第26回午前第44問の類似問題

第26回午前:第22問

健康日本21(第二次)の「歯・口腔の健康」の項目と目標値の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 20歳代における歯肉に炎症所見ーーー25%

2: 40歳代における進行した歯周炎ーーー40%

3: 60歳で24歯以上の自分の歯ーーー60%

4: 80歳で20歯以上の自分の歯ーーー50%

第26回午後:第100問

27歳の女性。妊娠8か月である。下顎左側臼歯部の咬合痛を主訴として来院した。プロービングを行うために水平位にしたところ、悪心を訴え、冷汗、血圧低下がみられた。正しい対応はどれか。

1: 頭部を下肢より低くする。

2: 下肢を腹部より高くする。

3: 仰臥位のまま安静を保つ。

4: 左を下にした側臥位にする。

第24回午後:第49問

58歳の男性。舌の異常を訴えて来院した。口腔内写真(別冊午後 No.8)を別に示す。疑われるのはどれか。

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1: 溝状舌

2: 白板症

3: 真菌感染症

4: ハンター舌炎

第30回午前:第10問

65歳の男性。舌縁に発生した腫瘤を主訴として来院した。1か月前から気付いていたが、痛みがないため放置していたという。圧迫により退色を認める。口腔内写真(別冊午前 No.3)を別に示す。矢印で示す病変の主体と考えられるのはどれか。1つ選べ。

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1: 多数の血管

2: 増生した線維

3: 菲薄化した上皮

4: メラニン色素の沈着

第24回午後:第58問

4歳の女児。下顎右側第一乳臼歯が保存不可能となり、局所麻酔下で抜歯を行った。抜歯後の注意として適切でないのはどれか。

1: よくうがいをさせる。

2: 2時間は飲食を避ける。

3: 口唇を咬ませないようにさせる。

4: 止血を確認した後帰宅させる。

第28回午後:第101問

78歳の女性。上顎総義歯製作にあたり、筋圧形成の準備を指示された。個人トレーの写真(別冊午後No.26A)と使用する器材の写真(別冊午後No.26B)を別に示す。準備するのはどれか。2つ選べ。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第24回午前:第68問

検査時の口腔内写真(別冊午前 No.20)を別に示す。検査項目はどれか。

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1: 歯間離開度

2: 隣接面う蝕

3: 歯髄の生死

4: アタッチメントレベル

第25回午前:第83問

35歳の男性。定期健康診査で来院した。①冷たいものを食べると歯がしみるといっており、口腔を観察すると、②歯肉に退縮がみられた。③歯は朝食後と就寝前に磨いているという。いつものように磨いてもらうと、④歯ブラシを大きく横に動かしていた。Oデータはどれか。2つ選べ。

1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第24回午前:第91問

次の文を読み、〔問題 90〕、〔問題 91〕に答えよ。 45歳の男性。歯の動揺を訴えて来院した。20歳から喫煙習慣があり、現在は1日40本喫煙している。本人には禁煙の意志がない。1日3回歯ブラシで口腔清掃を行っている。PCRは 39%である。口腔内写真(別冊午前 No.24A)とエックス線写真(別冊午前 No.24B)とを別に示す。 歯周基本治療を行うこととなった。歯科医師から歯科保健指導を指示された。適切でないのはどれか。

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1: 歯間部の清掃方法を指導する。

2: 鏡で自分の口腔内を観察させる。

3: ニコチン代替療法を選択させる。

4: 歯周病と喫煙との関係について説明する。

第28回午後:第82問

25歳の男性。下顎骨骨折治療のため顎間固定中である。口腔内写真(別冊午後No.22)を別に示す。口腔衛生管理に用いるのはどれか。2つ選べ。

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1: 人工唾液

2: 口腔洗浄器

3: タフトブラシ

4: デンタルフロス

第30回午前:第58問

乳歯の外傷で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 男児より女児に多い。

2: 上顎より下に多い。

3: 乳中切歯が最も多い。

4: 破折よりも転位や脱臼が多い。

第28回午前:第86問

67歳の女性。左舌癌の切除再建術後3週で、主治医より退院後の口腔衛生管理を依頼された。まだ創部がしみるという。来院時の口腔内写真(別冊午前No.22)を別に示す。口腔衛生管理を行うにあたり考慮するのはどれか。2つ選べ。

