11歳の女児。上顎前歯部の歯並びの異常を主訴として来院した。永久歯の交換期から気になっていたという。初診時の口腔内写真(別冊午後No.14)を別に示す。上顎側切歯の異常はどれか。
1: 矮小歯
2: 移転歯
3: 埋伏歯
4: 斑状歯
8歳の女児。前歯の咬み合わせの異常を訴えて来院した。初診時のエックス線写真(別冊午後No.12)を別に示す。この検査の目的はどれか。2つ選べ。
1: 下顎偏位の検査
2: 乳歯歯根の吸収度の観察
3: 下顎骨の成長方向の判定
4: 上顎中切歯の唇舌的傾斜の評価
8歳の女児。上頭前歯の位置異常を主訴として来院した。萌出開始時から気になっていたという。初診時の口腔内写真(別冊午前No.15)を別に示す。 上顎右側中切歯の位置異常はどれか。
1: 捻転
2: 転位
3: 移転
4: 回転
ある矯正装置を装着した口腔内写真(別冊午後 No.21)を別に示す。 期待できる治療効果はどれか。1つ選べ。
1: 前歯部開咬の改善
2: 上顎歯列の側方拡大
3: 上顎切歯の唇側移動
4: 上顎骨の前方成長促進
9歳の女児。学校歯科健康診断で前歯の咬み合わせの異常を指摘されて来院した。初診時の口腔内写真(別冊午前No.16)を別に示す。 放置したときに下顎中切歯に予想されるのはどれか。2つ選べ。
1: 挺出
2: 動揺
3: 舌側傾斜
4: 歯肉退縮
7歳の男児。定期診査で来院した。上顎右側臼歯部の口腔内写真(別冊午前 No.21)を別に示す。 この装置について正しいのはどれか。1つ選べ。
1: 可撤式である。
2: 装置改変は不要である。
3: 歯体移動を目的とする。
4: 適応は1歯欠損である。
4歳の男児。う蝕治療を目的として来院した。保存不可能な乳臼歯が抜去され、装置が装着された。装置装着時の口腔内写真(別冊午後No.22)を別に示す。この装置の目的はどれか。1つ選べ。
1: 垂直的保隙
2: 近遠心的保隙
3: 歯の歯体移動
4: 咀嚼機能の回復
5歳の女児。歯並びが気になることを主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊午後No.12)を別に示す。 矢印で示す空隙ができる原因はどれか。
1: 乳歯の先天欠如
2: 顎骨の成長発育
3: 対顎乳犬歯との咬合
4: 下唇小帯の異常発育
6歳の男児。下顎右側第二乳臼歯のう蝕治療を希望して保護者と来院した。既製金属冠による歯冠修復を行うことになった。治療で使用する器具の写真(別冊午後No.29)を別に示す。正しい用途はどれか。
1: 冠縁の削除
2: 装着時の圧接
3: 咬合面の調整
4: マージン部の適合
4歳の女児。保育園で転倒して上顎左側乳中切歯が脱落し、保隙装置を製作することになった。創傷治癒後の口腔内写真(別冊午後No.16)を別に示す。考えられる装置はどれか。
1: 可撤保隙装置
2: リンガルアーチ
3: バンドループ保隙装置
4: ナンスのホールディングアーチ
7歳の男児。咬み合わせの異常を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊午前No.12A)とエックス線画像(別冊午前No.12B)を別に示す。上顎左側第一大臼歯の位置異常はどれか。
1: 移転
2: 低位
3: 埋伏
4: 舌側転位
10歳の女児。前歯で食物を咬み切れないことを主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.19)を別に示す。原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。
1: 咬唇癖
2: 舌突出癖
3: 小帯の異常
4: 乳歯の早期喪失
4歳の男児。う蝕治療を目的として来院した。歯冠修復処置を行い保存不可能な乳歯を抜去後、保隙装置を装着した。装置の咬合面観写真(別冊午後 No.20 A)、装置装着前の口腔内写真(別冊午後 No.20B)および装置装着後の口腔内写真(別冊午後 No.20C)を別に示す。装置使用の目的はどれか。2つ選べ。
1: 咀嚼能率の向上
2: 残存乳歯の歯体移動
3: 小帯の位置異常防止
4: 発音時の空気漏れ防止
11歳の男児。歯並びの異常を訴えて来院した。歯ブラシが届きにくいという。初診時の口腔内写真(別冊午後No.10)を別に示す。 矢印が示す歯の位置異常はどれか。
1: 移転
2: 遠心捻転
3: 唇側傾斜
4: 舌側転位
4歳の男児。下右側顎第一乳臼歯のう蝕の治療を希望して来院した。乳歯用既製冠を用いた歯冠修復を行うことになった。支台歯形成後に使用する器材の写真(別冊午前No.42A)と器具の写真(別冊午前No.42B)を別に示す。Aを選択した後に使用するのはどれか。1つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
70歳の女性。上顎義歯の破折による咀嚼困難を主訴として来院した。使用中の義歯は10年前に装着したという。診察の結果、上下顎全部床義歯を製作することになった。治療過程の写真(別冊午前 No.14A,B)を別に示す。 この操作で決定するのはどれか。1つ選べ。
1: 咬合高径
2: 口唇豊隆度
3: 仮想咬合平面
4: 水平的下額位
14歳の女子。歯並びが悪いことを訴えて来院した。初診時の口腔内写真(別冊午後No.11A、B、C)を別に示す。上顎右側犬歯の位置異常はどれか。2つ選べ。
1: 低位
2: 遠心傾斜
3: 唇側転位
4: 交叉咬合
5歳の男児。前歯で食物が噛みにくいことを訴えて来院した。全身疾患は認められず、う蝕の治療は終了している。咬合時の口腔内写真(別冊午前No.16)を別に示す。 咬合異常の原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。
1: 頬杖
2: 吸指癖
3: 舌突出癖
4: 歯ぎしり
6歳の男児。矯正歯科治療中である。上顎前方牽引装置装着時の指導を行うことになった。口腔外装置の写真(別冊午前No.13A)、口腔内装置の写真(別冊午前No.13B)及び口腔内写真(別冊午前No.13C)を別に示す。 男児への指導で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: スクラビング法を指導する。
2: 辺縁性歯周炎について説明する。
3: 歯間ブラシの使い方を指導する。
4: 口腔内装置は外して歯を刷掃するよう指導する。
9歳の男児。顎裂部の矯正歯科治療を目的に紹介され来院した。両側唇口蓋裂で、生後4か月児に口唇形成術。1歳6か月時に口蓋形成術を受けたという。現在は両側顎裂を認める。術前の口腔内写真(別冊午前No.10)を別に示す。 考えられる手術はどれか。2つ選べ。
1: 骨移植術
2: 小帯切除術
3: 瘻孔閉鎖術
4: 骨隆起除去術