第24回午前第21問の類似問題

第24回午前:第91問

次の文を読み、〔問題 90〕、〔問題 91〕に答えよ。 45歳の男性。歯の動揺を訴えて来院した。20歳から喫煙習慣があり、現在は1日40本喫煙している。本人には禁煙の意志がない。1日3回歯ブラシで口腔清掃を行っている。PCRは 39%である。口腔内写真(別冊午前 No.24A)とエックス線写真(別冊午前 No.24B)とを別に示す。 歯周基本治療を行うこととなった。歯科医師から歯科保健指導を指示された。適切でないのはどれか。

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1: 歯間部の清掃方法を指導する。

2: 鏡で自分の口腔内を観察させる。

3: ニコチン代替療法を選択させる。

4: 歯周病と喫煙との関係について説明する。

第30回午後:第80問

30歳の女性。定期健康診査を目的として来院した。初診時の歯垢染色後の写真(別冊午後 No.28)を別に示す。この歯のPHPスコアはどれか。1つ選べ。

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1: 0

2: 1

3: 2

4: 3

第25回午前:第83問

35歳の男性。定期健康診査で来院した。①冷たいものを食べると歯がしみるといっており、口腔を観察すると、②歯肉に退縮がみられた。③歯は朝食後と就寝前に磨いているという。いつものように磨いてもらうと、④歯ブラシを大きく横に動かしていた。Oデータはどれか。2つ選べ。

1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第31回午前:第87問

30歳の男性。矯正歯科治療のため来院した。前科医師から口腔衛生管理を行うよう指示を受けた。う蝕リスクの評価結果を図に示す。 推奨するのはどれか。2つ選べ。

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1: 代用甘味料

2: 小窩裂溝塡塞

3: 口腔保湿スプレー

4: 1,450ppmF配合歯磨剤

第22回午後:第21問

上顎切歯部に歯のフッ素症がみられた。フッ化物が影響した時期はどれか。

1: 胎生4週~6週

2: 出生時~3歳

3: 6歳~8歳

4: 10歳~12歳

第26回午前:第92問

歯科衛生教育活動に用いる媒体(別冊午前No.28)を以下に示す。 利用する媒体と対象者の組合せで最適なのはどれか。2つ選べ。

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1: ①ーーー小学1年の児童

2: ②ーーー保育園児の保護者

3: ③ーーー幼稚園児

4: ④ーーー中学校1年の生徒

第24回午前:第90問

次の文を読み、〔問題 90〕、〔問題 91〕に答えよ。 45歳の男性。歯の動揺を訴えて来院した。20歳から喫煙習慣があり、現在は1日40本喫煙している。本人には禁煙の意志がない。1日3回歯ブラシで口腔清掃を行っている。PCRは 39%である。口腔内写真(別冊午前 No.24A)とエックス線写真(別冊午前 No.24B)とを別に示す。 観察できるのはどれか。2つ選べ。

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1: 上顎両側中切歯ーーー水平性歯槽骨吸収

2: 上顎右側側切歯ーーーフェストゥーン

3: 下顎右側側切歯ーーー歯肉退縮

4: 下顎左側中切歯ーーー歯肉クレフト

第23回午後:第91問

ライフステージと口腔に現れやすい症状との組合せで正しいのはどれか。

1: 妊産婦期ーーー歯肉炎の軽滅

2: 学齢期ーーー唾液分泌量の減少

3: 青年期ーーー永久歯喪失の急増

4: 老年期ーーー歯根面う蝕の増加

第28回午後:第74問

5歳の男児。う蝕予防を目的として保護者と来院した。う蝕はなく、ブラッシング状況も良好であるため、フッ化物によるう蝕予防を勧めることになった。 適切な対応はどれか。

1: フッ化物歯面塗布

2: フッ化ジアンミン銀塗布

3: フッ化物バーニッシュ塗布

4: 1,450ppmFフッ化物配合歯磨剤利用の推奨

第28回午後:第81問

83歳の女性。介護保険施設から口腔衛生管理の依頼を受け、歯科医師と一緒に口腔のアセスメントを行った。結果を表に示す。口腔衛生管理を行う上で必要なのはどれか。2つ選べ。

