歯科疾患実態調査における歯ブラシの使用状況の推移を図に示す。①に該当するのはどれか。
1: 「みがかない者」または『ときどきみがく者」
2: 「毎日1回みがく者」
3: 「毎日2回みがく者」
4: 「毎日3回以上みがく者」
妊婦の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 循環血液量が減少する。
2: 鉄は優先して胎児に供給される。
3: 歯のカルシウムが胎児に移行する。
4: 血中のエストロゲン濃度が上昇する。
10歳の男児。小学校での定期歯科健康診断結果を図に示す。事後措置として適切なのはどれか。
1: 歯石除去
2: う蝕治療
3: ブラッシング指導
4: 歯周疾患の精密検査
60歳の男性。歯肉にやや退縮がみられる。歯科保健指導を行うにあたり歯ブラシを持参してもらった。持参した歯ブラシの写真(別冊午前 No.12A)および歯プラシの持ち方の写真(別冊午前No.12B)を別に示す。会話を下に示す。 歯科衛生士:毛の硬さはどのようなものを選んでいますか。 患 者:「ふつう」を選んでいます。 歯科衛生士:この歯ブラシはどのくらい使っていますか。 患者:2か月くらいです。 必要な指導はどれか。2つ選べ。
1: ブラッシング圧
2: 歯ブラシの持ち方
3: 歯ブラシの交換時期
4: 歯ブラシの毛の硬さ
次の文を読み、問題 86、問題87を答えよ。 43歳の男性。上顎左側犬歯の冷水痛を訴え来院した。初診時に得られた惰報は下記のとおりである。口腔内写真(別冊午前No.13)を別に示す。 主訴:①2週前から冷たいものがしみる。 歯周組織検査:全顎のPD≦3mm、BOP率=23.5%、②動指歯はない。 生活習慣:③歯磨き1日3回、硬毛の歯プラシと化粧品歯磨剤、デンタルフロスを使用。 診断:④象牙質知覚過敏症 初診時に得られた主観的情報<Subjective data>はどれか。2つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
次の文を読み、問題 86、問題87を答えよ。 43歳の男性。上顎左側犬歯の冷水痛を訴え来院した。初診時に得られた惰報は下記のとおりである。口腔内写真(別冊午前No.13)を別に示す。 主訴:①2週前から冷たいものがしみる。 歯周組織検査:全顎のPD≦3mm、BOP率=23.5%、②動指歯はない。 生活習慣:③歯磨き1日3回、硬毛の歯プラシと化粧品歯磨剤、デンタルフロスを使用。 診断:④象牙質知覚過敏症 初回の歯科保健指導で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 上顎左側犬歯部を強く磨かせる。
2: デンタルフロスの使用を中止させる。
3: 硝酸カリウム配合歯磨剤の使用を勧める。
4: 「ふつう」の刷毛の歯プラシを選択させる。
40歳の男性。歯肉の遠和感を訴え来院した。20歳の頃から1日 20本喫煙しているという。本人は禁煙を希望しているが、試みたことはないという。担当歯科医師から禁煙支援を含めた歯科保健指導を指示された。適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 歯周治療完了後に禁煙を促す。
2: 経口禁煙補助薬の情報を提供する。
3: 禁煙後の離脱症状について説明する。
4: 低ニコチンタバコへの変更を勧める。
摂食・嚥下障害の間接訓練はどれか。2つ選べ。
1: 冷圧刺激法
2: 複数回嚥下
3: 液体摂取訓練
4: ガムラビング
グラフが表しているのはどれか。
1: やせ者の割合
2: 肥満者の割合
3: 習慣的に朝食を欠食する者の制合
4: 体重管理を心がけている者の割合
『「生きる力」をはぐくむ学校での歯・口の健康づくり』における小学校中学年の課題はどれか。2つ選べ。
1: 歯・口の清掃開始と習慣化
2: 上顎前歯のむし歯予防と管理
3: 歯肉炎の原因と予防方法の理解
4: スポーツでの歯・口の外傷の予防
25歲の女性。身長160cm、体重65kg、事務職で週末に軽度な運動を行っている。1日の食事摂取量を表に示す。改善すべきものはどれか。2つ選べ。
1: エネルギー
2: カルシウム
3: 野菜
4: 食塩
1歳8か月の男児。町の保健センターで実施している歯科健康診査のため母親と訪れた。全身的な異常は認められない。質問票と歯科健康診査結果の一部を示す。プラッシング指導に加えて行うべき歯科保健指導はどれか。2つ選べ。
1: 1日4回の間食を指導する。
2: 哺乳ビンの使用を中止させる。
3: フッ化物の歯面塗布を勧める。
4: 未萌出歯のエックス線検査を勧める。
歯磨剤の成分と効果との組合せで正しいのはどれか。
1: フッ化第一スズーーー歯周疾患の予防
2: 乳酸アルミニウムーーー歯石沈着の防止
3: ポリリン酸ナトリウムーーー知覚過敏の抑制
4: ポリエチレングリコールーーータバコの色素沈着物の除去
25歳の女性。定期健康診査のため来院した。現在、妊娠12週でつわりがあり、歯磨きの時に不快感があるという。口腔内に異常は認められない。歯科保健指導時の会話を示す。 歯科衛生士:歯磨き剤は使っていますか。 患 者:今まで通り使っています。以前は気にならなかった歯磨き剤の臭いで気分が悪くなります。 歯科衛生士:歯磨きの時に気分が悪くなるようでしたら、つわりが落ち着くまでは ①「香料の少ないものを選んではどうでしょうか。」 ②「歯プラシの毛束部分が小さめのものを用い、」 ③「顔を上に向けて磨きましょう。」 ④「食後にこだわらず磨いてください。」 下線部(カギカッコ部)で適切でないのはどれか。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
口腔清掃の自立度判定基準(BDR指標)で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 一部介助、全介助の2段階で評価する。
2: Bの評価は電動歯ブラシの使用を含む。
3: Dは「義歯清掃」の評価項目である。
4: Rは「うがい」の評価項目である。
低栄養状態の指標となるのはどれか。2つ選べ。
1: BMI
2: 血糖値
3: HbA1c値
4: 血清アルプミン濃度
ライフステージと口腔に現れやすい症状との組合せで正しいのはどれか。
1: 妊産婦期ーーー歯肉炎の軽滅
2: 学齢期ーーー唾液分泌量の減少
3: 青年期ーーー永久歯喪失の急増
4: 老年期ーーー歯根面う蝕の増加
□に入る語句の組合せで正しいのはどれか。 ①において、「ヘルスプロモーションとは、人々が、自らの健康をコントロールし、改善することを増大させようとする②」とした。
1: ①オタワ憲章 ②プロセス
2: ①オタワ憲章 ②サービス
3: ①アルマ・アタ宣言 ②ニーズ
4: ①アルマ・アタ宣言 ②システム