体重20kgの6歳男児。週一回法によるフッ化物洗口時に、洗口液5mLを誤飲した。心配して母親が電話をかけてきた。歯科衛生士として適切な対応はどれか。
1: すぐに内科の受診を勧める。
2: カルシウム製剤の服用を指示する。
3: 多量の水を飲ませるよう指示する。
4: 急性中毒の心配がないことを説明する。
次の文を読み、〔問題78〕、〔問題79〕に答えよ。 保育園で5歳児を対象にフッ化物洗口〈毎日法〉を実施することになり、園の職員へ説明することとなった。 使用するフッ化物洗口液のフッ素イオン濃度はどれか。
1: 50ppm
2: 250ppm
3: 900ppm
4: 9,000ppm
次の文を読み、〔問題78〕、〔問題79〕に答えよ。 保育園で5歳児を対象にフッ化物洗口〈毎日法〉を実施することになり、園の職員へ説明することとなった。 職員への説明内容で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 1回の洗口液量は一人当たり30mlずつ用意してください。
2: 10秒間うがいをさせたら吐き出させてください。
3: 洗口後30分間は飲食やうがいを控えてください。
4: 洗口液を1回量誤って飲んだとしても急性中毒の心配はありません。
10歳の男児。男児の通う小学校では毎週木曜日の昼食後、溶液10mL を用いてフッ化物洗口を実施している。 フッ素の口腔内残留量(mg)はどれか。1つ選べ。 ただし、洗口後の溶液の口腔内残留率は20%とする。
1: 0.5
2: 0.9
3: 1.8
4: 2.9
週1回法のフッ化物洗口液10mLを誤飲した。飲み込んだ洗口液に含まれるフッ化物イオン量(フッ素量)はどれか。
1: 2.5mg
2: 4.5mg
3: 9.0mg
4: 45.0mg
小学校低学年の児童に対してフッ化物洗口を実施することになった。 使用する洗口液のフッ素イオン濃度と量との組合せで正しいのはどれか。
1: 226ppmーーー20mL
2: 450ppmーーー15mL
3: 900ppmーーー5mL
4: 1000ppmーーー3mL
体重18kgの男児にフッ化物応用を行う場合、見込み中毒量はどれか。 1つ選べ。
1: 2mgF
2: 9mgF
3: 90mgF
4: 810mgF
体重20㎏の男児。急性中毒を引き起こす2%フッ化ナトリウム溶液の最小量はどれか。
1: 2.2mL
2: 4.4mL
3: 8.8mL
4: 17.8mL
週1回法のフッ化物洗口液1mlに含まれるフッ素量はどれか。
1: 0.25mg
2: 0.45mg
3: 0.90mg
4: 1.80mg
□に入る組合せで正しいのはどれか。 フッ化物洗口は① mLの洗口液で約②秒間洗口する。洗口後③分間は、うがいや飲食を控える。
1: ①1~2 ②10 ③40
2: ①5~10 ②30 ③30
3: ①1~2 ②40 ③20
4: ①5~10 ②60 ③10
フッ化物洗口法の回数とフッ素イオン濃度との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 毎日法ー45 ppm
2: 毎日法ー450 ppm
3: 遇一回法ー900 ppm
4: 週一回法ー9000 ppm
フッ化物洗口法で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 下を向いた姿勢で行う。
2: 対象年齢は2歳以降である。
3: 成人・高齢者は対象としない。
4: 1回の応用量は5~10mLである。
週1回法のフッ化物洗口液を200mL作製するために必要なフッ化ナトリウムの粉末量はどれか。1つ選べ。
1: 0.2g
2: 0.4g
3: 2.0g
4: 4.0g
体重15kgの3歳の女児。リン酸酸性フッ化ナトリウム溶液〈2%NaF配合〉を使用しフッ化物歯面塗布を行うこととなった。急性中毒発現量は2mgF/体重kgとする。使用可能な溶液の上限量はどれか。
1: 1.5mL
2: 3.3mL
3: 15.0mL
4: 33.0mL
小学校で全学年を対象にフッ化物洗口を実施することになった。教員への説明で正しいのはどれか。1つ選べ。
1: 洗口後10分間はうがいを控えてください。
2: 洗口液1回分の使用量は一人当たり20mLです。
3: フッ化物歯面塗布を併用しても問題はありません。
4: 洗口液を口に含み3分間ブクブクうがいを行います。