根未完成歯に対し歯根の成長を期待する治療法はどれか。2つ選べ。
1: 生活断髄法
2: 根尖切除術
3: アペキソゲネーシス
4: アペキシフィケーション
歯髄壊疽が認められた根未完成歯に対して、根管内の消毒後に水酸化カルシウムを貼薬し、経過観察を行うことになった。期待するのはどれか。1つ選べ。
1: 根尖の閉鎖
2: 歯根の成長
3: 歯髄腔の閉鎖
4: 象牙質の形成
歯内療法と用いる薬剤の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 直接覆髄法ーーー水酸化カルシウム
2: 生活歯髄切断法ーーーフェノールカンフル
3: 歯髄鎮静消炎療法ーーーユージノール
4: 暫定的間接覆髄法ーーーパラホルムアルデヒド
水酸化カルシウム製剤を用いた乳歯の歯髄切断法の目的で正しいのはどれか。
1: 歯髄の消炎鎮痛
2: 歯髄の凝固壊死
3: 象牙質橋の形成
4: う蝕象牙質の再石灰化
歯肉縁下歯石で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 歯内へ物理的刺激を与える。
2: 有機成分が80%を超えている。
3: 歯垢のpHが低いと形成されやすい。
4: 血漿成分中のカルシウムで形成される。
歯髄保護の処置と薬剤・セメントとの組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 裏層ーーーリン酸亜鉛セメント
2: 間接覆髄ーーーHY剤配合カルボキシレートセメント
3: 直接覆髄ーーー酸化亜鉛ユージノールセメント
4: 歯髄鎮痛消炎法ーーー水酸化カルシウム製剤
ペリクルで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 有機物を含まない。
2: 形成に数日を要する。
3: 歯面を物理的に保護する。
4: 微生物の歯面への付着を促進する。
暫間的間接覆髄法(IPC)で感染象牙質の再石灰化に有効なのはどれか。2つ選べ。
1: 硝酸カリウム
2: ユージノール
3: 水酸化カルシウム
4: タンニン・フッ化物配合カルボキシレートセメント
歯の硬組織疾患と原因の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 酸蝕症ーーーStreptococcus salivarius
2: くさび状欠損ーーー機械的刺激
3: 歯のフッ素症ーーー遺伝的要因
4: 象牙質知覚過敏症ーーー根面露出
7歳の男児。上顎左側第一大臼歯に冷水痛を訴え来院した。エックス線写真により歯髄に近接した透過像を認めた。浸潤麻酔下で軟化象牙質を除去したが、軟化象牙質が残存した状態で水酸化カルシウムを貼付後仮封し、3か月後に再度の来院を指示した。 この術式はどれか。
1: 生活断髄法
2: 直接覆髄法
3: 歯髄鎮静療法
4: 暫間的間接覆髄法
エキスプローラーの操作により確認できるのはどれか。
1: 歯根膜腔の拡大
2: 歯肉縁下歯石の存在
3: 歯周ポケット底の形態
4: アタッチメントレベル
アブフラクションについて正しいのはどれか。
1: 咬合面に生じる。
2: 過度の咬合圧によって生じる。
3: エナメル質に限局して生じる。
4: 酸の曝露による職業性歯科疾患である。
歯科予防処置の内容で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 根面う蝕のある患者へのフッ化物洗口
2: 歯面に白濁のある患者へのフッ化物歯面塗布
3: 骨縁上ポケットのある患者への歯肉縁下歯石の除去
4: 健康な遊離歯肉溝のある患者への歯肉縁上歯石の除去