口唇・口蓋裂の治療法と治療時期の組合せで正しいのはどれか。 2つ選べ。
1: 口唇形成術ーーー生後3〜4か月頃
2: 口蓋形成術ーーー生後1歳6か月頃
3: 顎裂部骨移植術ーーー生後1~2歲頃
4: スピーチエイドーーー出生直後
4歳の男児。下右側顎第一乳臼歯のう蝕の治療を希望して来院した。乳歯用既製冠を用いた歯冠修復を行うことになった。支台歯形成後に使用する器材の写真(別冊午前No.42A)と器具の写真(別冊午前No.42B)を別に示す。Aを選択した後に使用するのはどれか。1つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
5歳の男児。上顎右側第二乳臼歯の多歯面う蝕に対し、既製乳歯冠修復を行うことにした。既製乳歯冠修復を試適していたところ、口腔内に落下させた。直ちに行うのはどれか。
1: 上半身を起こす。
2: 顔を横に向かせる。
3: ハイムリック法を実施する。
4: バキュームを口腔内に挿入する。
8歳の女児。前歯部反対咬合を主訴として来院した。矯正装置を装着したときの側貌写真(別冊午前 No.18)を別に示す。 装置の治療効果はどれか。1つ選べ。
1: 上顎前歯の唇倒移動
2: 上顎骨の前方成長促進
3: 下顎骨の前方成長抑制
4: 上顎歯槽基底部の側方拡大
3歳6か月の男児。3歳児歯科健康診査で軟組織異常の指摘を受けて来院した。上唇を上方に牽引した初診時の口腔内写真(別冊午前 No.15)を別に示す。 今後注意すべきことはどれか。
1: 開口障害
2: 嚥下障害
3: 構音障害
4: 永久歯萌出時の位置異常
先天性口腔顎顔面疾患に対して行った手術後の顔貌の写真(別冊午前 No.13) を別に示す。手術が行われた時期はどれか。1つ選べ。
1: 生後直後
2: 生後3~4か月
3: 生後1年
4: 生後1年6か月
11歳の女児。上顎前歯部の歯並びの異常を主訴として来院した。永久歯の交換期から気になっていたという。初診時の口腔内写真(別冊午後No.14)を別に示す。上顎側切歯の異常はどれか。
1: 矮小歯
2: 移転歯
3: 埋伏歯
4: 斑状歯
9歳の女児。学校歯科健康診断で前歯の咬み合わせの異常を指摘されて来院した。初診時の口腔内写真(別冊午前No.16)を別に示す。 放置したときに下顎中切歯に予想されるのはどれか。2つ選べ。
1: 挺出
2: 動揺
3: 舌側傾斜
4: 歯肉退縮
4歳の男児。下顎左側第二乳臼歯のう蝕治療を希望して来院した。潰瘍性歯髄炎と診断し、局所麻酔下に生活歯髄切断後、既製乳歯冠修復を行った。診療後の保護者への説明で適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 口唇をよく冷やしてください。
2: すぐに食事をしてもかまいません。
3: しばらくの間ガーゼを咬ませていてください。
4: 今日は粘着性のある食品を食べるのは控えてください。
唇顎口蓋裂児にみられる特徴はどれか。2つ選べ。
1: 溝状舌
2: 上顎劣成長
3: 鼻咽腔閉鎖不全
4: 下顎の歯列不正
2歳1か月の男児。来院2時間前に転倒し、上顎右側乳中切歯が陥入したという。特に痛みの訴えはない。 エックス線検査の結果、歯根の破折などは見られない。初診時の口腔内写真(別冊午後 No.10)を別に示す。 考えられる対応はどれか。
1: 経過観察
2: 抜髄
3: 再植
4: 抜歯
7歳の男児。定期診査で来院した。上顎右側臼歯部の口腔内写真(別冊午前 No.21)を別に示す。 この装置について正しいのはどれか。1つ選べ。
1: 可撤式である。
2: 装置改変は不要である。
3: 歯体移動を目的とする。
4: 適応は1歯欠損である。
10歳の女児。口唇の異常を主訴として来院した。3日前に気付いたが痛みはないという。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.17)を別に示す。 下線部分で適切なのはどれか。2つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
6歳の男児。下顎右側第二乳臼歯のう蝕治療を希望して保護者と来院した。既製金属冠による歯冠修復を行うことになった。治療で使用する器具の写真(別冊午後No.29)を別に示す。正しい用途はどれか。
1: 冠縁の削除
2: 装着時の圧接
3: 咬合面の調整
4: マージン部の適合
11歳の男児。歯並びの異常を訴えて来院した。歯ブラシが届きにくいという。初診時の口腔内写真(別冊午後No.10)を別に示す。 矢印が示す歯の位置異常はどれか。
1: 移転
2: 遠心捻転
3: 唇側傾斜
4: 舌側転位
8歳の男児。口唇の乾燥を主訴として来院した。日頃から口を開いたままでいることが多いが鼻咽腔疾患は認められず、嚥下機能に問題はないという。初診時の側貌写真(別冊午後 No.30)を別に示す。歯科保健指導の内容はどれか。2つ選べ。
1: 姿勢の調整
2: 軟食の推奨
3: 口輪筋の訓練
4: 鼻呼吸の促進
6歳の女児。奥歯の歯ぐきが気になることを主訴として来院した。う蝕リスクが高いとの診断で歯科医師の指導により下顎左側第一大臼歯に可及的に小窩裂溝塡塞を行うことになった。口腔内写真(別冊午後No.30)を別に示す。塡塞前に行うのはどれか。2つ選べ。
1: 咬合調整
2: 歯面清掃
3: 水洗・乾燥
4: ラバーダム防湿
5歳の男児。上顎第二乳臼歯の咀嚼時痛を主訴として来院した。一部性の歯髄炎と診断され、生活歯髄切断法を行うことになった。処置の手順を図に示す。 天蓋の除去 ↓ 冠部歯髄の除去・洗浄 ↓ 【①】 ↓ 髄腔の洗浄・止血・乾燥 ↓ 糊別の貼付 ①の処置で使用するのはどれか。
1: Kファイル
2: ラウンドバー
3: 根管長測定器
4: 70%アルコール
4歳の男児。下顎左側乳切歯の形の違いを気にして来院した。初診時の口腔内写真(別冊午前No.13A)とエックス線写真(別冊午前No.13B)を別に示す。 歯の形態異常はどれか。
1: 栓状歯
2: 双生歯
3: 癒合歯〈融合歯〉
4: ハッチンソンの歯
4歳の男児。う蝕治療を目的として来院した。保存不可能な乳臼歯が抜去され、装置が装着された。装置装着時の口腔内写真(別冊午後No.22)を別に示す。この装置の目的はどれか。1つ選べ。
1: 垂直的保隙
2: 近遠心的保隙
3: 歯の歯体移動
4: 咀嚼機能の回復