6歳の男児。矯正歯科治療中である。上顎前方牽引装置装着時の指導を行うことになった。口腔外装置の写真(別冊午前No.13A)、口腔内装置の写真(別冊午前No.13B)及び口腔内写真(別冊午前No.13C)を別に示す。 装置の取扱いの説明で正しいのはどれか。
1: 1日6時間の使用を目安とする。
2: 口腔外装置の調整は保護者が行う。
3: ゴムリングは定期的に交換する。
4: 口腔外装置を装着してから口腔内装置を入れる。
4歳の男児。う蝕の治療を希望して来院した。上顎乳前歯の多歯面う蝕と診断され、コンボジットレジン冠修復を行うこととした。治療に用いる器材(別冊午後No.13A)と使用器材に対して処理した写真(別冊午後No.13B)を別に示す。 この処理の目的はどれか。2つ選べ。
1: 切縁の位置確認
2: 気泡の混入防止
3: 試適時の落下防止
4: 余剩レジンの流出
10歳の女児。口唇の異常を主訴として来院した。3日前に気付いたが痛みはないという。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.17)を別に示す。 下線部分で適切なのはどれか。2つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
83歳の男性。上顎右側第一小臼歯の疼痛を主訴として来院した。化膿性歯髄炎と診断され、抜髄処置を行うこととした。患者は多発性脳梗塞の影響で体位の保持が困難である。処置中の写真(別冊午後No.14)を別に示す。 矢印で示す器具の目的はどれか。
1: 破折防止
2: 穿孔防止
3: 誤飲防止
4: 感染防止
第二小臼歯にコンポジットレジン修復を行うこととなった。処置時の口陸内写真(別冊午前 No.4)を別に示す。矢印で示す器材の使用目的はどれか。2つ選べ。
1: 接触点の回復
2: 小窩裂溝の形成
3: 隣接面の形態付与
4: 辺縁隆線の形態付与
口腔内写真(別冊午前 No.12)を別に示す。両側中切歯の状態を表すのはどれか。
1: 移転
2: 正中離開
3: 舌側転位
4: 翼状捻転
25歳の女性。う蝕の治療を希望して来院した。上顎前歯隣接面にコンポジットレジン修復を行うことになり、歯科医師より即時歯間分離の指示があった。器具の写真(別冊午前No.35)を別に示す。使用するはのどれか。1つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
27歳の女性。下顎右側大臼歯の食片圧入を主訴として来院した。第一大臼歯と第二大臼歯の間にう触を認めたため修復処置を行うことになった。製作した修復物の写真(別冊午前No.8)を別に示す。 直接修復と比較した利点はどれか。2つ選べ。
1: 来院回数が少ない。
2: 歯質削除量が少ない。
3: 接触点の回復が容易である。
4: コントラクションギャップが抑制できる。
47歳の男性。部分床義歯を装着した。口腔内写真(別冊午前 No.10A)と義歯の写真(別冊午前 No.10B)とを別に示す。この義歯の咬合圧支持による分類はどれか。
1: 顎骨支持
2: 歯牙支持
3: 粘膜支持
4: 歯牙粘膜支持
31歳の女性。上下顎右側第一大臼歯のう蝕の診査を希望して来院した。歯科医師より咬翼法のエックス線写真撮影の準備を指示された。撮影に必要な器具の写真(別冊午前No.29)を別に示す。準備するのはどれか。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
口腔内写真(別冊午前No.7A、B)を別に示す。上顎右側犬歯の位置異常を表すのはどれか。2つ選べ。
1: 低位
2: 捻転
3: 移転
4: 転位
上顎前歯V級窩洞のコンポジットレジン修復を行った。器具の写真(別冊午後No.21)を別に示す。 仕上げ研磨に使用するのはどれか。2つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
インレー体が脱落した生活歯にコンポジットレジン修復を行うことになった。窩洞形成中の口腔内写真(別冊午前No.6 A)及びコンポジットレジン塡塞直前の口腔内写真(別冊午前No.6 B)を別に示す。 矢印が示す材料の使用目的はどれか。
1: 歯の破折防止
2: 辺縁性二次う蝕の防止
3: 歯髄への外来刺激の遮断
4: 修復剤との接着力の強化
34歳の男性。上顎左側第一小臼歯の痛みを主訴として来院した。窩洞形成を行い間接修復することになった。窩洞形成後の口腔内写真(別冊午後No.5)を別に示す。 印象採得に用いるのはどれか。
1: アルジネート印象材
2: シリコーンラバー印象材
3: 酸化亜鉛ユージノール印象材
4: モデリングコンパウンド印象材
上顎切歯部の唇側面の写真(別冊午後No.2)を別に示す。矢印で示すのはどれか。1つ選べ。
1: 歯肉溝
2: 上唇小帯
3: 遊離歯肉溝
4: 歯肉歯槽粘膜境
35歳の女性。歯冠修復処置を希望して来院した。臼歯部は正常な対合関係で、顎運動検査の結果、グループファンクションの咬合様式と診断された。下顎側方運動により作業側で咬合接触するのはどれか。
1: 下顎犬歯の尖頭
2: 上顎中切歯の切縁
3: 上顎小臼歯頬側咬頭の外斜面
4: 下顎小臼歯舌側咬頭の外斜面
口腔機能を測定する機器の写真(別冊午後 No.43)と、測定部位の図(別冊 午後 No.44)を別に示す。 測定部位で正しいのはどれか。1つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
14歳の女子。歯並びが悪いことを訴えて来院した。初診時の口腔内写真(別冊午後No.11A、B、C)を別に示す。上顎右側犬歯の位置異常はどれか。2つ選べ。
1: 低位
2: 遠心傾斜
3: 唇側転位
4: 交叉咬合
下顎部分床義歯の写真(別冊午後No.14A)とその一部を拡大した写真(別冊午後No.14B)を別に示す。丸で囲んだ分部の役割はどれか。1つ選べ。
1: 沈下の防止
2: 離脱の防止
3: 水平的動揺の防止
4: 咬合力伝達の防止
63歳の男性。上顎前歯部歯肉の腫脹を主訴として来院した。歯周基本治療後の口腔内写真(別冊午後 No.5A)、エックス線写真(別冊午後 No.5B)および歯周組織検査結果の一部(別冊午後 No.6)を別に示す。次に行うと考えられるのはどれか。1つ選べ。
1: 歯肉切除術
2: フラップ手術
3: 歯肉結合組織移植術
4: 歯肉弁根尖側移動術