 妊産婦期ーーー歯肉炎の軽滅
2: 学齢期ーーー唾液分泌量の減少
3: 青年期ーーー永久歯喪失の急増
4: 老年期ーーー歯根面う蝕の増加
舌清掃で抑制効果が期待されるのはどれか。2つ選べ。
1: う蝕
2: 口臭
3: 歯周病
4: 誤嚥性肺炎
口臭症分類で高頻度にみられるのはどれか。2つ選べ。
1: 生理的口臭
2: 口臭恐怖症
3: 全身由来の病的口臭
4: 口腔由来の病的口臭
口臭を主訴とする患者に複数日にわたって口臭検査を実施したが、他覚口臭は認められなかった。 考えられるのはどれか。2つ選べ。
1: 仮性口臭
2: 病的口臭
3: 口臭恐怖症
4: 生理的口臭
80歳の女性。口臭が気になると家族から相談があり歯科訪問診療を行った。3年前、食事中に突然箸を持てなくなり、急性期病院に入院した後、介護保険施設に入所した。現在は要介護4でほぼ寝たきり状態だという。この症状の原因となった疾患はどれか。1つ選べ。
1: 認知症
2: 脳梗塞
3: 関節リウマチ
4: パーキンソン病(Parkinson )
21トリソミーに伴う口腔症状はどれか。2つ選べ。
1: 大舌
2: 長頭
3: 狭口蓋
4: 小下顎
2歳児における咀嚼機能の獲得不全の原因として考えられるのはどれか。 2つ選べ。
1: 先天性歯
2: 口腔の習癖
3: 母乳摂取の遷延
4: 中枢神経系の疾患
28歳の男性。歯の痛みを主訴として来院した。2年前から食後に嘔吐を繰り返しているという。初診時の口腔内写真(別冊午前No.3)を別に示す。 考えられるのはどれか。
1: 咬耗症
2: 酸蝕症
3: 摩耗症
4: エナメル質形成不全症
87歳の女性。食事量が減ってきたことを心配した家族から歯科訪問診療の依頼を受けた。食事中に食べこぼしが多いという。口腔機能に関する検査結果を表に示す。機能が低下していると考えられるのはどれか。1つ選べ。
1: 嚥下
2: 咀嚼
3: 口唇閉鎖
4: 唾液分泌
85歳の女性。口臭を主訴として同居の家族に付き添われて来院した。2年前から認知症を発症しているという。来院時の家族との医療面接の結果を表に示す。 家族に対する指導内容で適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 洗口剤の使用
2: 軟食への変更
3: 仕上げ磨きの実施
4: 歯間ブラシの使用
口臭の原因となる揮発性硫化物はどれか。2つ選べ。
1: アセトン
2: アセトアルデヒド
3: メチルメルカブタン
4: ジメチルサルファイド
脳性麻痺患者の口腔所見で留意しなければならないのはどれか。2つ選べ。
1: 咬耗
2: 過剰歯
3: 狭窄歯列
4: 口唇口蓋裂