歯周病原細菌により引き起こされる可能性があるのはどれか。
1: 菌血症
2: 自臭症
3: 骨粗鬆症
4: 遺伝性歯肉線維腫症
歯垢形成における初期から成熟期にかけての細菌の構成比で、増加するのはどれか。2つ選べ。
1: 球菌
2: 好気性菌
3: 運動性菌
4: グラム陰性菌
う蝕の発病原因と予防処置の組合せで正しいのはどれか。
1: 細菌叢ーーーPTC
2: 歯冠形態ーーーフッ化物歯面塗布
3: 歯質結晶性ーーー小窩裂溝填塞
4: 発酵性糖質ーーーフッ化物配合歯磨剤
歯肉縁上プラークの形成過程における最近の構成比の経日変化を図に示す。縦軸は対数目盛で表示する。 矢印が示すのはどれか。
1: Neisseria 属
2: Actinomyces 属
3: streptococcus 属
4: Fusobacterium 属
慢性歯周炎患者の口腔内写真(別冊午前 No.8)を別に示す。リスクファクターとして考えられるのはどれか。2つ選べ。
1: 歯石
2: プラーク
3: 歯肉の腫脤
4: 付着歯肉幅の狭小
Porphyromonas gingivalisの特徴はどれか。1つ選べ。
1: 莢膜をもつ。
2: 非溶血性を示す。
3: 通性嫌気性菌である。
4: ロイコトキシンを産生する。
象牙質う蝕円錐の内層(第二層)の特徴で正しいのはどれか。
1: 再石灰化する。
2: 細菌が侵入している。
3: う蝕検知液で濃染される。
4: コラーゲン線維が崩壊している。
口腔細菌の歯面への初期定着の状況を模式図に示す。①の主成分はどれか。1つ選べ。
1: 脂質
2: 無機塩
3: リポ多糖
4: 糖タンパク質
歯周病のリスクファクターで宿主因子はどれか。2つ選べ。
1: 歯列不正
2: 免疫機能の低下
3: 嫌気性菌の増加
4: 歯肉縁下歯石の沈着
歯周炎の増悪因子はどれか。2つ選べ。
1: 根面溝
2: 臼後結節
3: エナメル突起
4: カラベリー結節
菌数の割合で成熟プラークに比べて初期プラークに多いのはどれか。
1: 運動性菌
2: 紡錘状菌
3: 偏性嫌気性菌
4: グラム陽性球菌
歯の硬組織疾患と原因の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 酸蝕症ーーーStreptococcus salivarius
2: くさび状欠損ーーー機械的刺激
3: 歯のフッ素症ーーー遺伝的要因
4: 象牙質知覚過敏症ーーー根面露出
口腔内細菌のグラム染色像(別冊午後No.2)を以下に示す。 考えられるのはどれか。
1: Treponema denticola
2: Streptococcus mutans
3: Actinomyces naeslundii
4: Porphyromonas gingivalis
20歳の女性。歯肉の腫張、発赤、排膿および歯の動揺を主訴として来院した。10代の頃から腫張や排膿があったという。ブラークの付着はわずかであった。全身的には特記すべき事項はない。初診時の口腔内写真(別冊午後No.5A)とエックス線写真(別冊午後 No.5B)を別に示す。 この疾患の特徴はどれか。2つ選べ。
1: 上皮の剝離
2: 家族内集積
3: 灰白色の偽膜形成
4: Aggregaribacter actinomycetemcomitansが関連
歯石により増加する歯周病のリスクはどれか。
1: 食片圧入
2: 色素沈着
3: 外傷性咬合
4: プラーク付着
口腔細菌と病原性の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: Lactobacillus caseiーーー酸産生
2: Streptococcus sobrinusーーー毒素産生
3: Fusobacterium nucleatumーーーグルカン合成
4: Porphyromanas gingivalisーーータンパク分解酵素産生
歯間部および歯肉の形態異常と関連する要因の組合せで正しいのはどれか。
1: クレフト-ーー不適切なブラッシング
2: フェストゥーン-ーー喫煙
3: テンションリッジ-ーー咬合性外傷
4: ブラックトライアングル-ーー抗菌薬の長期連用
歯肉炎で見られるのはどれか。
1: 歯槽骨の吸収
2: 内縁上皮の傷害
3: 歯根膜線維の破壊
4: セメント質の壊死
フッ化物によるう蝕予防機序を図に示す。①はどれか。
1: 細菌の酵素作用
2: 細菌の歯面付着
3: 不溶性グルカン合成
4: 菌体内への糖の取り込み
歯肉炎でみられないのはどれか。
1: 発赤
2: 腫脹
3: 歯槽骨の吸収
4: プロービング時の出血