上顎右側中切歯のプロービング時の写真(別冊午前No.18)を別に示す。正しい挿入操作はどれか。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
次の文を読み、〔問題 65〕、〔問題 66〕に答えよ。 45歳の男性。口臭とブラッシング時の出血を主訴として来院した。ペースメーカーを装着している。初診時の口腔内写真(別冊午後No.15)を別に示す。 別冊 午後 No.15写真 この日に行う適切な検査順序はどれか。 ① BOP ② 歯の動揺度 ③ O Leary の PCR ④ プロービングデプス
1: ③→④→②→①
2: ④→①→②→③
3: ②→①→④→③
4: ①→②→③→④
歯科疾患実態調査結果から、ある項目の年齢階級別の年次推移を図に示す。この項目はどれか。
1: 補綴完了者率
2: う触処置完了者率
3: 未処置歯保有者率
4: 20歯以上保有者率
8歳の女児。上顎左側中切歯の色調異常を訴えて来院した。萌出時から異常が認められ、歯磨きをしても変化はないという。歯の発育段階での異常と診断された。口腔内写真(別冊午前No.15)を別に示す。 原因として考えられるのはどれか。
1: 外胚葉異形成症
2: フッ化物の過剰摂取
3: エナメル質形成不全症
4: 先行乳歯の根尖性歯肉炎
インレー体が脱落した生活歯にコンポジットレジン修復を行うことになった。窩洞形成中の口腔内写真(別冊午前No.6 A)及びコンポジットレジン塡塞直前の口腔内写真(別冊午前No.6 B)を別に示す。 矢印が示す材料の使用目的はどれか。
1: 歯の破折防止
2: 辺縁性二次う蝕の防止
3: 歯髄への外来刺激の遮断
4: 修復剤との接着力の強化
抜歯鉗子の写真(別冊午前No.25)を別に示す。適用部位で正しいのはどれか。
1: 上顎右側大臼歯
2: 下顎右側大臼歯
3: 上顎左側大臼歯
4: 下顎左側大臼歯
4歳の女児。歯科健康診断でう蝕を指摘され、歯科治療を希望して来院した。母親から、歯科治療は初めてで不安を抱いていることが告げられた。その他特記すべき全身的な既往はみられない。適切な対応はどれか。2つ選べ。
1: TSD法
2: 静脈内鎮静法
3: トークンエコノミー法
4: ハンドオーバーマウス法
40歳の男性。歯肉の遠和感を訴え来院した。20歳の頃から1日 20本喫煙しているという。本人は禁煙を希望しているが、試みたことはないという。担当歯科医師から禁煙支援を含めた歯科保健指導を指示された。適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 歯周治療完了後に禁煙を促す。
2: 経口禁煙補助薬の情報を提供する。
3: 禁煙後の離脱症状について説明する。
4: 低ニコチンタバコへの変更を勧める。
不正咬合の診断に用いる資料の写真(別冊午後 No.18)を別に示す。評価できるのはどれか。2つ選べ。
1: オーバージェット
2: 咬合平面の傾斜の程度
3: 上下顎骨の前後的位置関係
4: 上下顎第一大臼歯の前後的位置関係
初診患者の口腔内写真(別冊午前No.19)を別に示す。 認められる歯肉形態の異常はどれか。
1: クレフト
2: クレーター
3: フェストゥーン
4: テンションリッジ
歯科治療恐怖症患者の歯科治療時に用いる機器の写真(別冊午前 No.29)を別に示す。この機器を用いて投与するのはどれか。2つ選べ。
1: 酸素
2: 笑気
3: 二酸化炭素
4: セボフルラン
41歳の男性。口蓋の異常を主訴として来院した。2年前から異常に気付いていたが、痛みがないため放置していたところ、少しずつ大きくなってきたという。触診による圧痛や硬結はみられなかった。診察の結果、乳頭腫と診断された。初診時の口腔内写真(別冊午後 No.17)を別に示す。 この特徴はどれか。2つ選べ。
