52歳の男性。上顎右側第一大臼歯部歯肉の異常を訴えて来院した。2か月前に異常に気づき徐々に大きくなってきたという。口腔内写真(別冊午後 No.9)を別に示す。主訴に対して考えられる検査はどれか。2つ選べ。
1: 細胞診
2: 歯髄電気診
3: ブロービング
4: エックス線検査
36歳の女性。上顎右側小臼歯部の冷水痛を訴えて来院した。歯髄電気診、打診に異常な反応を認めない。コンポジットレジン修復を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊午前 NO.4A)と洞整理後の口腔内写真(別冊午前N.4B)とを別に示す。処置時に必要なのはどれか。2つ選べ。
1: マトリックス
2: 歯肉排除用綿
3: 研磨用ストリップス
4: アイボリー型セパレーター
根管充塡時の術式を写真(別冊午前 No.3)に示す。矢印で示す材料の作用はどれか。2つ選べ。
1: 鎮痛
2: 封鎖
3: 殺菌
4: 接着
53歳の男性。上顎左側側切歯の審美障害を主訴として来院した。5年前に治療を受けたという。1年前に気付いたが痛みがないため放置していたという。初診時の口腔内写真(別冊午前No.7)を別に示す。考えられる原因はどれか。2つ選べ。
1: 口呼吸
2: 研磨の不足
3: オーバーフィリング
4: 過度のスケーリング
次の文を読み、〔問題 69〕、〔問題70〕に答えよ。 63歳の男性。下顎右側白歯部の違和感を訴えて来院した。根分岐部病変を検査した結果、Glickmanの分類は3級であった。エックス線写真(別冊午後 No.25 A)と器具の写真(別冊午後 No.25 B)を別に示す。 この歯の検査に使用したのはどれか。2つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
60歳の女性。下顎左側臼歯部の疼痛を訴えて来院した。慢性歯周炎と診断され、歯周治療が行われた。歯周外科治療後の口腔内写真(別冊午後No.28A)と口腔機能回復治療後の口腔内写真(別冊午後No.28B)を別に示す。SPT時に矢印で示した部位に使用するグレーシータイプキュレットはどれか。2つ選べ。
1: # 7
2: # 8
3: #11
4: #12
部分床義歯装着時の調整に使用する器材の写真(別冊午前 No.35)を別に示す。適合試験に用いるのはどれか。1つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
54歳の男性。上顎右側の疼痛を訴えて来院した。上顎右側前歯部歯槽膿瘍と診断された。術中写真(別冊午前No.6)を別に示す。この目的はどれか。2つ選べ。
1: 原因歯の確認
2: 咀嚼障害の確認
3: 内容液の性状確認
4: 腫瘍腔の位置確認
48歳の女性。上顎左側臼歯部のブラッシング時の疼痛を訴えて来院した。う蝕は認められなかった。初診時の口腔内写真(別冊午後No.5)を別に示す。原因歯を特定するために行う検査として有効なのはどれか。
1: 打診
2: 透照診
3: 擦過診
4: 歯髄電気診
25歳の男性。下顎右側第一大臼歯の自発痛を主訴として母親と来院した。 患者は知的障害があり精神年齢が12歳程度であることが母親から告げられた。 検査の結果、歯髄炎と診断され抜髄処置を行うことになった。歯科医師より治療の内容を患者と母親に説明するよう指示された。 説明に際し留意する点はどれか。2つ選べ。
1: 抽象的な表現を多く使う。
2: 患者の実年齢にあった態度で接する。
3: 理解が得られるように繰り返し説明する。
4: 母親にも患者の精神年齢に応じた言葉で説明する。
44歳の女性。上顎左側臼歯部の欠損を主訴として来院した。診断の結果、ブリッジを新製することになった。印象採得時に使用する器材の写真(別冊午後No.36A、B)を別に示す。使用するのはどれか。1つ選べ。
1: 寒天印象材
2: シリコーンゴム印象材
3: モデリングコンパウンド
4: 酸化亜鉛ユージノール印象材
55歳の男性。下顎左側臼歯部の疼痛と腫脹を主訴として来院した。2日前から歯肉が腫れ、痛みがあったが放置していたという。LDDSを行うことになった。初診時の口腔内写真(別冊午前No.4A)と処置時の口腔内写真(別冊午前No.4B)を別に示す。この処置で用いた薬剤はどれか。
1: アモキシシリン
2: ポビドンヨード
3: ミノサイクリン塩酸塩
4: ベンゼトニウム塩化物
27歳の男性。上顎左側側切歯の違和感と疼痛を訴えて来院した。同部の違和感は4日前から気付いていたという。同部に波動を触知した。初診時の口腔内写真(別冊午後No.4A)とエックス線写真(別冊午後No.4B)を別に示す。 考えられる対応で、最初に行われるのはどれか。
1: 膿瘍切開
2: 根尖搔爬
3: 根尖切除
4: 歯根切断
5歳の男児。外傷による歯の破折を主訴として来院した。上顎両側乳中切歯の抜歯を行うために浸潤麻酔を行うことになったが、号泣して体動がある。 注射筒を受け渡す経路を図の①~④に示す。 適切なのはどれか。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
36歳の男性。下顎右側埋状智歯を抜歯した際、下歯槽神経血管束が露出した。 術後、下唇に生じる可能性があるのはどれか。
1: 浮腫
2: 紅斑
3: 運動障害
4: 知覚鈍麻
38歳の女性。上顎左側第一大臼歯の一過性の冷水痛を訴えて来院した。5年前にコンポジットレジン修復処置を受けたという。隣接面にう蝕はみられず自発痛と打診痛もない。診察の結果、再修復を行うことになった。初診時の口腔内写真(別冊午後No.4)を別に示す。コンポジットレジン修復時に必要なのはどれか。2つ選べ。
1: ウェッジ
2: 光照射器
3: マトリックス
4: シェードガイド
20歳の女性。下顎前歯部歯肉からの出血を主訴として来院した。6か月前からプラッシング時に自覚していたが痛みがないため放置していたという。歯周組織検査後、TBIとスケーリングを行うよう指示を受けた。初診時の口腔内写真(別冊午後No.9A、B)とエックス線写真の一部(別冊午後No.9C)を別に示す。歯周基本治療終了後の再評価時にみられると考えられるのはどれか。2つ選べ。
1: 露出歯根面
2: スティップリング
3: 象牙質知覚過敏症
4: プロービング深さの減少
46歳の女性。上顎右側二第小臼歯の違和感を主訴として来院した。慢性歯周炎と診断され、歯周基本治療を行った。再評価時のエックス線写真(別冊午後No.11)と歯周組織検査結果の一部(別冊午後No.12)を別に示す。歯周外科治療を行うことになった。考えられる術式はどれか。1つ選べ。
1: ENAP
2: フラップ手術
3: 遊離歯肉移植術
4: 歯肉弁根尖側移動術
器具の写真(別冊午前NO.20)を別に示す。 使用する部位はどれか。2つ選べ。
1: 16歯根部頰側
2: 27歯根部口蓋側
3: 34歯根部頬側
4: 46歯根部舌側
器材・器具の写真(別冊午前 No.35)を別に示す。 口腔内でプロビジョナルレストレーションを製作する場合、使用するのはどれか。2つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④