5歳の男児。う蝕予防を目的として保護者と来院した。う蝕はなく、ブラッシング状況も良好であるため、フッ化物によるう蝕予防を勧めることになった。 適切な対応はどれか。
1: フッ化物歯面塗布
2: フッ化ジアンミン銀塗布
3: フッ化物バーニッシュ塗布
4: 1,450ppmFフッ化物配合歯磨剤利用の推奨
工場でメッキ作業を行う職員を対象とした集団歯科保健指導で適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 専用マスクの使用
2: 歯垢染め出しの実施
3: 小窩裂溝塡塞の勧奨
4: フッ化物洗口の勧奨
ペリクルで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 有機物を含まない。
2: 形成に数日を要する。
3: 歯面を物理的に保護する。
4: 微生物の歯面への付着を促進する。
乳歯の萌出が完了した直後の幼児へ用いるフッ化物歯面塗布液の量はどれか。
1: 2mL
2: 3mL
3: 4mL
4: 5mL
保育園より、5歳児に対する口腔保健指導を依頼された。この保育園の平均的な日課を図に示す。保育士への助言で適切なのはどれか。2つ選べ。
1: おやつ後の洗口を奨励する。
2: 水分補給としてスポーツドリンクを与える。
3: 歯磨き時にフッ化物配合歯磨剤の使用を推奨する。
4: フッ化物配合歯磨剤使用後はよくうがいをさせる。
2歳の男児。上顎乳前歯歯頸部の変色を主訴として来院した。歯科医師が確認しとたころ実質欠損はなかった。口腔内写真(別冊午前No.29)を別に示す。適切な対応はどれか。2つ選べ。
1: フッ化物洗口
2: フッ化物歯面塗布
3: フッ化ジアンミン銀塗布
4: フッ化物配合歯磨剤の使用
う蝕予防としてフッ化物洗口の効果的な実施時期はどれか。2つ選べ。
1: 2~3歳
2: 4~6歳
3: 7~15歳
4: 16~18歳
口腔習癖について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 不正咬合の一要因である。
2: 指導で容易に解消できる。
3: 矯正歯科治療の進行に影響しない。
4: 矯正歯科治療後の咬合の安定を阻害する。
1歳8か月の男児。町の保健センターで実施している歯科健康診査のため母親と訪れた。全身的な異常は認められない。質問票と歯科健康診査結果の一部を示す。プラッシング指導に加えて行うべき歯科保健指導はどれか。2つ選べ。
1: 1日4回の間食を指導する。
2: 哺乳ビンの使用を中止させる。
3: フッ化物の歯面塗布を勧める。
4: 未萌出歯のエックス線検査を勧める。
小学校におけるフッ化物洗口法で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 教職員の監督下で行う。
2: その都度、洗口液を調製する。
3: 腎疾患のある者には実施しない。
4: 他のフッ化物局所応用法と併用しない。
APF歯面塗布剤の取扱いで正しいのはどれか。
1: 冷凍庫に保存する。
2: ガラス瓶に保存する。
3: 塗布の直前に濃度を調整する。
4: 事前に必要量を分注しておく。
う蝕の宿主要因に対する予防法はどれか。2つ選べ。
1: 小窩裂溝塡塞
2: フロッシング
3: フッ化物歯面塗布
4: 代用甘味料の使用
う蝕予防措置はどれか。2つ選べ。
1: ブラッシング
2: 小窩裂溝填塞
3: フッ化物歯面塗布
4: フッ化ジアンミン銀塗布
フッ化物応用法と使用薬剤の組合せで正しいのはどれか。
1: 洗口剤ーーーAPF
2: 歯磨剤ーーーNaF
3: 歯面塗布ーーーMFP
4: 水道水フッ化物濃度調整ーーーSnF2
フッ化物歯面途布に用いられるのはどれか。2つ選べ。
1: NaF
2: CaF2
3: APF
4: MFP
フッ化物歯面塗布に用いるのはどれか。
1: HF
2: NaF
3: CaF2
4: Ca10(PO4)6F2
歯の付着物・沈着物と構成成分との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 白質ーーー剝離上皮
2: 歯石ーーー唾液タンパク質
3: 獲得被膜ーーー細菌
4: 色素沈着ーーー有機性薄膜