嚥下訓練を行うのはどれか。2つ選べ。
1: 管理栄養士
2: 言語聴覚士
3: 作業療法士
4: 歯科衛生士
8歳の女児。脳性麻痺と診断されている。摂食嚥下障害を主訴として来院した。診察の結果、呼吸と嚥下機能の協調不全による誤嚥や窒息の危険性があり、過開口、咬反射、丸飲み込み及び食べこぼし等の症状がみられた。摂食機能療法を行うにあたり必要な対策はどれか。2つ選べ。
1: 食形態の確認をする。
2: 安定した摂食姿勢を確保する。
3: 食前にアイスマッサージをする。
4: 摂食中は血圧のモニタリングを行う。
摂食・嚥下過程と機能障害の症状との組合せで正しいのはどれか。
1: 先行期ーーーむせ
2: 準備期ーーー口腔内残留
3: 口腔期ーーー鼻漏
4: 咽頭期ーーー食べこぼし
72歳の男性。食事中、のどに食物が残っている感覚が続いているため来院した。検査の結果、誤嚥はないが、梨状窩に食物が少量残留していることがわかった。有効な訓練法はどれか。1つ選べ。
1: 頬訓練
2: 舌訓練
3: 発声訓練
4: 頭部挙上訓練
摂食嚥下障害の間接訓練として行うガムラビングで正しいのはどれか。
1: 上下の歯は咬合させる。
2: 出てきた唾液は最後まで嚥下しないよう指示する。
3: 臼歯部から前歯部に向かって歯頸部歯肉をこする。
4: 3秒に1往復程度の速さで行う。
76歳の男性。咀嚼困難のため訪問診療を依頼された。要介護度4で在宅療養中である。口腔周囲に触れるとくいしばりが強くなるため、診療に支障がある。最初に行うのはどれか。1つ選べ。
1: 脱感作療法
2: 冷圧刺激法
3: 筋刺激訓練法
4: 軟口蓋挙上訓練法
摂食嚥下障害のスクリーニングテストを行っている写真(別冊午前 No.4) を別に示す。 このテストで嚥下させるのはどれか。2つ選べ。
1: 唾液
2: 冷水
3: クエン酸
4: バリウム
摂食嚥下運動の流れの一時期を図に示す。この時期はどれか。1つ選べ。
1: 準備期
2: 口腔期
3: 咽頭期
4: 食道期