下顎の口内法エックス線写真撮影時の写真(別冊午前No.34)を別に示す。 下顎の咬合平面の設定が正しいのはどれか。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
4歳の男児。下右側顎第一乳臼歯のう蝕の治療を希望して来院した。乳歯用既製冠を用いた歯冠修復を行うことになった。支台歯形成後に使用する器材の写真(別冊午前No.42A)と器具の写真(別冊午前No.42B)を別に示す。Aを選択した後に使用するのはどれか。1つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
歯科医師から上顎左側犬歯の二等分法エックス線撮影の準備を指示された。正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 椅子に浅く座るよう指示をする。
2: 正中矢状面を床に対して垂直にする。
3: 画像検出器の位置づけは横置きにする。
4: 指示用コーンの先端は皮膚面に接するよう固定する。
60 歳の男性。上題右側第二大臼歯の痛みを主訴として来院した。診断の結果抜歯を行うことになり、歯科医師より器具の準備をするよう指示を受けた。器具とその先端の写真(別冊午後 No.37)を別に示す。患歯の脱臼に使用するのはどれか。1つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
歯科用エックス線撮影システムに使用する器具の表と裏の写真(別冊午後No.41)を別に示す。エックス線フィルムと比較して、この器具の特徴はどれか。2つ選べ。
1: 形状が大きくなる。
2: 被曝量が軽減される。
3: 現像操作が必要である。
4: コントラストの調整が可能である。
口腔内写真(別冊午後 No.16)を示す。歯肉歯槽粘膜境はどれか。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
65歳の男性。下顎舌側の腫瘤を訴えて来院した。30年前から気付いていたという。腫療は正常粘膜で被覆されており、骨様硬で疼痛はない。初診時の口腔内写真(別冊午後No.7)を別に示す。 考えられるのはどれか。
1: 線維腫
2: 下顎隆起
3: エナメル上皮腫
4: ガマ腫(ラヌーラ)
12歳の女児。歯科予防処置を希望して来院した。永久歯は28本萌出している。これまで歯科予防処置の既往はない。今回、小窩裂溝塡塞を行うことになった。処置の優先順位の高い歯はどれか。
1: 第一小臼歯
2: 第二小臼歯
3: 第一大臼歯
4: 第二大臼歯
10歳の女児。口唇の異常を主訴として来院した。3日前に気付いたが痛みはないという。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.17)を別に示す。 下線部分で適切なのはどれか。2つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
58歳の女性。頬の内側の白い線が心配になって来院した。起床時に咬筋部や側頭筋部の疼痛を自覚するという。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.9)を別に示す。原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。
1: 口呼吸
2: 咬唇癖
3: 弄舌癖
4: くいしばり
口腔内写真(別冊午後No.5)を別に示す。 矢印の示す形態からわかるのはどれか。
1: 浮腫性の腫脹
2: 線維性の肥厚
3: 臨床的正常歯肉
4: 外傷による擦過傷
8歳の女児。上顎左側中切歯の色調異常を訴えて来院した。萌出時から異常が認められ、歯磨きをしても変化はないという。歯の発育段階での異常と診断された。口腔内写真(別冊午前No.15)を別に示す。 原因として考えられるのはどれか。
1: 外胚葉異形成症
2: フッ化物の過剰摂取
3: エナメル質形成不全症
4: 先行乳歯の根尖性歯肉炎
器具の写真(別冊午後No.17)を別に示す。 下顎左側第一大臼歯の小窩裂溝塡塞法に使用しないのはどれか。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
72歳の女性。ブラッシング時、〈①歯肉からの出血〉を訴えて来院した。歯ブラシ操作を確認したところ、〈②把持に力が入らず細かな歯ブラシ操作が困難〉である。〈③下顎舌側面にプラークと歯石沈着があり〉、歯肉は発赤し腫脈している。〈④歯科医師よりブラッシング指導の指示を受けた〉。 Objective dataはどれか。2つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
80歳の女性。上顎が無歯顎であり義歯を使用しているが、適合が悪く前歯部粘膜に軟らかい可動性組織がある。前処置を行った後、新たに全部床義歯を製作する予定である。前処置として考えられるのはどれか。2つ選べ。
1: 粘膜調整
2: レストシートの付与
3: フラビーガムの切除
4: ガイドプレーンの形成
50歳の女性。着色除去を希望して来院した。数か月前から気付き、次第に範囲が広がっているという。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.30)を別に示す。 着色の原因と考えられるのはどれか。1つ選べ。
1: 外傷
2: 飲食物
3: テトラサイクリン
4: フッ化ナトリウム
45歳の男性。上顎右側第一大臼歯にインプラント治療を受けている。上部構造印象採得時の口腔内写真(別冊午前No.38A)と印象用トレーの写真(別冊午前No.38B)を別に示す。適切なのはどれか。1つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
5歳の男児。下顎左側第二乳臼歯のう蝕治療のため保護者と来院した。 う蝕象牙質の除去中に露髄がみられたため、生活歯髄切断法を行うことになった。 歯髄切断後に貼付するのはどれか。
1: 水酸化カルシウム
2: ホルマリンクレゾール
3: グラスアイオノマーセメント
4: 酸化亜鉛ユージノールセメント
67歳の男性。入院中の口腔衛生管理を行うことになった。食道癌の診断で2週間前より放射線治療と化学療法を行っており、4日後に手術が行われるという。口腔内の評価では、う蝕や歯周病は無かったが口が渇くと訴えていた。評価時の舌の写真(別冊午後No.17)を別に示す。 歯科衛生士が行う口腔衛生管理によって期待される効果はどれか。2つ選べ。
1: 入院期間の短縮
2: 原発病巣の縮小
3: 創部感染の予防
4: 安静時唾液の増加
40歳の男性。歯肉の遠和感を訴え来院した。20歳の頃から1日 20本喫煙しているという。本人は禁煙を希望しているが、試みたことはないという。担当歯科医師から禁煙支援を含めた歯科保健指導を指示された。適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 歯周治療完了後に禁煙を促す。
2: 経口禁煙補助薬の情報を提供する。
3: 禁煙後の離脱症状について説明する。
4: 低ニコチンタバコへの変更を勧める。