第27回午後第57問の類似問題

第31回午前:第67問

15歳の女子。前歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.24)を別に示す。 PMA index(前歯部法)の下顎のスコアに最も近いのはどれか。1つ選べ。

2047_1

1: 2点

2: 6点

3: 10点

4: 17点

第30回午後:第47問

70歳の男性。上全部床義歯の紛失による咀嚼障害を主訴として来院した。上顎精密印象採得後の写真(別冊午後 No.11)を別に示す。丸で囲んだ部分の解剖学的指標はどれか。1つ選べ。

1917_1

1: 口蓋小窩

2: 上唇小帯

3: 切歯乳頭

4: 翼突下顎ヒダ

第26回午後:第45問

35歳の女性。歯冠修復処置を希望して来院した。臼歯部は正常な対合関係で、顎運動検査の結果、グループファンクションの咬合様式と診断された。下顎側方運動により作業側で咬合接触するのはどれか。

1: 下顎犬歯の尖頭

2: 上顎中切歯の切縁

3: 上顎小臼歯頬側咬頭の外斜面

4: 下顎小臼歯舌側咬頭の外斜面

第28回午後:第20問

25歳の女性。健康相談会場で、上顎前歯の形態異常を相談された。口腔内を観察したところ、前歯部に歯の損耗(Tooth wear)がみられた。う蝕は認められなかった。原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。

1: 口呼吸

2: 歯ぎしり

3: 抗菌薬の服用

4: 管楽器の演奏

第25回午後:第87問

定期歯科健診に来院した3歳男児の母親から指しゃぶりについて相談を受けた。口腔状態および男児の様子を以下に示す。指導内容として適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 歯並びへの影響を説明する。

2: 習癖除去装置の使用を勧める。

3: 6歳までは心配ないと説明する。

4: 経過観察を行っていくことを説明する。

第31回午前:第58問

7歳の男児。定期診査で来院した。上顎右側臼歯部の口腔内写真(別冊午前 No.21)を別に示す。 この装置について正しいのはどれか。1つ選べ。

2038_1

1: 可撤式である。

2: 装置改変は不要である。

3: 歯体移動を目的とする。

4: 適応は1歯欠損である。

第31回午後:第45問

60歳の男性。下顎臼歯部の欠損による咀嚼障害を主訴として来院した。診察の結果、残存歯と顎堤には問題がないため、部分床義歯を製作することになった。治療過程の写真(別冊午後 No.12)を別に示す。 矢印で示すのはどれか。1つ選べ。

2135_1

1: クラスプ

2: レストシート

3: ガイドプレーン

4: フレームワーク

第30回午後:第57問

4歳の男児。う蝕治療を目的として来院した。歯冠修復処置を行い保存不可能な乳歯を抜去後、保隙装置を装着した。装置の咬合面観写真(別冊午後 No.20 A)、装置装着前の口腔内写真(別冊午後 No.20B)および装置装着後の口腔内写真(別冊午後 No.20C)を別に示す。装置使用の目的はどれか。2つ選べ。

1927_1

1: 咀嚼能率の向上

2: 残存乳歯の歯体移動

3: 小帯の位置異常防止

4: 発音時の空気漏れ防止

第27回午前:第41問

62歳の女性。下顎左側犬歯の咬合痛と歯肉腫脹を訴えて来院した。慢性根尖性歯周炎と診断され治療を開始した。ポストコア除去時に彼折の可能性があるため、外科処置を行った。初診時のエックス線写真(別冊午前No.9A)と外科処置時の口腔内写真(別冊午前No.9B)を別に示す。 矢印で示す部位の封鎖に用いるのはどれか。

1141_1

1: EBAセメント

2: 水硬性セメント

3: リン酸亜鉛セメント

4: カルボキシレートセメント

第29回午前:第67問

56歳の女性。下顎右側第一大臼歯の違和感を主訴として来院した。1週前より症状が継続しているという。歯周組織検査結果の一部を表に示す。得られた情報はどれか。2つ選べ。

