51歳の女性。歯周治療終了後、6か月後のメインテナンスで来院した。歯周組織検査後、歯科医師より歯科保健指導と歯面清掃を行うよう指示された。O LearyのPCRの結果を図に示す。歯面清掃に使用するのはどれか。2つ選べ。
1: ラバーチップ
2: 研磨用ディスク
3: デンタルフロス
4: ポイント型ラバーカップ
摂食嚥下障害に対して上顎に装置を製作した。装置の写真(別冊午後No.32)を別に示す。改善できるのはどれか。1つ選べ。
1: 口唇閉鎖不全
2: 舌骨挙上不全
3: 鼻咽腔閉鎖不全
4: 食道入口部開大不全
検査時の口腔内写真(別冊午前 No.20)を別に示す。検査項目はどれか。
1: 歯間離開度
2: 隣接面う蝕
3: 歯髄の生死
4: アタッチメントレベル
次の文を読み、〔問題 61)、(問題 62〕に答えよ。 19歳の女性。ブラッシング時の出血を主訴として来院した。けいれん発作があるため医師からの処方薬を服用しているという。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.19)を別に示す。 別冊 午前 No.19写真 口腔清掃中に全身が硬直する発作が生じ、呼びかけに反応しない。 直ちに行うのはどれか。2つ選べ。
1: 背板を起こす。
2: 開口器で咬舌を防ぐ。
3: 口腔清掃を中止する、
4: 口腔内の器具をすべで除去する。
32歳の女性。①下の歯の汚れがとれないことを訴えて来院した。歯科医師より歯周組織検査を指示され行った結果、②プロービング値は4mm以下、BOPおよび歯の動揺は認められず、O’LearyのPCRは15%であった。③下顎前歯舌側に少量の歯肉縁上歯石が認められた。④超音波スケーラーでのスケーリングを行うことになった。SOAPにおける「O」はどれか。2つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
21歳の女性。矯正用マルチブラケット装置を装着した。患者は矯正治療が初めてのため、歯科医師より患者に治療後の注意点を説明するように指示された。当日の患者への説明内容で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 柔らかい粘着性の食べ物を選んでください。
2: 結紮線が突き出た場合は自分で切断してください。
3: 今後、数日で治まる痛みがみられることがあります。
4: 装置が粘膜にあたり痛む場合は、ホワイトワックスを使用してください。
初診時と歯周基本治療後のアタッチメントレベルとプロービングデプスの結果を表に示す。 付着の獲得が認められたのはどれか。2つ選べ。
1: 11
2: 21
3: 31
4: 41
矯正歯科治療における顔面写真の撮影で正しいのはどれか。
1: 口角鉤を使用する。
2: 開口状態で撮影する。
3: 眼耳平面を床と平行にする。
4: カメラレンズの高さを口の高さに合わせる。
64歳の女性。口を閉じることができないと訴えて来院した。食事中に突然咬めなくなったという。左側顎関節脱臼と診断され徒手整復を行うことになった。エックス線写真(別冊午後No.10)を別に示す。下顎頭を誘導する正しい方向はどれか。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
73歳の男性。1年前に脳卒中を発症したという。退院後、食事がうまくいかないということで特殊な調整を行った上題の義歯を製作した。義歯の写真(別冊午後 No.42A)と、入居している施設で提供可能な食事の写真(別冊午後 No.42B)を別に示す。 適切な食形態はどれか。1つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
次の文を読み、〔問題70〕、〔問題71〕に答えよ。 53歳の女性。歯肉の出血を主訴として来院した。患者は降圧薬を服用しており、ペースメーカーを使用しているという。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.26)を別に示す。 口腔内写真で観察できるのはどれか。2つ選べ。
1: クレフト
2: エプーリス
3: 歯肉の発赤
4: 歯肉縁下歯石
10歳の女児。保護者から奥歯が上手に磨けないことを主訴として来院した。出生時から脳性麻痺の診断があり、日常生活は全介助で、緊張すると噛みしめてしまうという。歯科医師の診察でう蝕はなかったが、歯頸部に歯垢が付着していた。初診時の写真(別冊午後No.23)を別に示す。口腔衛生管理で保護者へ説明するのはどれか。2つ選べ。
1: 本人に口唇閉鎖を促すよう説明する。
2: 清掃時に用いる開口保持器具を紹介する。
3: 歯科医院での定期管理の必要性を説明する。
4: う蝕がないので適切に磨けていることを伝える。
支台歯が生活歯である場合、ブリッジを仮着するのに用いるのはどれか。
1: リン酸亜鉛セメント
2: 接着性レジンセメント
3: グラスアイオノマーセメント
4: 酸化亜鉛ユージノールセメント
暫間的間接覆髄法で、処置と薬剤・材料との組合せで正しいのはどれか。
1: 軟化象牙質除去ーーー2%EDTA溶液
2: 窩洞の消毒・清掃ーーー0.5%次亜塩素酸ナトリウム溶液
3: 覆髄剤貼付ーーーレジン添加型グラスアイオノマーセメント
4: 仮封ーーー水酸化カルシウム製剤
小臼歯へのコンポジットレジン修復操作の写真(別冊午後 No.3)を別に示す。このレジンの特徴はどれか。1つ選べ。
1: 歯髄鎮静作用
2: 良好な窩壁適合性
3: 酸素による重合促進作用
4: マクロフィラーによる耐摩耗性
外科用器具の写真(別冊午前No.28)を別に示す。歯槽骨整形術で骨を削除するのに使用するのはどれか。2つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
口腔内写真(別冊午後No.21)を別に示す。上下顎前歯の前後的、垂直的被蓋関係の評価で正しいのはどれか。1つ選べ。
1: 前後的関係(+)、垂直的関係(+)
2: 前後的関係(-)、垂直的関係(+)
3: 前後的関係(+)、垂直的関係(-)
4: 前後的関係(-)、垂直的関係(-)
50歳の男性。口腔内の異変に気付いて来院した。ある薬剤を長期服用しているという。初診時の口腔内写真(別冊午後 No.35)を別に示す。 考えられる薬剤はどれか。2つ選べ。
1: アンピシリン
2: ニフェジピン
3: シクロスポリンA
4: テトラサイクリン塩酸塩
90歳の男性。無歯顎で全部床義歯を使用している。片麻痺があり、ペースメーカーを装着している。食後、食渣の滞留と舌苔とを認める。口腔ケアに用いられないのはどれか。
1: 舌ブラシ
2: 歯ブラシ
3: 音波ブラシ
4: スポンジブラシ
患者を水平位にしてミラーを使用した口腔内写真を撮影する場合、部位と撮影者のポジショニングの組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 上顎咬合面観ー3時
2: 下顎咬合面観ー8時
3: 右側側方面観ー12時
4: 左側側方面観ー9時