第25回午後第49問の類似問題

第30回午前:第71問

次の文を読み、〔問題70〕、〔問題71〕に答えよ。 53歳の女性。歯肉の出血を主訴として来院した。患者は降圧薬を服用しており、ペースメーカーを使用しているという。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.26)を別に示す。 この患者に使用するのはどれか。2つ選べ。

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1: ラバーカップ

2: 超音波スケーラー

3: グレーシータイプキュレット

4: 炭酸水素ナトリウム歯面清掃器

第26回午前:第85問

67歳の女性。家族の希望で歯科訪問診療を行った。2年前に交通事故で頭部を受傷し、以来寝たきりの全介助で生活しているという。夫の話では、時々むせることもあるが、発熱は無いという。初回訪問時の食後の口腔内写真(別冊午前No.25)を別に示す。 家族に指導する口腔清掃用具で必要性が高いのはどれか。2つ選べ。

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1: 軟毛歯ブラシ

2: スポンジブラシ

3: デンタルフロス

4: ジェット水流洗口器

第29回午後:第106問

4歳の女児。歯科健康診断でう蝕を指摘され、歯科治療を希望して来院した。母親から、歯科治療は初めてで不安を抱いていることが告げられた。その他特記すべき全身的な既往はみられない。適切な対応はどれか。2つ選べ。

1: TSD法

2: 静脈内鎮静法

3: トークンエコノミー法

4: ハンドオーバーマウス法

第29回午後:第108問

55歳の男性。歯科治療を希望して来院した。脳出血の既往がある。来院時の歩行状態の写真(別冊午後No.40)を別に示す。歯科医師よりチェアまでの誘導を指示された。注意するのはどれか。2つ選べ。

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1: 右側より介助を行う。

2: 患者の歩行速度に合わせて誘導する。

3: 可能な限り自力でチェアに座ってもらう。

4: 体位調整のためチェアの左側に枕等を置く。

第23回午後:第71問

60歳の女性。下顎前歯部の歯根面露出と知覚過敏とを訴えて来院した。使用すると考えられるのはどれか。

1: フッ化物洗口剤

2: フッ化物バーニッシュ

3: フッ化物徐放性シーラント

4: フッ化物添加トゥースピック

第30回午前:第93問

80歳の女性。口臭が気になると家族から相談があり歯科訪問診療を行った。3年前、食事中に突然箸を持てなくなり、急性期病院に入院した後、介護保険施設に入所した。現在は要介護4でほぼ寝たきり状態だという。この症状の原因となった疾患はどれか。1つ選べ。

1: 認知症

2: 脳梗塞

3: 関節リウマチ

4: パーキンソン病(Parkinson )

第26回午後:第83問

67歳の男性。入院中の口腔衛生管理を行うことになった。食道癌の診断で2週間前より放射線治療と化学療法を行っており、4日後に手術が行われるという。口腔内の評価では、う蝕や歯周病は無かったが口が渇くと訴えていた。評価時の舌の写真(別冊午後No.17)を別に示す。 歯科衛生士が行う口腔衛生管理によって期待される効果はどれか。2つ選べ。

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1: 入院期間の短縮

2: 原発病巣の縮小

3: 創部感染の予防

4: 安静時唾液の増加

第26回午前:第49問

9歳の男児。顎裂部の矯正歯科治療を目的に紹介され来院した。両側唇口蓋裂で、生後4か月児に口唇形成術。1歳6か月時に口蓋形成術を受けたという。現在は両側顎裂を認める。術前の口腔内写真(別冊午前No.10)を別に示す。 考えられる手術はどれか。2つ選べ。

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1: 骨移植術

2: 小帯切除術

3: 瘻孔閉鎖術

4: 骨隆起除去術

第30回午前:第52問

24歳の女性。下唇の疼痛を主訴として来院した。4日前から同部に症状を自覚し、現在食事がしにくいという。以前より疲労時などに同様な症状を繰り返しているという。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.15)を別に示す。矢印で示す粘膜病変は、下唇〈①赤唇部〉に2mm程度の〈②菱形〉を呈している。病変の表層は白色の〈③偽膜〉で覆われており、その周囲に怪度の〈④貧血帯〉がみられる。 下線部分で適切なのはどれか。1つ選べ。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第26回午前:第60問

