口腔から食道までの食塊の流れと諸器官の運動とを評価できる方法は どれか。
1: 嚥下造影検査
2: 嚥下内視鏡検査
3: 反復唾液嚥下テスト
4: 段階的フードテスト
摂食嚥下機能検査の写真(別冊午後No.14A、B)を別に示す。この検査について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 唾液の誤嚥が観察できる。
2: 長時間の検査が可能である。
3: 口腔、咽頭および食道の機能が評価できる。
4: 造影性のある検査用模擬食品が必要である。
65歳の男性。摂食嚥下障害を主訴として来院し、嚥下造影検査を行った。嚥下後の造影画像(別冊午前 No.4)を別に示す。考えられる症状はどれか。2つ選べ。
1: 咽頭残留
2: 口腔内残留
3: 鼻腔への逆流
4: 絞扼感(胸部のつかえ)
摂食・嚥下過程と機能障害の症状との組合せで正しいのはどれか。
1: 先行期ーーーむせ
2: 準備期ーーー口腔内残留
3: 口腔期ーーー鼻漏
4: 咽頭期ーーー食べこぼし
摂食嚥下障害に対して上顎に装置を製作した。装置の写真(別冊午後No.32)を別に示す。改善できるのはどれか。1つ選べ。
1: 口唇閉鎖不全
2: 舌骨挙上不全
3: 鼻咽腔閉鎖不全
4: 食道入口部開大不全
嚥下と呼吸の経路が交叉するのはどれか。
1: 鼻腔
2: 上咽頭〈咽頭鼻部〉
3: 中咽頭〈咽頭口部〉
4: 下咽頭〈咽頭喉頭部〉
ある検査画像(別冊午後No.5)を別に示す。この検査はどれか。1つ選べ。
1: 嚥下圧検査
2: 超音波検査
3: 嚥下造影検査
4: 嚥下内視鏡検査
摂食・嚥下の過程を図に示す。正しい組合せはどれか。
1: ①先行期 ②口腔期 ③咽頭期
2: ①先行期 ②咽頭期 ③口腔期
3: ①口腔期 ②先行期 ③咽頭期
4: ①口腔期 ②咽頭期 ③先行期
嚥下時に開大するのはどれか。1つ選べ。
1: 鼻咽腔
2: 喉頭口
3: 声門
4: 食道入口部
摂食機能障害に対して検査を実施した。検査中の写真(別冊午後No.2)を別に示す。 正しいのはどれか。
1: 誤嚥検出の感度が高い。
2: 長時間の検査が可能である。
3: 唾液の咽頭部貯留が観察できる。
4: ベッドサイドで検査が可能である。
摂食嚥下機能のスクリーニングテスト時の写真(別冊午後No.13)を別に示す。 本テストで評価するのはどれか。
1: 不顕性誤嚥の有無
2: 嚥下時の呼吸リズム
3: 嚥下後の咽頭部残留
4: 嚥下の随意的な惹起能力
口腔内写真(別冊午後No.1)を別に示す。矢印で示す部位に開口する唾液腺はどれか。
1: 耳下腺
2: 前舌腺
3: 舌下腺
4: 顎下腺
口腔内装置の写真(別冊午前No. 15)を別に示す。 適応症はどれか。
1: 舌挙上不全
2: 食塊形成不全
3: 口唇閉鎖不全
4: 軟口蓋挙上不全
初診患者の口腔内写真(別冊午後No.15)を別に示す。観察できるのはどれか。2つ選べ。
1: 歯肉の腫脹
2: 歯肉の出血
3: フェストゥーン
4: スティップリング
唇顎口蓋裂児にみられる特徴はどれか。2つ選べ。
1: 溝状舌
2: 上顎劣成長
3: 鼻咽腔閉鎖不全
4: 下顎の歯列不正
チェックバイト法で検査する項目はどれか。
1: 開口量
2: 咬合音
3: 下顎運動路
4: 咀嚼筋活動
離乳期に摂食嚥下機能を獲得する段階の特徴的な動きを示す。①口唇を随意に閉鎖する。②左右対称に口角を引く。③左右非対称に口角を引く。④嚥下時に下唇が内転する。成長に伴い観察される順序はどれか。
1: ①→④→②→③
2: ①→④→③→②
3: ④→①→②→③
4: ④→①→③→②