我が国における歯科衛生士に関わる事項で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 昭和23年に歯科衛生士法が制定された。
2: 昭和30年に歯科保健指導が法制化された。
3: 平成元年に資格試験が国家試験となった。
4: 平成22年に全養成機関での修業年限が3年以上となった。
小学校の養護教諭より、小学6年生の児童を対象とした歯と口の健康に関する健康教育の依頼を受けた。適切な取組みはどれか。2つ選べ。
1: 学校内で完結する内容にする。
2: 歯科衛生士主導で授業を行う。
3: 生活習慣に関する具体的内容を取り上げる。
4: 「歯と口の健康週間」など社会的行事を関連させる。
ある中学校が学校歯科医に健康教育を依頼し、歯科衛生士も講話することになった。学校歯科医とともに歯周基本治療を行い、良好な結果を得た成人患者の診療記録を媒体に使用することを検討している。使用にあたり同意を求めるのはどれか。1つ選べ。
1: 患者
2: 学校長
3: 養護教諭
4: 患者の家族
歯科衛生士の業務記録の一次利用で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 経営戦略の立案
2: 継続的な指導管理
3: 患者対照研究の実施
4: 多職種との情報共有
歯科衛生士が行う居宅療養管理指導で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 医療保険で実施する。
2: 居宅サービス計画に基づいて実施する。
3: 通院可能な患者も利用することができる。
4: 摂食嚥下機能に関する実地指導を行うことができる。
ある事業所で40〜50歳の特定保健指導の対象となった社員50名に対して、産業医の総評のあと、歯科衛生士が30分ほど講話をすることになった。 講話の内容として適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 低栄養の予防
2: 定期的な歯科受診
3: サルコペニアの子防
4: 歯周病と医科疾患の関連性
健康増進法に基づく事業はどれか。2つ選べ。
1: 特殊健康診査
2: 歯周疾患検診
3: 生活機能評価
4: 骨粗しょう症検診
歯科衛生士業務の写真(別冊午前 No.3)を別に示す。 歯科予防処置はどれか。1つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
平成30年の歯科衛生士の現状はどれか。2つ選べ。
1: 就業先は介護保険施設が最も多い。
2: 就業歯科衛生士数は10万人未満である。
3: 登録歯科衛生士数は20万人以上である。
4: 年齢階級別では40~44歳の就業率が最も高い。
労働安全衛生法で、特定の有害な業務に従事する労働者に対して、歯科医師が行うことを事業主に義務づけているのはどれか。
1: 臨時健康診断
2: 一般健康診断
3: 特殊健康診断
4: 特定健康診査
病棟の口腔健康管理を担当する歯科衛生士が、くも膜下出血の後遺症がある患者に口腔清掃用具の選定と歯磨き動作に対するアドバイスを行うことになった。連携する職種はどれか。2つ選べ。
1: 看護師
2: 管理栄養士
3: 言語聴覚士
4: 作業療法士
母子保健法で歯科健康診査の実施が義務づけられているのはどれか。
1: 妊婦健康診査
2: 乳児健康診査
3: 3歳児健康診査
4: 就学時健康診断
83歳の女性。介護保険施設から口腔衛生管理の依頼を受け、歯科医師と一緒に口腔のアセスメントを行った。結果を表に示す。口腔衛生管理を行う上で必要なのはどれか。2つ選べ。
1: 歯磨剤
2: 義菌安定剤
3: 口腔保湿剤
4: 義歯洗浄剤
処方せん交付義務を規定しているのはどれか。1つ選べ。
1: 薬剤師法
2: 健康保険法
3: 歯科医師法
4: 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保に関する法律(薬機法)
歯科診療所において、歯科衛生士が担うことができないのはどれか。
1: 歯科診療所の管理者
2: 医藥品安全管理責任者
3: 医療機器安全管理責任者
4: 特別管理産業廃棄物管理責任者
歯科衛生士の業務で適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 残根の抜歯
2: 歯周組織検査
3: レジン充填の研磨
4: 支台築造窩洞形成
就業場所別(診療所、病院、市町村、事業所等)の歯科衛生士数の推移を表に示す。病院はどれか。1つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
歯科診療所で患者に交付されるのはどれか。2つ選べ。
1: 診断書
2: 処方せん
3: 業務記録
4: 技工指示書
健康増進法に基づく市町村の健康増進事業はどれか。2つ選ベ。
1: 特定健康診査
2: 歯周疾患検診
3: 特殊健康診断
4: 骨粗鬆症検診
「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づき実施されるのはどれか。
1: 特定健康診査
2: 定期健康診断
3: 臨時健康診断
4: 特殊健康診断