歯科予防処置論の過去問

第29回午後:第68問

SRP後の歯面研磨で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 粗造面の滑沢化

2: 歯肉の再付着を促進

3: プラークの再付着を予防

4: 象牙質知覚過敏症の抑制

第29回午後:第69問

ペリオドンタルキュレットの写真(別冊午後No.26A、B)を別に示す。Bに比較してAの特徴はどれか。1つ選べ。

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1: 仕上げ用に用いる。

2: 刃部内角が鋭角である。

3: オフセットブレードを有している。

4: 刃部の両側にカッティングエッジがある。

第29回午後:第70問

スケーラーを把持した写真(別冊午後No.27)を別に示す。フィンガーレストを設定するのはどれか。1つ選べ。

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1: 拇指

2: 示指

3: 中指

4: 薬指

第29回午後:第71問

60歳の女性。下顎左側臼歯部の疼痛を訴えて来院した。慢性歯周炎と診断され、歯周治療が行われた。歯周外科治療後の口腔内写真(別冊午後No.28A)と口腔機能回復治療後の口腔内写真(別冊午後No.28B)を別に示す。SPT時に矢印で示した部位に使用するグレーシータイプキュレットはどれか。2つ選べ。

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1: # 7

2: # 8

3: #11

4: #12

第29回午後:第72問

55歳の男性。メインテナンスのため来院した。歯科医師より歯面研磨の指示を受けた。口腔内写真(別冊午後No.29)を別に示す。使用する器具・器材はどれか。2つ選べ。

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1: 研磨用ディスク

2: スーパーフロス

3: シリコーンポイント

4: ポリッシングブラシ

第29回午後:第74問

12歳の女児。4か月の定期健康診査で来院した。患者の前回と今回来院時のカリエスリスク検査結果を表に示す。前回よりカリエスリスクが改善されたのはどれか。2つ選べ。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第29回午後:第75問

週1回法のフッ化物洗口液を200mL作製するために必要なフッ化ナトリウムの粉末量はどれか。1つ選べ。

1: 0.2g

2: 0.4g

3: 2.0g

4: 4.0g

第29回午後:第76問

う蝕予防としてフッ化物洗口の効果的な実施時期はどれか。2つ選べ。

1: 2~3歳

2: 4~6歳

3: 7~15歳

4: 16~18歳

第29回午後:第77問

6歳の女児。奥歯の歯ぐきが気になることを主訴として来院した。う蝕リスクが高いとの診断で歯科医師の指導により下顎左側第一大臼歯に可及的に小窩裂溝塡塞を行うことになった。口腔内写真(別冊午後No.30)を別に示す。塡塞前に行うのはどれか。2つ選べ。

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1: 咬合調整

2: 歯面清掃

3: 水洗・乾燥

4: ラバーダム防湿

第28回午前:第63問

30歳の女性。歯周病の予防を主訴として来院した。検査の結果、プロービング深さは1~3mm、O’LearyのPCRは28.0%であった。歯科衛生士が口腔清掃指導、歯肉縁上歯石の除去およびPMTCを行った。 実施した予防の段階はどれか。

1: 特異的防御

2: 機能喪失防止

3: リハビリテーション

4: 早期発見・早期治療

第28回午前:第65問

歯周病がリスクファクターとなりうる疾患はどれか、2つ選べ。

1: 胃癌

2: 心内膜炎

3: 誤嚥性肺炎

4: 後天性免疫不全症候群

第28回午前:第67問

歯肉炎でみられないのはどれか。

1: 発赤

2: 腫脹

3: 歯槽骨の吸収

4: プロービング時の出血

第28回午前:第68問

56歳の女性。歯肉からの出血を主訴として来院した。プラークコントロールの確立後、歯科医師の指示によりグレーシータイプキュレットを用いてスケーリングを行うことになった。初診時の口腔内写真(別冊午前No.18)を別に示す。処置前に説明すべき術後の症状はどれか。2つ選べ。

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1: う蝕発病

2: 構音障害

3: 歯肉退縮

4: 象牙質知覚過敏

第28回午前:第69問

56歳の女性。歯肉からの出血を主訴として来院した。プラークコントロールの確立後、歯科医師の指示によりグレーシータイプキュレットを用いてスケーリングを行うことになった。初診時の口腔内写真(別冊午前No.18)を別に示す。写真で示す部位の処置に適するのはどれか。2つ選べ。

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1: #1

2: #5

3: #9

4: #13

第28回午前:第70問

下顎臼歯部に近遠心的に3mmの動揺がみられた。Millerの分類はどれか。

1: 0度

2: 1度

3: 2度

4: 3度

第28回午前:第72問

グレーシータイプキュレットの写真(別冊午前No.19)を別に示す。歯面と平行にして操作するのはどれか。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第28回午前:第73問

歯石を評価指標に用いるのはどれか。

1: PI

2: OHI

3: PMA Index

4: O’LearyのPCR

第28回午前:第75問

我が国で市販されている2%NaF溶液とAPF溶液の違いはどれか。2つ選べ。

1: 応用頻度

2: 溶液の色

3: 溶液のpH

4: 1回の応用量

第28回午後:第63問

老年期に特徴的なう蝕はどれか。

1: 隣接面う蝕

2: 歯頸部う蝕

3: 歯根面う蝕

4: 小窩裂溝う蝕

第28回午後:第64問

プラーク中の有機成分で最も多いのはどれか。

1: 微生物

2: 血球成分

3: グルカン

4: 糖タンパク質