1: 悪性腫瘍である。
2: 上皮性腫瘍である。
3: 潰瘍を形成している。
4: ウイルスの関与もある。
5歳の男児。歯科健康診査でう蝕の疑いがあり来院した。母親が付き添い、ユニットに座ったものの、歯科衛生士の声掛けに顔をそむけた。治療についてやさしく説明したところ、強く泣き極度の治療拒否行動を示した。フランクルの分類はどれか。1つ選べ。
1: 1度
2: 2度
3: 3度
4: 4度
次の文を読み、問題 86、問題87を答えよ。 43歳の男性。上顎左側犬歯の冷水痛を訴え来院した。初診時に得られた惰報は下記のとおりである。口腔内写真(別冊午前No.13)を別に示す。 主訴:①2週前から冷たいものがしみる。 歯周組織検査:全顎のPD≦3mm、BOP率=23.5%、②動指歯はない。 生活習慣:③歯磨き1日3回、硬毛の歯プラシと化粧品歯磨剤、デンタルフロスを使用。 診断:④象牙質知覚過敏症 初診時に得られた主観的情報<Subjective data>はどれか。2つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
82歳の男性。歯科治療終了後に待合室へ移動した直後、突然倒れて意識がなくなった。直ちに歯科医師、歯科衛生士がかけつけ、救命処置を行った。歯科医師から写真(別冊午前No.43)に示す装置の準備をするよう指示があった。電極を所定の位置に貼付した後、除細動を行う音声ガイダンスがあった。次の対応はどれか。1つ選べ。
1: 脈を触知する。
2: 呼吸を確認する。
3: 人工呼吸を続ける。
4: 患者に触れないようにする。
80歳の男性。家族からの依頼で、在宅で口腔衛生管理を行うことになった。口腔内写真(別冊午後No.31)を別に示す。まず、①保湿剤で剥離上皮を湿潤させ、②乾いたスポンジブラシを使用して除去した。その際に、③口蓋の手前から奥にむかって、④スポンジブラシの脇腹を回転させながら動かした。下線部分で適切なのはどれか。2つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
65歳の男性。上顎癌のため放射線治療を受けている。口腔粘膜炎を発症したため、歯科医師から口腔衛生管理を行うよう指示された。口腔内写真(別冊 午後 No.37)と口腔内症状の表(別冊午後 No.38)を別に示す。 適切な対応はどれか。2つ選べ。
1: アイスマッサージの実施
2: 軟らかい歯ブラシの使用
3: キシロカイン含有含嗽剤の使用
4: 接触痛のある部位の清掃の回避
34歳の男性。右側顎下部の疼痛を訴えて来院した。下顎右側智歯周囲炎をたびたび起こしていたが、4日前より顎下部の疼痛が増し、開口障害も発現したという。開口は1横指であり、右側顎下部の自発痛、圧痛は著しく、強い嚥下痛もみられた。初診時の顔貌写真(別冊午前No.9A)と顎下隙を開放し消炎手術を行っている写真(別冊午前No.9B)を別に示す。矢印で示す器具はどれか。
1: 破骨鉗子
2: 剝離剪刀
3: 眼科剪刀
4: モスキート鉗子
45歳の男性。下顎第一大臼歯の全部金属冠の印象採得を行うことになった。圧排糸を用いて歯肉排除を行うよう歯科医師から指示された。 正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 支台歯の歯頸部全周より数mm短いものを使用する。
2: 硫酸アルミニウムを浸透させる。
3: ジンパッカーで歯肉溝に挿入する。
4: 探針で取り出す。
87歳の女性。むせることがあることを主訴として歯科診療所に来院した。1か月前に友人と会話中に意識を消失し、救急搬送されたが、次の日には歩いて退院したという。退院後に気息性嗄声が発生し、食事の際にむせることが気になっているという。 麻痺が考えられるのはどれか。
1: 顔面神経
2: 舌下神経
3: 舌咽神経
4: 迷走神経