第26回午後第92問の類似問題

第30回午前:第76問

小学校で全学年を対象にフッ化物洗口を実施することになった。教員への説明で正しいのはどれか。1つ選べ。

1: 洗口後10分間はうがいを控えてください。

2: 洗口液1回分の使用量は一人当たり20mLです。

3: フッ化物歯面塗布を併用しても問題はありません。

4: 洗口液を口に含み3分間ブクブクうがいを行います。

第30回午後:第57問

4歳の男児。う蝕治療を目的として来院した。歯冠修復処置を行い保存不可能な乳歯を抜去後、保隙装置を装着した。装置の咬合面観写真(別冊午後 No.20 A)、装置装着前の口腔内写真(別冊午後 No.20B)および装置装着後の口腔内写真(別冊午後 No.20C)を別に示す。装置使用の目的はどれか。2つ選べ。

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1: 咀嚼能率の向上

2: 残存乳歯の歯体移動

3: 小帯の位置異常防止

4: 発音時の空気漏れ防止

第29回午後:第83問

3歳の女児。保育園の保育士と一緒に3歳児健康診査のため市町村保健センターに来所した。身長90cm、体重8.5kgであった。また、歯科健康診査ですべての歯にう蝕がみつかった。通告先はどれか。1つ選べ。

1: 警察署

2: 保健所

3: 児童相談所

4: 母子生活支援施設

第25回午後:第89問

保護者に離乳食の講話をすることになった。用意した離乳食の写真(別冊午後No.19)を別に示す。講話の内容で適切なのはどれか。

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1: 離乳開始はこの形状から始めてください。

2: 歯ぐきですりつぶせる時にはこの食事形態です。

3: 手づかみが始まったらこの食材を始めてください。

4: 舌で押しつぶせるようになったら食べさせましょう。

第31回午後:第20問

1歳6か月児歯科健康診査におけるう蝕の罹患型の分類に影響する所見はどれか。2つ選べ。

1: 歯の清掃状態

2: 癒合歯の有無

3: 左右同歯種のう蝕の有無

4: 上下顎前歯部のう蝕の有無

第28回午後:第105問

6歳の男児。下顎右側第二乳臼歯のう蝕治療を希望して保護者と来院した。既製金属冠による歯冠修復を行うことになった。治療で使用する器具の写真(別冊午後No.29)を別に示す。正しい用途はどれか。

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1: 冠縁の削除

2: 装着時の圧接

3: 咬合面の調整

4: マージン部の適合

第28回午前:第81問

40歳の女性。音波歯ブラシを歯科診療所で初めて購入したため、使用法を指導することになった。患者は口腔乾燥感を訴えている。 正しい指導内容はどれか、2つ選べ。

1: 音波歯ブラシのヘッドの交換は不要です。

2: 歯ブラシの音波振動で細菌を死滅させます。

3: 口腔内をうるおした状態で使用してください。

4: 毛先を正しく清掃部位に当てることが大切です。

第31回午前:第106問

27歳の女性。歯を白くしたいとの希望で来院した。歯科医師の指示のもとで漂白処置を行うことになった。処置中の口腔内写真(別冊午前 No.39) を別に示す。 続いて行うのはどれか。1つ選べ。

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1: 光照射

2: 歯面清掃

3: 漂白剤の塗布

4: 知覚過敏の有無の確認

第31回午後:第57問

5歳の男児。冷水痛を主訴として来院した。上顎右側第一乳臼歯にう蝕が認められたが、歯の動揺や打診痛はなかった。浸潤麻酔後ラバーダム防湿を行い、う触除去後露髄が認められたので、歯内療法を行うことになった。処置中の口腔内写真(別冊午後 No.22)を別に示す。 次に貼薬されるのはどれか。1つ選べ。

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1: 過酸化尿素

2: 硝酸カリウム

3: 水酸化カルシウム

4: フッ化ナトリウム

第24回午後:第79問

次の文を読み、〔問題78〕、〔問題79〕に答えよ。 保育園で5歳児を対象にフッ化物洗口〈毎日法〉を実施することになり、園の職員へ説明することとなった。 職員への説明内容で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 1回の洗口液量は一人当たり30mlずつ用意してください。

2: 10秒間うがいをさせたら吐き出させてください。

3: 洗口後30分間は飲食やうがいを控えてください。

4: 洗口液を1回量誤って飲んだとしても急性中毒の心配はありません。

第25回午前:第89問

82歳の男性。右片麻痺があり、義歯の清掃が難しいという。口腔清掃自立度〈改訂BDR指標〉の評価を表に示す。男性への指導内容で適切なのはどれか。2つ選べ。

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1: うがいの練習

2: 口腔清掃習慣の確立

3: 義歯清掃用具の選択

4: ファーラ位での口腔清掃

第22回午前:第85問

6歳の男児。矯正歯科治療中である。上顎前方牽引装置装着時の指導を行うことになった。口腔外装置の写真(別冊午前No.13A)、口腔内装置の写真(別冊午前No.13B)及び口腔内写真(別冊午前No.13C)を別に示す。 装置の取扱いの説明で正しいのはどれか。