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1: 歯磨剤

2: 義菌安定剤

3: 口腔保湿剤

4: 義歯洗浄剤

第28回午前:第82問

1歳の女児。母親とともに定期歯科健康診査のため来院した。口腔内診査の結果、歯肉は健康であったが歯垢の軽度付着が認められた。保護者から仕上げ磨きに適した歯ブラシについて質問を受けた。歯ブラシの写真(別冊午前 No.21)を別に示す。 推奨するのはどれか。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第23回午前:第64問

歯周病の検査はどれか。2つ選べ。

1: 顎機能検查

2: 唾液潜血検査

3: カリオスタットⓇ

4: 付着歯肉幅の測定

第30回午後:第104問

60 歳の男性。上題右側第二大臼歯の痛みを主訴として来院した。診断の結果抜歯を行うことになり、歯科医師より器具の準備をするよう指示を受けた。器具とその先端の写真(別冊午後 No.37)を別に示す。患歯の脱臼に使用するのはどれか。1つ選べ。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第31回午後:第19問

ある高等学校の学校歯科健康診断で、被診査者、未処置歯、喪失歯、処置歯のそれぞれの総数の記録が存在する。 算出できるのはどれか。1つ選べ。

1: DF者率

2: DMF者率

3: DMF歯率

4: DMFT指数

第28回午後:第20問

25歳の女性。健康相談会場で、上顎前歯の形態異常を相談された。口腔内を観察したところ、前歯部に歯の損耗(Tooth wear)がみられた。う蝕は認められなかった。原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。

1: 口呼吸

2: 歯ぎしり

3: 抗菌薬の服用

4: 管楽器の演奏

第26回午前:第44問

36歳の女性。上下顎前歯歯肉からの出血を主訴として来院した。検査の結果、侵襲性歯周炎と診断され、歯周治療を行うことになった。初診時の口腔内写真(別冊午前No.8)を別に示す。 歯周基本治療開始前に説明すべきリスクはどれか。2つ選べ。

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1: 歯根破折

2: 構音障害

3: エナメル質う蝕

4: 象牙質知覚過敏症

第26回午後:第85問

45歳の女性。定期健康診査を目的に来院した。歯科保健指導は5回目となる。指導時の会話を以下に示す。 歯科衛生士:自宅での歯磨きはいかがですか。 患者:教えていただいたように行えていると思います。最初1か月は、歯間ブラシを使うのは面倒でしたが、4か月経ってみると、使わないとすっきりしない気がします。 歯科衛生士:歯間ブラシは毎日使っていますか。 患者:はい。1日2回。昼食後と夕食後の歯磨きの時に使用しています。職場の人にも勧めているのですよ。 歯科衛生士:それはすばらしいです。このまま続けていけそうですね。 患者:はい。気持ちがよいので続けられると思います。 保健行動変容の段階はどれか。

1: 無関心期

2: 関心期

3: 準備期

4: 行動期

第25回午後:第91問

40歳の男性。6か月に一度の定期歯科健診のため来院した。通院開始から3年間、喫煙による悪影響と、禁煙のメリットについて説明してきた。今回初めて禁煙を考え、1か月以内に開始したいという。現在は、1日20本吸っており、20年間の喫煙経験がある。 この男性への禁煙支援で適切でないのはどれか。

1: 禁煙開始日を決定させる。

2: 喫煙関連品の処分を勧める。

3: タバコによる歯面の着色を除去する。

4: ニコチン濃度の低いタバコを紹介する。

第26回午前:第85問

67歳の女性。家族の希望で歯科訪問診療を行った。2年前に交通事故で頭部を受傷し、以来寝たきりの全介助で生活しているという。夫の話では、時々むせることもあるが、発熱は無いという。初回訪問時の食後の口腔内写真(別冊午前No.25)を別に示す。 家族に指導する口腔清掃用具で必要性が高いのはどれか。2つ選べ。

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1: 軟毛歯ブラシ

2: スポンジブラシ

3: デンタルフロス

4: ジェット水流洗口器

第28回午後:第107問

25歳の男性。下顎右側第一大臼歯の自発痛を主訴として母親と来院した。 患者は知的障害があり精神年齢が12歳程度であることが母親から告げられた。 検査の結果、歯髄炎と診断され抜髄処置を行うことになった。歯科医師より治療の内容を患者と母親に説明するよう指示された。 説明に際し留意する点はどれか。2つ選べ。

1: 抽象的な表現を多く使う。

2: 患者の実年齢にあった態度で接する。

3: 理解が得られるように繰り返し説明する。

4: 母親にも患者の精神年齢に応じた言葉で説明する。