下顎右側第一大臼歯の咬合面観を模式図に示す。 正常咬合で上顎右側第一大臼歯の近心頬側咬頭内斜面が接触するのはどれか。 1つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
16歳の女子。上顎前歯部の審美障害を主訴として来院した。診査の結果、エナメル質に限局したう蝕と診断された。コンポジットレジン修復を行うことになったが、患者は重度の歯科恐怖症であり、特にタービンの音には敏感に反応するという。Er:YAGレーザーを用いて治療することになった。 治療前に行うのはどれか。2つ選べ。
1: 換気を確認する。
2: 診療室を暗くする。
3: 酸素吸入器を準備する。
4: 保護用ゴーグルを準備する。
11歳の男児。脳性麻痺の診断を受けている。家族が口腔清掃をしている写真(別冊午前 No.22)を別に示す。矢印で示す器具の使用目的はどれか。2つ選べ。
1: 防湿
2: 開口保持
3: 視野確保
4: 舌突出防止
歯科技工物の写真(別冊午前 No.29)を別に示す。 治療時に用意するのはどれか。2つ選べ。
1: コンタクトゲージ
2: ワックススパチュラ
3: パラフィンワックス
4: モデリングコンパウンド
歯の異常と好発部位の組合せで正しいのはどれか。
1: 癒合歯ーーー下顎前歯
2: 歯内歯ーーー下顎側切歯
3: ターナー歯ーーー下顎大臼歯
4: タウロドントーーー下顎中切歯
小臼歯へのコンポジットレジン修復操作の写真(別冊午後 No.3)を別に示す。このレジンの特徴はどれか。1つ選べ。
1: 歯髄鎮静作用
2: 良好な窩壁適合性
3: 酸素による重合促進作用
4: マクロフィラーによる耐摩耗性
次の文を読み、〔問題65〕、〔問題66〕に答えよ。 小窩裂講塡塞を実施する際に用いる材料の準備中の写真(別冊午後 No.27A)、模型上で下顎右側第一大臼歯に使用している写真(別冊午後 No.27B)および処置手順の写真(別冊午後 No.27C)を別に示す。 写真Cのなかで、写真Bより前に行うのはどれか。1つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
矯正装置製作の前処置の写真(別冊午後 No.19)を別に示す。 目的はどれか。1つ選べ。
1: 空隙閉鎖
2: 歯間分離
3: 歯の圧下
4: 隣接面の研磨
83歳の女性。介護保険施設から口腔衛生管理の依頼を受け、歯科医師と一緒に口腔のアセスメントを行った。結果を表に示す。口腔衛生管理を行う上で必要なのはどれか。2つ選べ。
1: 歯磨剤
2: 義菌安定剤
3: 口腔保湿剤
4: 義歯洗浄剤
2歳1か月の男児。来院2時間前に転倒し、上顎右側乳中切歯が陥入したという。特に痛みの訴えはない。 エックス線検査の結果、歯根の破折などは見られない。初診時の口腔内写真(別冊午後 No.10)を別に示す。 考えられる対応はどれか。
1: 経過観察
2: 抜髄
3: 再植
4: 抜歯
58歳の女性。頬の内側の白い線が心配になって来院した。起床時に咬筋部や側頭筋部の疼痛を自覚するという。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.9)を別に示す。原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。
1: 口呼吸
2: 咬唇癖
3: 弄舌癖
4: くいしばり
次の文を読み、〔問題 20〕、〔問題 21〕に答えよ。60歳の男性。 1週前に左側舌縁部の状態が周囲とは違うことに気付き来院した。 疼痛などの自覚症状はみられない。 主訴部位を丸で囲んだ写真(別冊午前No. 4)を 別に示す。 丸で囲んだ部位はどれか。1つ選べ。
1: 采状ヒダ
2: 舌下ヒダ
3: 有郭乳頭
4: 葉状乳頭
混合歯列期の下顎骨の写真(別冊午後 No.1)を別に示す。矢印で示すのはどれか。1つ選べ。
1: 第一乳臼歯
2: 第二乳臼歯
3: 第一大臼歯
4: 第二大臼歯
8歳の女児。上顎左側中切歯の色調異常を訴えて来院した。萌出時から異常が認められ、歯磨きをしても変化はないという。歯の発育段階での異常と診断された。口腔内写真(別冊午前No.15)を別に示す。 原因として考えられるのはどれか。
1: 外胚葉異形成症
2: フッ化物の過剰摂取
3: エナメル質形成不全症
4: 先行乳歯の根尖性歯肉炎
35歳の女性。歯の変色を主訴として来院した。歯の萌出直後から気付いていたが放置していたという。初診時の口腔内写真(別冊午後No.3)を別に示す。 考えられるのはどれか。
1: 色素沈着
2: 歯髄壊死
3: 抗菌薬の副作用
4: フッ化物の過剰摂取
全部床義歯製作過程における製作物の写真(別冊午前No.20)を別に示す。 これを用いて垂直的顎間関係を記録する器具はどれか。2つ選べ。
1: 顔弓
2: 咬合器
3: ノギス
4: 咬合平面板
FDI(世界歯科連盟)方式の歯式で、上顎左側第二小臼歯はどれか。
1: 17
2: 25
3: 35
4: 47
73歳の男性。脳血管疾患で入院していた急性期病棟から回復期病棟に移動することになり、利き手交換訓練を行うことになった。口腔機能管理を行うよう歯科医師から指示された。歯式を図に示す。 セルフケアで推奨するのはどれか。2つ選べ。
1: 電動歯ブラシ
2: デンタルフロス
3: 柄の細い歯ブラシ
4: 吸盤がついた義歯用ブラシ
17歳の男子、動的治療中に装置の調整のために来院した。矯正装置にアーチワイヤーを装着したときの口腔内写真(別冊午後No.11)を別に示す。 矢印の位置でアーチワイヤーを口腔内で切断するのに適している器具はどれか。
1: ワイヤーカッター
2: ライトワイヤープライヤー
3: ディスタルエンドカッター
4: ピンアンドリガチャーカッター
器具の写真(別冊午前No.26)を別に示す。器具の用途で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: ①-軟化象牙質の除去
2: ②-金属鋳造冠の除去
3: ③-コンポジットレジンの咬合調整
4: ④-根管充塡用の粘剤の挿入