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1: 鼻呼吸

2: 体脂肪率

3: 舌の可動域

4: 患者の心理状態

第27回午前:第65問

妊娠期の口腔に多くみられるのはどれか。2つ選べ。

1: 悪阻による口腔清掃不良

2: 妊娠初期のアレルギー性歯肉炎

3: 妊娠高血圧症候群による粘膜皮膚病変

4: 女性ホルモンのバランスの変化に関連する歯肉炎

第23回午前:第87問

次の文を読み、問題 86、問題87を答えよ。 43歳の男性。上顎左側犬歯の冷水痛を訴え来院した。初診時に得られた惰報は下記のとおりである。口腔内写真(別冊午前No.13)を別に示す。 主訴:①2週前から冷たいものがしみる。 歯周組織検査:全顎のPD≦3mm、BOP率=23.5%、②動指歯はない。 生活習慣:③歯磨き1日3回、硬毛の歯プラシと化粧品歯磨剤、デンタルフロスを使用。 診断:④象牙質知覚過敏症 初回の歯科保健指導で正しいのはどれか。2つ選べ。

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1: 上顎左側犬歯部を強く磨かせる。

2: デンタルフロスの使用を中止させる。

3: 硝酸カリウム配合歯磨剤の使用を勧める。

4: 「ふつう」の刷毛の歯プラシを選択させる。

第25回午後:第67問

48歳の女性。乳癌の骨移転治療のため、ビスホスホネート系注射薬を長期間投与中であるという。歯周治療を行うことになった。避けることが望ましい処置はどれか。

1: 咬合調整

2: 暫間固定

3: 機械的歯面清掃

4: 歯肉剥離掻爬術

第30回午後:第41問

急性化膿性根尖性歯周炎で切開排膿が適応と考えられるのはどれか。2つ選べ。

1: 骨内期

2: 骨膜下期

3: 歯根膜期

4: 粘膜下期

第27回午前:第48問

次の文を読み、〔問題 47)、[問題 48)に答えよ。 80歳の男性。上顎左側犬歯相当部の顎堤粘膜の疼痛を主訴として来院した。7年前に上下顎全部床義歯を製作し、2年前から徐々に粘膜部が増殖してきたが、疼痛を認めなかったため、義歯は使用し続けていたという。最近になり、食事時に疼痛を認めるようになったという。義歯性線維症と診断された。初診時の口腔内写真(別冊午前No.12)を別に示す。 新義歯製作にあたり、前処置として考えられるのはどれか。

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1: 粘膜調整

2: 歯槽骨整形術

3: 唾液腺マッサージ

4: プラークコントロール

第30回午後:第32問

ある患者の初診時の歯科衛生士業務記録を示す。 ①3日前より左下臼歯部の歯ぐきから時々膿が出る。 ②36:PD5mm、BOP(+)  2回/1日(朝食後、就寝前)横磨き法を行っている。O LearyのPCR88%。診断名:広汎型中等度慢性歯周炎 ③全顎的隣接面にプラークが多量、歯顎部には少量付着しているため、隣接面清掃が必要。方法を習得してもらう。 ④隣接面清掃指導、スクラッピング法指導、全顎的SRP(3分割)の実施 Assessment dataはどれか。1つ選べ。

1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第30回午前:第99問

22歳の女性。歯の変色を主訴として来院した。診断の結果、漂白が行われることになった。漂白に使われる装置の写真(別冊午前 No.31)を別に示す。患者に対する説明で適切なのはどれか。1つ選べ。

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1: トレーは終日装着してください。

2: エナメル質に亀裂が入る場合があります。

3: 漂白後、冷たい水にしみる場合があります。

4: トレーを外した後は、うがいを控えてください。

第30回午後:第67問

42歳の女性。メインテナンス時の歯周組織検査の結果の図を示す。検査後に行うのはどれか。2つ選べ。

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1: TBI

2: SRP

3: PTC

4: LDDS