第30回午前第100問の類似問題

第30回午前:第52問

24歳の女性。下唇の疼痛を主訴として来院した。4日前から同部に症状を自覚し、現在食事がしにくいという。以前より疲労時などに同様な症状を繰り返しているという。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.15)を別に示す。矢印で示す粘膜病変は、下唇〈①赤唇部〉に2mm程度の〈②菱形〉を呈している。病変の表層は白色の〈③偽膜〉で覆われており、その周囲に怪度の〈④貧血帯〉がみられる。 下線部分で適切なのはどれか。1つ選べ。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第31回午後:第61問

15歳の男子。上顎の歯肉が腫れていることを主訴として来院した。脂性麻痺とてんかんの既往があり、以前から気になっていたという。初診時の口腔内写真(別冊午後 No.25)を別に示す。 歯肉腫脹の原因と考えられるのはどれか。2つ選べ。

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1: 流涎

2: 口呼吸

3: 常用薬

4: ブラキシズム

第28回午前:第76問

レジン系小窩裂溝塡塞の実施で適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 咬合調整は重合前に行う。

2: 酸処理後は白濁を確認する。

3: 重合後はフッ化物を塗布する。

4: 酸処理前にフッ化物配合研磨剤による歯面清掃を行う。

第26回午前:第103問

部分床義歯の咬合床の写真(別冊午前No.32)を別に示す。 矢印が示す材料はどれか。

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1: 常温重合レジン

2: トレーコンパウンド

3: モデリングコンパウンド

4: ユーティリティワックス

第22回午後:第36問

検査時の口腔内写真(別冊午後No.4)を別に示す。 得られる情報はどれか。

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1: 隣接面う蝕

2: 歯髄の生死

3: 歯の動揺度

4: 歯のインピーダンス

第29回午後:第82問

55歳の男性。下顎臼歯部歯肉の腫脹を主訴として来院した。歯科保健指導時の会話を図に示す。用いた医療面接の手法はどれか。2つ選べ。

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1: 共感

2: 傾聴

3: 動機付け

4: クローズドクエスチョン

第25回午前:第110問

5歳の男児。外傷による歯の破折を主訴として来院した。上顎両側乳中切歯の抜歯を行うために浸潤麻酔を行うことになったが、号泣して体動がある。 注射筒を受け渡す経路を図の①~④に示す。 適切なのはどれか。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第26回午前:第66問

初診患者の口腔内写真(別冊午前No.19)を別に示す。 認められる歯肉形態の異常はどれか。

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1: クレフト

2: クレーター

3: フェストゥーン

4: テンションリッジ

第26回午前:第49問

9歳の男児。顎裂部の矯正歯科治療を目的に紹介され来院した。両側唇口蓋裂で、生後4か月児に口唇形成術。1歳6か月時に口蓋形成術を受けたという。現在は両側顎裂を認める。術前の口腔内写真(別冊午前No.10)を別に示す。 考えられる手術はどれか。2つ選べ。

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1: 骨移植術

2: 小帯切除術

3: 瘻孔閉鎖術

4: 骨隆起除去術

第31回午後:第77問

歯肉炎指数〈GI〉測定のため、歯周プローブで触知した直後の口腔内写真(別冊午後 No.36)を別に示す。 判定スコアはどれか。1つ選べ。

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1: 0

2: 1

3: 2

4: 3

第24回午後:第85問

次の文を読み、〔問題 85〕、〔問題86〕に答えよ。 9歳の女児。定期健康診査を希望して来院した。歯科保健指導を行うにあたり、2色性の歯垢染色剤を用いて染め出した。染め出し後の口腔内写真(別冊午後 No.20)を別に示す。 唇面に古いプラークが最も多く観察されるのはどれか。

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1: 上顎左側中切歯

2: 上顎左側側切歯

3: 下顎左側中切歯

4: 下顎左側側切歯

第26回午前:第58問

5歳の男児。前歯で食物が噛みにくいことを訴えて来院した。全身疾患は認められず、う蝕の治療は終了している。咬合時の口腔内写真(別冊午前No.16)を別に示す。 咬合異常の原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。

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1: 頬杖

2: 吸指癖

3: 舌突出癖

4: 歯ぎしり

第24回午前:第68問

検査時の口腔内写真(別冊午前 No.20)を別に示す。検査項目はどれか。

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1: 歯間離開度

2: 隣接面う蝕

3: 歯髄の生死

4: アタッチメントレベル

第28回午前:第86問

67歳の女性。左舌癌の切除再建術後3週で、主治医より退院後の口腔衛生管理を依頼された。まだ創部がしみるという。来院時の口腔内写真(別冊午前No.22)を別に示す。口腔衛生管理を行うにあたり考慮するのはどれか。2つ選べ。

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1: 鼻呼吸

2: 体脂肪率

3: 舌の可動域

4: 患者の心理状態

第30回午前:第10問

65歳の男性。舌縁に発生した腫瘤を主訴として来院した。1か月前から気付いていたが、痛みがないため放置していたという。圧迫により退色を認める。口腔内写真(別冊午前 No.3)を別に示す。矢印で示す病変の主体と考えられるのはどれか。1つ選べ。

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1: 多数の血管

2: 増生した線維

3: 菲薄化した上皮

4: メラニン色素の沈着

第23回午後:第51問

45歳の女性。19歳の時に1型糖尿病を発症し加療中である。通常、朝食を午前8時、昼食を12時に摂っているという。次回、下顎右側第一大臼歯を抜歯することになった。 適切な予約時間はどれか、2つ選べ。

1: 午前9時

2: 午前11時

3: 午後1時

4: 午後3時

第30回午前:第99問

22歳の女性。歯の変色を主訴として来院した。診断の結果、漂白が行われることになった。漂白に使われる装置の写真(別冊午前 No.31)を別に示す。患者に対する説明で適切なのはどれか。1つ選べ。

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1: トレーは終日装着してください。

2: エナメル質に亀裂が入る場合があります。

3: 漂白後、冷たい水にしみる場合があります。

4: トレーを外した後は、うがいを控えてください。

第30回午前:第44問

慢性歯周炎患者の口腔内写真(別冊午前 No.8)を別に示す。リスクファクターとして考えられるのはどれか。2つ選べ。

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1: 歯石

2: プラーク

3: 歯肉の腫脤

4: 付着歯肉幅の狭小

第22回午前:第75問

第一大臼歯頬側面に超音波スケーラーを使用している写真(別冊午前No.12)を別に示す。 正しいのはどれか。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第27回午後:第71問

64歳の女性。歯周基本治療後の再評価の結果(別冊午後No.17)を別に示す。 メインテナンスに移行する基準を満たしていないのはどれか。2つ選べ。

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1: BOP

2: 動揺度

3: O LearyのPCR

4: プロービングデプス