小児歯科治療時の行動療法的対応法はどれか。2つ選べ。
1: 開口の保持
2: モデリング
3: トークンエコノミー
4: ハンドオーバーマウス
小児と障害児者が対象の歯科診療で、写真や絵カードなどを応用する行動調整法はどれか。
1: カウント法
2: TEACCH法
3: シェイピング法
4: フラッディング法
軽度精神発達遅滞の患児に対する歯科診療トレーニングの写真(別冊午前 No.23) を別に示す。 この行動療法はどれか。1つ選べ。
1: カウント法
2: Tell-Show-Do法
3: TEACCHプログラム
4: トークンエコノミー法
自閉症児の歯科診療の対応で適切なのはどれか。
1: 抑制具を使用する。
2: 視覚素材を使用する。
3: 抗うつ薬の前投与を行う。
4: 不随意運動の軽減を図る。
2歳の男児。転倒により上顎乳前歯を完全脱白した。受傷後30分で来院したので緊急に処置を行うことになったが体動が著しい。この患児に対して行うべき対応法はどれか。
1: 抑制法
2: TSD法
3: モデリング法
4: ハンドオーバーマウス法
障害者の歯科治療で応用される行動変容のなかで、レスポンデント技法に分類されるのはどれか。
1: 脱感作法
2: 強化技法
3: 模倣療法
4: 消去技法
4歳の女児。歯科健康診断でう蝕を指摘され、歯科治療を希望して来院した。母親から、歯科治療は初めてで不安を抱いていることが告げられた。その他特記すべき全身的な既往はみられない。適切な対応はどれか。2つ選べ。
1: TSD法
2: 静脈内鎮静法
3: トークンエコノミー法
4: ハンドオーバーマウス法
4歳の男児。う蝕の治療を希望して来院した。フッ化物歯面塗布を受けた経験があるが、修復処置は初めてであるという。治療に協力的でスムースに終了できたので、シールを与えた。この対応はどれか。
1: TSD法
2: TEACCH法
3: レスポンスコスト法
4: トークンエコノミー法
11歳の男児、知的能力障害があり、歯磨きがうまくできないことを主訴として母親とともに来院した。言葉の意味は理解できているという。歯科医師よりセルフケアの支援を目的とした歯科保健指導を行うよう指示を受けた。指導の手順を以下に示す。用いた手法はどれか。1つ選べ。
1: 刺激統制法
2: シェイピング法
3: フラッディング法
4: レスポンスコスト法
4歳の男児。う蝕の治療を希望して来院した。同年齢の小児が治療を受けている様子を見学させながら、これからの治療の流れを説明した。行った対応はどれか。
1: モデリング法
2: フラッディング法
3: トークンエコノミー法
4: ハンドオーバーマウス法
障害者の歯科治療時における行動調整で誤っているのはどれか。
1: 患者の権利や尊厳を守る。
2: 静脈内鎮静法は有意識下で行う。
3: 行動変容法を併用して進めると効果的である。
4: 協力度が向上しても抑制器具や開口器は外さない。
2歳児の歯科治療時に留意すべきことはどれか。2つ選べ。
1: 自己中心的である。
2: 母子分離が有効である。
3: 視覚からの恐怖心が強い。
4: 言葉による説明で理解が得られる。
幼稚園で4歳児20名の集団に対して歯科保健指導を実施することになった。実施計画の項目と内容との組合せで適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 現状把握ーーー歯科健康診断結果
2: 指導方法ーーー60分の講話
3: 使用媒体ーーーペープサート
4: 指導内容ーーーデンタルフロスの使用方法
トークンエコノミー法はどれか。
1: 身体の動きを物理的に抑制する。
2: 兄妹が上手に治療を受けている場面を観察させる。
3: これから行うことをわかりやすい言葉で説明する。
4: 治療後に上手に治療を受けたことへの褒美を与える。