1607_1

1: 歯槽骨吸収が存在する。

2: 頬舌方向へ0.6mm程度動く。

3: 歯肉退縮幅は1~2mmである。

4: 根分岐部の組織破壊は歯冠幅径の1/3である。

第26回午前:第41問

45歳の女性。上顎左側側切歯の変色を主訴として来院した。4年前から気付いていたが放置していたという。初診時の口腔内写真(別冊午前No.5)を別に示す。 変色の原因として考えられるのはどれか。

921_1

1: 喫煙

2: 歯髄壊死

3: 象牙質形成不全症

4: テトラサイクリン服用

第28回午後:第102問

45歳の女性。下顎左側犬歯の咬合痛を主訴として来院した。診査の結果、慢性根尖性歯周炎と診断され、歯根尖切除術を行うことになった。術中の写真(別冊午後No.27A)と使用器具の写真(別冊午後No.27B)を別に示す。根尖部不良肉芽組織の除去に使用するのはどれか。

1532_1

1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第31回午前:第47問

70歳の女性。上顎義歯の破折による咀嚼困難を主訴として来院した。使用中の義歯は10年前に装着したという。診察の結果、上下顎全部床義歯を製作することになった。治療過程の写真(別冊午前 No.14A,B)を別に示す。 この操作で決定するのはどれか。1つ選べ。

2027_1

1: 咬合高径

2: 口唇豊隆度

3: 仮想咬合平面

4: 水平的下額位

第30回午前:第57問

8歳の男児。う蝕の治療を希望して来院した。上顎左側第一乳臼歯の歯髄処置後、乳歯既製金属冠を用いて修復した。処置後の口腔内写真(別冊午前 No.20)を別に示す。処置当日の注意点はどれか。1つ選べ。

1817_1

1: 粘着性食品の制限

2: 装着直後の飲水制限

3: 夕食後の歯磨き制限

4: フッ化物配合歯磨剤使用の制限

第28回午前:第44問

46歳の男性。下顎右側犬歯の歯の動揺と歯肉退縮を主訴として来院した。検査時の口腔内写真(別冊午前 No.5A)とポケット探針の写真(別冊午前 No.5B)を別に示す。 アタッチメントレベルはどれか。

1364_1

1: 3 mm

2: 5 mm

3: 8 mm

4: 10 mm

第31回午前:第55問

11歳の男児。上顎前歯部の凸凹を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.19)を別に示す。 Hellmanの曲齢はどれか。1つ選べ。

2035_1

1: ⅡC期

2: ⅢA期

3: ⅢB期

4: ⅢC期

第31回午前:第42問

58歳の男性。上顎左側第二小臼歯の違和感を主訴として来院した。慢性化膿性根尖性歯周炎と診断され、感染根管治療を行うことになった。クラウンと支台築造体除去後の口腔内写真(別冊午前 No.8A)とある処置後の口腔内写真(別冊午前 No.8B)を別に示す。 矢印で示す部分の目的はどれか。2つ選べ。

2022_1

1: 咬合の保持

2: 審美性の回復

3: 封鎖性の確保

4: 術野の汚染防止

第29回午後:第46問

75歳の女性。咀嚼困難を主訴として来院した。上下顎精密印象採得後に製作した装置の写真(別冊午後No.13)を別に示す。この装置の目的はどれか。2つ選べ。

1696_1

1: 咬合圧の測定

2: 人工歯の排列

3: 咀嚼機能の検査

4: 顎間関係の記録

第28回午前:第22問

1歳6か月児歯科健康診査の結果を表に示す。う蝕有病者率はどれか。

1342_1

1: 1%

2: 3%

3: 6%

4: 26%

第26回午前:第49問

9歳の男児。顎裂部の矯正歯科治療を目的に紹介され来院した。両側唇口蓋裂で、生後4か月児に口唇形成術。1歳6か月時に口蓋形成術を受けたという。現在は両側顎裂を認める。術前の口腔内写真(別冊午前No.10)を別に示す。 考えられる手術はどれか。2つ選べ。

929_1

1: 骨移植術

2: 小帯切除術

3: 瘻孔閉鎖術

4: 骨隆起除去術