第24回午後第92問の類似問題

第30回午前:第21問

学校保健統計調査(平成30年)による、むし歯のある者の割合の年齢変化を図に示す。グラフがN字曲線を呈する要因はどれか。1つ選べ。

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1: 飲食習慣

2: 乳歯の交換

3: 歯口清掃習慣

4: フッ化物応用

第22回午前:第57問

自閉症児の歯科診療の対応で適切なのはどれか。

1: 抑制具を使用する。

2: 視覚素材を使用する。

3: 抗うつ薬の前投与を行う。

4: 不随意運動の軽減を図る。

第30回午前:第56問

2歳の女児。1歳6か月児健診で歯科受診を勧告されたため来院した。初診時医療面接を行ったところ、女児が発する音声言語の情報から、発達の遅れが推察された。発達遅延と考えられるのはどれか。1つ選べ。

1: 「アー」「ウー」

2: 「パパ」「ママ」

3: 「ママ かえる」

4: 「はやく かえろう」

第23回午後:第41問

7歳の男児。上顎左側第一大臼歯に冷水痛を訴え来院した。エックス線写真により歯髄に近接した透過像を認めた。浸潤麻酔下で軟化象牙質を除去したが、軟化象牙質が残存した状態で水酸化カルシウムを貼付後仮封し、3か月後に再度の来院を指示した。 この術式はどれか。

1: 生活断髄法

2: 直接覆髄法

3: 歯髄鎮静療法

4: 暫間的間接覆髄法

第28回午後:第94問

2歳児における咀嚼機能の獲得不全の原因として考えられるのはどれか。 2つ選べ。

1: 先天性歯

2: 口腔の習癖

3: 母乳摂取の遷延

4: 中枢神経系の疾患

第22回午前:第30問

塩酸を取扱う労働者について、歯科医師による健康診断を義務付けているのはどれか。

1: 健康増進法

2: 労働安全衛生法

3: 労働者災害補償保険法

4: 歯科口腔保健の推進に関する法律

第31回午前:第52問

55歳の男性。舌癌のため、全身麻酔下で舌部分切除術を受けることになった。化学療法と放射線療法の予定はない。歯科医師から専門的口腔衛生処置を行うよう指示を受けた。 これにより予防できるのはどれか。2つ選べ。

1: 口腔乾燥

2: 誤嚥性肺炎

3: 手術創感染

4: 唾液分泌障害

第22回午前:第22問

学校歯科健康診断で「歯肉に軽度の炎症症候があるが、歯石沈着は認められず、注意深いブラッシングにより炎症症候が消退するような歯肉の状態である。」と学校歯科医が評価した。 健康診断票の所見欄に記入するのはどれか。

1: CO

2: G

3: GO

4: ZS

第30回午後:第26問

次の文を読み、〔問題25〕、〔問題26〕に答えよ。 令和2年小学校入学児童を対象にショ糖の摂取状況調査を実施した。この調査結果からショ糖摂取状況を高頻度群と低頻度群に区分して、両群の令和4年までのう蝕罹患状況を観察する研究計画を立てた。研究計画の概要を図に示す。 調査対象の組合せはどれか。1つ選べ。

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1: ①ー②ー③

2: ①ー⑤ー⑨

3: ③ー⑥ー⑨

4: ⑦ー⑤ー③

第31回午前:第69問

小児のう蝕予防で、フッ化物洗口と比較したフッ化物歯面塗布の特徴は どれか。1つ選べ。

1: 適応年齢が低い。

2: 方法が簡便である。

3: 保護者によって実施される。

4: 使用薬剤を薬局で購入できる。

第28回午後:第62問

15歳の男子。う蝕治療を希望して来院した。デュシェンヌ型筋ジストロフィーで歩行困難である。この疾患の口腔内の特徴はどれか。2つ選べ。

1: 開咬

2: 巨舌

3: 過剰歯

4: 歯列弓狭窄

第30回午前:第55問

10歳の女児。前歯で食物を咬み切れないことを主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.19)を別に示す。原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。

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1: 咬唇癖

2: 舌突出癖

3: 小帯の異常

4: 乳歯の早期喪失

第27回午前:第81問

多剤服用の高齢者に対して歯科保健指導を行う際に、薬物の注意すべき有害作用はどれか。2つ選べ。

1: 歯髄壊死

2: 出血傾向

3: 口腔乾燥

4: 嚥下障害

第23回午後:第105問

2歳の男児。転倒により上顎乳前歯を完全脱白した。受傷後30分で来院したので緊急に処置を行うことになったが体動が著しい。この患児に対して行うべき対応法はどれか。

1: 抑制法

2: TSD法

3: モデリング法

4: ハンドオーバーマウス法

第22回午前:第52問

矯正歯科治療で公的保険の給付対象となるのはどれか。2つ選べ。

1: 乳歯列期の下顎前突

2: 唇顎口蓋裂に伴う咬合異常

3: ダウン症候群に伴う咬合異常

4: 正中埋伏過剰歯に伴う咬合異常

第30回午後:第25問

次の文を読み、〔問題25〕、〔問題26〕に答えよ。 令和2年小学校入学児童を対象にショ糖の摂取状況調査を実施した。この調査結果からショ糖摂取状況を高頻度群と低頻度群に区分して、両群の令和4年までのう蝕罹患状況を観察する研究計画を立てた。研究計画の概要を図に示す。 この調査の研究方法はどれか。1つ選べ。

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1: 横断研究

2: 介入研究

3: コホート研究

4: 症例対照研究

第27回午後:第108問

高齢者の歯科治療時の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 高い声で話す。

2: 高齢者のペースに合わせる。

3: 診療日の気象条件に配慮する。

4: 非言語的働きかけは少なくする。

第29回午前:第80問

45歳の男性。企業の健康診断の一環で、歯科健診に訪れた。口腔内診査の結果、中等度の歯周病と診断された。服用している薬はないが、前年より特定保健指導の積極的支援を受けているという。歯科医師から歯科保健指導を指示された。特定健診の結巣を表に示す。改善が必要な項目はどれか。1つ選べ。

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1: HbA1c

2: 中性脂肪

3: 収縮期血圧

4: HDLコレステロール

第27回午後:第61問

小児と障害児者が対象の歯科診療で、写真や絵カードなどを応用する行動調整法はどれか。

1: カウント法

2: TEACCH法

3: シェイピング法

4: フラッディング法

第30回午前:第76問

小学校で全学年を対象にフッ化物洗口を実施することになった。教員への説明で正しいのはどれか。1つ選べ。

1: 洗口後10分間はうがいを控えてください。

2: 洗口液1回分の使用量は一人当たり20mLです。

3: フッ化物歯面塗布を併用しても問題はありません。

4: 洗口液を口に含み3分間ブクブクうがいを行います。