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1: 1日6時間の使用を目安とする。

2: 口腔外装置の調整は保護者が行う。

3: ゴムリングは定期的に交換する。

4: 口腔外装置を装着してから口腔内装置を入れる。

第27回午前:第106問

小児歯科治療時の行動療法的対応法はどれか。2つ選べ。

1: 開口の保持

2: モデリング

3: トークンエコノミー

4: ハンドオーバーマウス

第28回午前:第83問

27歳の女性。市町村保健センターの妊婦歯科健康診査で歯肉炎を指摘され、歯科医院を受診した。検査の結果、妊娠時の歯肉炎と診断された。現在、妊娠10週で、つわりはない。 口腔衛生管理で伝える内容はどれか。

1: 出産してから処置を始めましょう。

2: 炎症症状の改善のため抗菌薬を服用しましょう。

3: 歯ぐきに麻酔して汚れを完全に取り除きましょう。

4: 歯肉炎の原因であるプラーク除去のためしっかり磨きましょう。

第24回午前:第19問

ある地域の1歳6か月児歯科健康診査の結果を表に示す。う蝕有病者率はどれか。

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1: 20%

2: 25%

3: 35%

4: 75%

第23回午後:第37問

55歳の男性。歯肉からの出血を訴え来院した。慢性歯周炎と診断し、歯周基本治療を開始した。ブラッシング指導は「ふつう」の毛の硬さの歯ブラシで行った。初回のプラッシング指導から1週間経過後の口腔内写真(別冊午後No.3A)と患者自身によるブラッシング時の写真(別冊午後No.3B)とを別に示す。対応で正しいのはどれか。2つ選べ。 別冊 午後 No.3 A、B 写真

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1: 毛先の当て方の指導

2: ブラッシング圧の指導

3: 歯ブラシを持つ手の変更

4: 硬毛の歯ブラシへの変更

第23回午前:第44問

46歳の女性。口腔の乾燥と歯肉の腫脹を訴え来院した。初診時の口蓋側面観の口腔内写真(別冊午前 NO.5)を別に示す。矢印が示す徴候の原因で考えられるのはどれか。

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1: 口呼吸

2: 食片圧入

3: 外傷性咬合

4: 不適切なブラッシング

第25回午前:第80問

58歳の男性.2年前の脳梗塞で軽度の後遺症が残存している。 歯科衛生士との会話を下に示す。 歯科衛生士:こんにちは。今日はどのようにして来られましたか。 患者:妻の運転で車で来ました。 歯科衛生士:歯磨きについてお聞きします。ご自宅ではどこで歯磨きされていますか。 患者:風呂場の洗面所で歯磨きします。 歯科衛生士:お口に汚れが残っていますが、磨きにくいですか。 患者:そうなんです。この歯ブラシを使っているのですが・・・。 歯科衛生士:グリップが細いですね。こちらの柄の太いものを試してはいかがですか。 患者:確かに力が入ります。ありがとうございました。 ノーマライゼーションの対応に該当するのはどれか。

1: ①今日はどのようにして来られましたか

2: ②ご自宅ではどこで歯磨きされていますか

3: ③お口に汚れが残っていますが、磨きにくいですか

4: ④こちらの柄の太いものを試してはいかがですか

第24回午前:第81問

9歳の男児。未処置歯が多数あり、歯垢の付着が著明で歯肉に腫脹と出血がみられる。髪や服装も異臭がするほど明らかに不潔である。また極端に痩せている。歯や粘膜の損傷や身体のアザなどは認められないが、母親の男児に対する拒絶的な態度がしばしばみられる。疑われるのはどれか。2つ選べ。

1: 性的虐待

2: 心理的虐待

3: 身体的虐待

4: ネグレクト

第29回午前:第51問

26歳の女性。下顎前歯部の違和感を主訴として来院した。2か月前に気付いたが、痛みがないため放置していたところ、徐々に大きくなってきたという。現在妊娠16週であり、全身疾患はない。口腔内写真(別冊午前No.17)を別に示す。患者への説明として適功なのはどれか。1つ選べ。

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1: 間食は避けて下さい。

2: 出産後はさらに大きくなります。

3: 症状に変化があっても様子をみてください。

4: ていねいなブラッシングを心がけてください。