77歳の男性。脳梗塞発症後、口蓋に食渣が付着することを訴えている。この患者に装着した口腔内装置の写真(別冊午前No.17)を別に示す。 適応症はどれか。

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1: 舌挙上不全

2: 口唇閉鎖不全

3: 軟口蓋挙上不全

4: 食道入口部開大不全

第24回午後:第61問

88歳の女性。歯科訪問診療の依頼を受けた。食後、ブラッシングのため洗面台に向かっている写真(別冊午後 No.14)を別に示す。障害高齢者日常生活自立度の判定基準のランクとして考えられるのはどれか。2つ選べ。

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1: ランクJ

2: ランクA

3: ランクB

4: ランクC

第29回午後:第91問

72歳の男性。食事中、のどに食物が残っている感覚が続いているため来院した。検査の結果、誤嚥はないが、梨状窩に食物が少量残留していることがわかった。有効な訓練法はどれか。1つ選べ。

1: 頬訓練

2: 舌訓練

3: 発声訓練

4: 頭部挙上訓練

第31回午前:第39問

59歳の女性。前歯部歯肉からの出血を訴えて来院した。半年前に内科を受診し、高血圧と不整脈に対する投薬が始まってから、歯肉の腫れがひどくなったという。初診時の歯周組織検査結果の一部を図に示す。 症状に影響していると考えられるのはどれか。1つ選べ。

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1: 利尿薬

2: 抗凝固薬

3: カルシウム拮抗薬

4: 抗コレステロール薬

第26回午後:第81問

68歳の女性。「①口の臭いが気になる」と訴え来院した。「②5年前に脳梗塞」を発症し、左半身は麻痺があるという。「③含嗽を指示すると問題なくできる。」「④口腔内全体にプラークと食物残渣の付着があり」、舌は乾燥して舌苔もみられる。歯肉は発赤・腫脹している。 客観的データはどれか。2つ選べ。

1: ①口の臭いが気になる

2: ②5年前に脳梗塞

3: ③含嗽を指示すると問題なくできる。

4: ④口腔内全体にプラークと食物残渣の付着があり

第30回午後:第50問

60歳の男性。舌の痛みを主訴として来院した。2か月前から違和感を自覚していたが放置していた。1か月前から腫脹し1週前から疼痛を自覚するようになったという。触診により病変部周囲に強い硬結が認められた。初診時の口腔内写真(別冊午後 No.14)を別に示す。考えられるのはどれか。1つ選べ。

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1: 舌癌

2: 白板症

3: 放線菌症

4: ハンター舌炎

第23回午後:第47問

32歳の女性。下顎第一大臼歯に対し、アンレーによる歯冠補級処置を行った。支台歯の咬合面観(別冊午後No.7A)とアンレー装着後の咬合面観(別冊午後No.7B)とを別に示す。 支台歯歯質およびマージン部のプラーク除去に用いる器具はどれか。2つ選べ。 別冊 午後 No. 7 A、B 写真

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1: ガーゼひも

2: タフトブラシ

3: デンタルフロス

4: ジェット水流洗口器

第31回午後:第74問

50歳の男性。口腔内の異変に気付いて来院した。ある薬剤を長期服用しているという。初診時の口腔内写真(別冊午後 No.35)を別に示す。 考えられる薬剤はどれか。2つ選べ。

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1: アンピシリン

2: ニフェジピン

3: シクロスポリンA

4: テトラサイクリン塩酸塩

第30回午前:第110問

85歳の女性。脳出血のため入院中である。歯科衛生士が口腔健康管理を実施することになった。患者の状態は、目を閉じており普通の呼びかけでは開眼せず、大きな声で刺激すると覚醒した。JCSはどれか。1つ選べ。

1: Ⅰ-1

2: Ⅰ-2

3: II-20

4: III-100