う蝕予防としてフッ化物洗口の効果的な実施時期はどれか。2つ選べ。
1: 2~3歳
2: 4~6歳
3: 7~15歳
4: 16~18歳
12歳の男児。う蝕予防処置を目的に来院した。永久歯は第二大臼歯を除いてすべて萌出している。フッ化物歯面塗布を行うことになった。 この時期にフッ化物の効果が最も高いのはどれか。
1: 中切歯
2: 側切歯
3: 第二小臼歯
4: 第一大臼歯
歯磨剤の薬用成分で、う蝕予防と歯周病予防の両方の効能が期待できるのはどれか。
1: 乳酸アルミニウム
2: ピロリン酸ナトリウム
3: ベンゼト二ウム塩化物
4: グリチルリチン酸二カリウム
フッ化物歯面塗布に用いるのはどれか。2つ選べ。
1: HF
2: NaF
3: SnF2
4: Na2PO3F
第三次予防はどれか。2つ選べ。
1: 抜歯
2: 栄養指導
3: イミダゾール系
4: テトラサイクリン系
4歳の男児の母親に対して歯科保健指導を行った。う蝕リスクを指標としたレーダーチャートを図に示す。 効果のあった内容はどれか。2つ選べ。
1: おやつ指導
2: う蝕治療勧告
3: ブラッシング指導
4: フッ化物配合歯磨剤使用の推奨
フッ化物歯面塗布法でないのはどれか。
1: 綿球法
2: トレー法
3: スプレー法
4: イオン導入法
我が国におけるフッ化物配合歯磨剤で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 高齢者のう蝕予防に推奨される。
2: 歯みがき後は水で頻回に洗口する。
3: 近年の市場占有率は約70%である。
4: フッ素イオン濃度は0.1%以下である。
歯のフッ素症で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: う蝕感受性が高い。
2: 左右対称にみられる。
3: 一定の地域に集団で現れる。
4: フッ化物歯面塗布で発生する。
工場でメッキ作業を行う職員を対象とした集団歯科保健指導で適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 専用マスクの使用
2: 歯垢染め出しの実施
3: 小窩裂溝塡塞の勧奨
4: フッ化物洗口の勧奨
マルチブラケット装置装着中の口腔内写真(別冊午後 No.15)を別に示す。次に行う処置はどれか。1つ選べ。
1: 歯面の水洗・乾燥
2: 歯面の清掃・研磨
3: ブラケットの接着
4: ブラケットの高さの決定
歯科衛生士の独占業務はどれか。2つ選べ。
1: 印象材の練和
2: 予防的歯石除去
3: フッ化物歯面塗布
4: 学童への歯科保健教育
歯髄保護の処置と薬剤・セメントとの組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 裏層ーーーリン酸亜鉛セメント
2: 間接覆髄ーーーHY剤配合カルボキシレートセメント
3: 直接覆髄ーーー酸化亜鉛ユージノールセメント
4: 歯髄鎮痛消炎法ーーー水酸化カルシウム製剤
オフィスプリーチ法の術式と使用するものとの組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 術前の歯面清掃ーーーフッ化物配合ペースト
2: 歯肉の保護ーーープロテクトレジン
3: 漂白剤の混和ーーー55%過酸化水素水
4: 漂白剤の活性化ーーー光照射器
30歳の男性。矯正歯科治療のため来院した。前科医師から口腔衛生管理を行うよう指示を受けた。う蝕リスクの評価結果を図に示す。 推奨するのはどれか。2つ選べ。
1: 代用甘味料
2: 小窩裂溝塡塞
3: 口腔保湿スプレー
4: 1,450ppmF配合歯磨剤
フッ化物によるう蝕予防機序を図に示す。①はどれか。
1: 細菌の酵素作用
2: 細菌の歯面付着
3: 不溶性グルカン合成
4: 菌体内への糖の取り込み
フッ化物歯面途布に用いられるのはどれか。2つ選べ。
1: NaF
2: CaF2
3: APF
4: MFP
歯肉歯槽粘膜境を確認する方法はどれか。2つ選べ。
1: 歯槽粘膜に浸潤麻酔を行う。
2: ヨードチンキで粘膜を染色する。
3: 歯周プローブで歯槽粘膜を押し上げる。
4: クレーンカプランのピンセットでマーキングする。