57歳の女性。歯周病の治療を希望して来院し、8か月間の治療を行った。初診時と歯周基本治療終了時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。 治療後の変化で考えられるのはどれか。2つ選べ。
1: 咬合性外傷の改善
2: アタッチメントロス
3: プロービングデプスの滅少
4: 歯周ボケット内の炎症の消失
歯周ポケットプロービング時の模式図を示す。プローブの目盛りは1mmである。 アタッチメントレベルの5年間の変化で正しいのはどれか。
1: 1mmのアタッチメントロス
2: 2mmのアタッチメントロス
3: 1mmのアタッチメントゲイン
4: 2mmのアタッチメントゲイン
初診時と歯周治療終了時の同一歯に対する歯周組織検査の図を示す。 アタッチメントゲイン(mm)はどれか。1つ選べ。
アタッチメントレベル測定の基準となるのはどれか。2つ選べ。
1: 歯肉辺縁
2: 歯間乳頭頂
3: セメントーエナメル境
4: 歯冠補綴装置のマージン
上顎右側中切歯の口腔内写真(別冊午前No.3)を別に示す。歯周組織検査の結果、ブロービングデプス、アタッチメントレベルともに2mmであった。口腔内写真に参考となる測定値を示す。臨床的付着歯肉幅はどれか。
1: 2mm
2: 3mm
3: 4mm
4: 5mm
歯周炎再発の客観的評価で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 歯槽骨吸収量の減少
2: 歯周ポケットの深化
3: アタッチメントレベルの増加
4: プロービング時の出血の減少
初診時とSPT時の歯周組織検査の一部を表に示す。アタッチメントゲインが認められないのはどれか。すべて選べ。
1: 頬側近心
2: 頬側遠心
3: 舌側近心
4: 舌側遠心
プロービング時の図を示す。プローブの目盛感覚は1mmである。アタッチメントレベルはどれか。
1: 2mm
2: 4mm
3: 6mm
4: 8mm
検査時の口腔内写真(別冊午前 No.20)を別に示す。検査項目はどれか。
1: 歯間離開度
2: 隣接面う蝕
3: 歯髄の生死
4: アタッチメントレベル
歯周プローブの写真(別冊午後 No.24A)と模型上で歯周ポケットの測定を行っている写真(別冊午後 No.24B)を別に示す。歯周プローブの目の間隔は3mmである。クリニカルアタッチメントレベルはどれか。1つ選べ。
1: 2mm
2: 4mm
3: 6mm
4: 8mm
口腔内写真(別冊午前No.11)を別に示す。観察できるのはどれか。2つ選べ。
1: ステイン
2: 小帯の高位付着
3: 付着歯肉幅の減少
4: アタッチメントロス
平成23年歯科疾患実態調査における年齢と歯肉の初見を表に示す。正しいのはどれか。2つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
歯周プローブを用いて評価するのはどれか。2つ選べ。
1: GI
2: OHI
3: GB Count
4: PMA Index
歯周プローブとポケット測定時の写真(別冊午後No.13A、B)を示す。PPDはどれか。
1: 3mm
2: 5mm
3: 7mm
4: 9mm
歯科疾患実態調査結果から、ある項目の年齢階級別の年次推移を図に示す。この項目はどれか。
1: 補綴完了者率
2: う触処置完了者率
3: 未処置歯保有者率
4: 20歯以上保有者率
プロービングから得られる情報でないのはどれか。
1: 歯間離開度
2: 歯肉縁下歯石の有無
3: 根分岐部病変の存在
4: アタッチメントレベル
55歳の男性。上顎前歯部の欠損による審美障害を主訴として来院した。オールセラミックブリッジによる治療が開始された。支台歯形成後の口腔内写真(別冊午後 No.13A)と調整中の器材の写真(別冊午後 No.13B)を別に示す。この器材と個人トレーを用いた印象採得法の処置をa~dに示す。 3番目に行うのはどれか。1つ選べ。
1: 器材への接着剤塗布
2: 器材辺縁部の適合調整
3: レギュラータイプの印象材練和
4: インジェクションタイプの印象材練和
44歳の女性。歯周治療を希望して来院した。1年8か月かけて歯周基本治療と歯肉剥離搔爬術を行った。歯周外科治療後の再評価検査結果を表に表す。プロービング時に出血は認められなかった。 その後の対応で考えられるのはどれか。
1: SPT
2: 再治療
3: 経過観察
4: メインテナンス
抜歯の治癒過程を表に示す。 抜歯創が再生上皮で覆われ上皮化が完了するのはどれか。1つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
ポケットプロービングで確認できるのはどれか。2つ選べ。
1: 歯の動揺度
2: 歯周組織の破壊程度
3: 歯肉縁下プラーク量
4: ポケット内壁の炎症