4歳の男児の母親に対して歯科保健指導を行った。う蝕リスクを指標としたレーダーチャートを図に示す。 効果のあった内容はどれか。2つ選べ。
1: おやつ指導
2: う蝕治療勧告
3: ブラッシング指導
4: フッ化物配合歯磨剤使用の推奨
27歳の女性。歯を白くしたいとの希望で来院した。歯科医師の指示のもとで漂白処置を行うことになった。処置中の口腔内写真(別冊午前 No.39) を別に示す。 続いて行うのはどれか。1つ選べ。
1: 光照射
2: 歯面清掃
3: 漂白剤の塗布
4: 知覚過敏の有無の確認
乳児の保護者に対する適切な口腔保健指導はどれか。2つ選べ。
1: 授乳方法
2: 口腔習癖の指導
3: フッ化物洗口の推奨
4: 乳歯の萌出時期の説明
歯科用石膏の混水比を大きくしたときに起こるのはどれか。1つ選べ。
1: 強度が増す。
2: 表面が粗糙になる。
3: 硬化時間が短くなる。
4: 硬化膨張が大きくなる。
歯科衛生士の業務で正しいのはどれか。
1: 仮封材を除去する。
2: インレーを装着する。
3: エックス線を照射する。
4: 主訴を聞き取り診療録に記入する。
小学校低学年を対象とした集団歯科保健指導を行うことになった。 留意すべきなのはどれか。2つ選べ。
1: 歯周炎
2: 歯の交換
3: 口腔の外傷
4: 第一小臼歯のう蝕
8歳の男児。う蝕の治療を希望して来院した。上顎左側第一乳臼歯の歯髄処置後、乳歯既製金属冠を用いて修復した。処置後の口腔内写真(別冊午前 No.20)を別に示す。処置当日の注意点はどれか。1つ選べ。
1: 粘着性食品の制限
2: 装着直後の飲水制限
3: 夕食後の歯磨き制限
4: フッ化物配合歯磨剤使用の制限
SRP後の歯面研磨で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 粗造面の滑沢化
2: 歯肉の再付着を促進
3: プラークの再付着を予防
4: 象牙質知覚過敏症の抑制
次の文を読み、〔問題 88〕、〔問題 89〕 に答えよ。 上顎乳歯の唇側歯頭部に歯質の脱灰と一部実質欠損が認められた。「保護者の記録」の記載をふまえ、保護者へ行う歯科保健指導の内容で適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 歯科医院の受診を勧める。
2: ガーゼによる歯の清拭を指導する。
3: 食事や間食を規則正しくとるよう指導する。
4: 哺乳ビンの使用はお茶の飲用に限るよう指導する。
暫間的間接覆髄法(IPC)で感染象牙質の再石灰化に有効なのはどれか。2つ選べ。
1: 硝酸カリウム
2: ユージノール
3: 水酸化カルシウム
4: タンニン・フッ化物配合カルボキシレートセメント
40歳の男性。友人より歯の色を指摘され来院した。歯が生えかわった時から色が変わっていたという。これまで歯科治療の医応はなく、う蝕はみられなかった。口腔内写真(別冊午後 No.4)を別に示す。適切と考えられる処置はどれか。1つ選べ。
1: 歯面研磨
2: オフィスブリーチング
3: ラミネートべニア修復
4: グラスアイオノマー修復
インレー体が脱落した生活歯にコンポジットレジン修復を行うことになった。窩洞形成中の口腔内写真(別冊午前No.6 A)及びコンポジットレジン塡塞直前の口腔内写真(別冊午前No.6 B)を別に示す。 矢印が示す材料の使用目的はどれか。
1: 歯の破折防止
2: 辺縁性二次う蝕の防止
3: 歯髄への外来刺激の遮断
4: 修復剤との接着力の強化
歯根膜炎が認められる歯の金属冠を除去することになった。準備する器具はどれか。
1: カーバイドバー
2: ホワイトポイント
3: シリコーンポイント
4: フィニッシングバー
歯周治療の流れを図に示す。①,②に該当する内容の組合せで正しいのはどれか。
1: 咬合調整 動摇度検査
2: スケーリング 新付着術
3: 口腔清掃指導 予後不良歯の抜歯
4: 歯周ポケット検査 ルートプレーニング
フッ化物洗口法とフッ化物配合歯磨剤の両方に用いられるのはどれか。1つ選べ。
1: NaF
2: CaF2
3: SnF2
4: Na2PO3F
ポケットプロービングで確認できるのはどれか。2つ選べ。
1: 歯の動揺度
2: 歯周組織の破壊程度
3: 歯肉縁下プラーク量
4: ポケット内壁の炎症
60歳の女性。下顎前歯部の歯根面露出と知覚過敏とを訴えて来院した。使用すると考えられるのはどれか。
1: フッ化物洗口剤
2: フッ化物バーニッシュ
3: フッ化物徐放性シーラント
4: フッ化物添加トゥースピック
4歳の男児。下顎左側第二乳臼歯のう蝕治療を希望して来院した。潰瘍性歯髄炎と診断し、局所麻酔下に生活歯髄切断後、既製乳歯冠修復を行った。診療後の保護者への説明で適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 口唇をよく冷やしてください。
2: すぐに食事をしてもかまいません。
3: しばらくの間ガーゼを咬ませていてください。
4: 今日は粘着性のある食品を食べるのは控えてください。
歯科衛生士業務の写真(別冊午前 No.3)を別に示す。 歯科予防処置はどれか。1つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
ペリクルで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 有機物を含まない。
2: 形成に数日を要する。
3: 歯面を物理的に保護する。
4: 微生物の歯面への付着を促進する。