小窩裂溝塡器でレジン系シーラント材と比較して、グラスアイオノマー系シーラント材を用いた場合の特徴はどれか。2つ選べ。
1: フッ素徐放性がある。
2: 歯面への接着性が強い。
3: 半萌出歯に用いることができる。
4: リン酸エッチングが必要である。
グラスアイオノマーセメント修復の歯面処理に用いられる成分はどれか。1つ選べ。
1: リン酸
2: エタノール
3: ポリアクリル酸
4: 次亜塩素酸ナトリウム
合着あるいは接着剤の種類と性質との組合せで正しいのはどれか。 2つ選べ。
1: リン酸亜鉛セメントーーー反応熱が小さい。
2: 接着性レジンセメントーーー唾液溶解性が少ない。
3: カルボキシレートセメントーーー天然歯色である。
4: グラスアイオノマーセメントーーー感水性がある。
歯科治療用器材の写真(別冊午前No.4)を別に示す。 これを使用するのはどれか。2つ選べ。
1: メタルインレー修復
2: コンポジットレジン修復
3: ポーセレンラミネートベニア修復
4: 光硬化型グラスアイオノマーセメント修復
レジン系小窩裂溝塡塞の実施で適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 咬合調整は重合前に行う。
2: 酸処理後は白濁を確認する。
3: 重合後はフッ化物を塗布する。
4: 酸処理前にフッ化物配合研磨剤による歯面清掃を行う。
グラスアイオノマーセメントによる小窩裂溝填塞の術式で誤っているのはどれか。
1: 歯面清掃
2: 咬合調整
3: リン酸処理
4: ラバーダム防湿
従来型グラスアイオノマーセメントについて正しいのはどれか。
1: 光で硬化する。
2: 硬化時に水を添加する。
3: 硬化後は十分な乾燥が必要である。
4: フッ化物のリチャージが可能である。
レジンインレー窩洞の仮封材として適切なのはどれか。2つ選べ。
1: ストッピング
2: 水硬性セメント
3: 水酸化カルシウム製剤
4: 酸化亜鉛ユージノールセメント
小臼歯隣接面う蝕修復においてMinimalIntervention(MI)で推奨されるのはどれか。
1: メタルインレー
2: レジンインレー
3: 硬質レジン前装冠
4: コンポジットレジン充填
46歳の女性。歯の冷水痛を主訴として来院した。コンポジットレジンインレー修復を行うことになった。コンポジットレジンインレー製作時の写真を別(別冊午前No.4)に示す。 直接法と比較した長所はどれか。2つ選べ。
1: 耐摩耗性が向上する。
2: 来院回数が少なくなる。
3: 隣接面の接触点の回復に優れる。
4: コントラクションギャップの形成が促進される。
窩洞形成後の修復法の術式を示す。 コンディショニング→水洗・乾燥→充填→光照射 これに用いるのはどれか。1つ選べ。
1: 光重合型コンポジットレジン
2: 化学重合型コンポジットレジン
3: 従来型グラスアイオノマーセメント
4: レジン添加型グラスアイオノマーセメント
セラミックインレーの合着に使用するデュアルキュア型レジンセメントの取扱いで正しいのはどれか。
1: 金属スパチュラで練和する。
2: セメントを窩洞に直接填入する
3: 光照射を行う。
4: 余剰セメントは完全に硬化してから除去する。
コンポジットレジン修復で、直接法と比較して間接法の長所はどれか。2つ選べ。
1: 耐摩耗性が高い。
2: 咬合調整が不要である。
3: 健全歯質の削除量が少ない。
4: 接触点が適切に回復できる。
支台歯が生活歯である場合、ブリッジを仮着するのに用いるのはどれか。
1: リン酸亜鉛セメント
2: 接着性レジンセメント
3: グラスアイオノマーセメント
4: 酸化亜鉛ユージノールセメント
歯髄保護の処置と薬剤・セメントとの組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 裏層ーーーリン酸亜鉛セメント
2: 間接覆髄ーーーHY剤配合カルボキシレートセメント
3: 直接覆髄ーーー酸化亜鉛ユージノールセメント
4: 歯髄鎮痛消炎法ーーー水酸化カルシウム製剤
酸化亜鉛ユージノールセメントの特徴はどれか。2つ選べ。
1: 歯髄の鎮静作用がある。
2: 細菌の発育を抑制する。
3: レジンの重合が促進される。
4: 修復象牙質の形成が促進される。
インレー体が脱落した生活歯にコンポジットレジン修復を行うことになった。窩洞形成中の口腔内写真(別冊午前No.6 A)及びコンポジットレジン塡塞直前の口腔内写真(別冊午前No.6 B)を別に示す。 矢印が示す材料の使用目的はどれか。
1: 歯の破折防止
2: 辺縁性二次う蝕の防止
3: 歯髄への外来刺激の遮断
4: 修復剤との接着力の強化