摂食・嚥下障害の間接訓練はどれか。2つ選べ。
1: 冷圧刺激法
2: 複数回嚥下
3: 液体摂取訓練
4: ガムラビング
摂食・嚥下の過程で口腔期に障害のある患者に対する摂食機能訓練で適切なのはどれか。
1: 舌訓練
2: 咳訓練
3: 捕食訓練
4: メンデルソン手技
摂食嚥下障害の間接訓練として行うガムラビングで正しいのはどれか。
1: 上下の歯は咬合させる。
2: 出てきた唾液は最後まで嚥下しないよう指示する。
3: 臼歯部から前歯部に向かって歯頸部歯肉をこする。
4: 3秒に1往復程度の速さで行う。
摂食嚥下障害に対する間接訓練で、喉頭挙上を強化するのはどれか。2つ選べ。
1: 開口訓練
2: 咳嗽訓練
3: シャキア法
4: アイスマッサージ
摂食嚥下障害患者に対する機能訓練の口腔内写真を示す。 目的はどれか。
1: 声帯の内転強化
2: 唾液分泌の抑制
3: 嚥下誘発の感受性の向上
4: 舌骨を挙上する筋の筋力増強
加齢に伴う接触嚥下障害の間接訓練で、口腔期に障害がある場合に行うのはどれか。2つ選べ。
1: 舌訓練
2: 交互嚥下
3: シャキア法
4: ブローイング訓練
76歳の男性。咀嚼困難のため訪問診療を依頼された。要介護度4で在宅療養中である。口腔周囲に触れるとくいしばりが強くなるため、診療に支障がある。最初に行うのはどれか。1つ選べ。
1: 脱感作療法
2: 冷圧刺激法
3: 筋刺激訓練法
4: 軟口蓋挙上訓練法
嚥下機能の賦活を目的とするのはどれか。2つ選べ。
1: 舌負荷訓練
2: 喉頭挙上訓練
3: 義歯床のリライニング
4: ティッシュコンディショニング
摂食嚥下過程のある時期の図を示す。 この時期の摂食嚥下障害に行われる訓練はどれか。
1: 舌訓練
2: 咳嗽訓練
3: シャキア訓練
4: メルデルソン手技
摂食嘩下障害者に対する機能訓練の写真く別冊午前No. 14)を別に示す。 この訓練の目的はどれか。
1: 嚥下反射の促進
2: 食道入口部の開大
3: 呼吸と嚥下の協調
4: 喉頭蓋の反転の強化
摂食嚥下訓練中の写真(別冊午前 No.32)を別に示す。 この訓練で改善されるのはどれか。1つ選べ。
1: 嚥下圧
2: 口腔内圧
3: 喉頭挙上
4: 胸郭可動域
摂食嚥下機能の獲得段階と特徴的な動きの組合せで正しいのはどれか。
1: 嚥下機能獲得期ーー-上唇での取り込み
2: 捕食機能獲得期ーーー頰と口唇の協調運動
3: 押しつぶし機能獲得期ーーー舌尖の口蓋皺襞への押し付け
4: すりつぶし機能獲得期ーーー下唇の内転
嚥下反射の惹起が遅延している場合に有効な機能訓練はどれか。
1: 構音訓練
2: 冷圧刺激法
3: シャキア訓練
4: プッシング訓練
口腔機能管理はどれか。2つ選べ。
1: 嚥下体操
2: スケーリング
3: 舌ストレッチ
4: ブラッシング
72歳の男性。食事中、のどに食物が残っている感覚が続いているため来院した。検査の結果、誤嚥はないが、梨状窩に食物が少量残留していることがわかった。有効な訓練法はどれか。1つ選べ。
1: 頬訓練
2: 舌訓練
3: 発声訓練
4: 頭部挙上訓練
舌下神経がつかさどるのはどれか。
1: 舌の味覚
2: 舌の触覚
3: 舌の運動
4: 舌下腺の分泌
口腔から食道までの食塊の流れと諸器官の運動とを評価できる方法は どれか。
1: 嚥下造影検査
2: 嚥下内視鏡検査
3: 反復唾液嚥下テスト
4: 段階的フードテスト
脳卒中後の構音障害における訓練で、①舌「パ」、②口唇「ウー」、③硬口蓋「アー」などを特異的に使う発音を繰り返すことで、口腔周囲筋の運動訓練となり、④摂食嚥下機能の改善がみられる。下線部分で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
8歳の女児。脳性麻痺と診断されている。摂食嚥下障害を主訴として来院した。診察の結果、呼吸と嚥下機能の協調不全による誤嚥や窒息の危険性があり、過開口、咬反射、丸飲み込み及び食べこぼし等の症状がみられた。摂食機能療法を行うにあたり必要な対策はどれか。2つ選べ。
1: 食形態の確認をする。
2: 安定した摂食姿勢を確保する。
3: 食前にアイスマッサージをする。
4: 摂食中は血圧のモニタリングを行う。
障害者の歯科治療で応用される行動変容のなかで、レスポンデント技法に分類されるのはどれか。
1: 脱感作法
2: 強化技法
3: 模倣療法
4: 消去技法