78歳の男性。定期健診のため来院した。歯科医師から口腔衛生指導を行うよう指示を受けた。口腔内写真(別冊午後 No.39)を別に示す。 上下顎補綴装置の清掃に共通するのはどれか。1つ選べ。
1: 歯周ブラシ
2: タフトブラシ
3: スーパーフロス
4: スポンジブラシ
55歳の男性。上顎右側臼歯部の欠損による咀嚼障害を主訴として来院し、補綴歯科治療が行われた。模型に装着した補綴装置の写真(別冊午前No.13A)とある操作中の補綴装置の写真(別冊午前No.13B)を別に示す。Bの操作で確認するのはどれか。2つ選べ。
1: 冠辺縁適合度
2: 冠内画適合度
3: 冠内面研磨状態
4: 冠隣接接触関係
58歳の男性。慢性歯周炎によって上顎右側第二大臼歯の抜歯をすることになり、歯科医師から抜歯鉗子を準備するよう指示があった。器具の写真(別冊午後No.24)を別に示す。 正しいのはどれか。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
70歳の男性。上全部床義歯の紛失による咀嚼障害を主訴として来院した。上顎精密印象採得後の写真(別冊午後 No.11)を別に示す。丸で囲んだ部分の解剖学的指標はどれか。1つ選べ。
1: 口蓋小窩
2: 上唇小帯
3: 切歯乳頭
4: 翼突下顎ヒダ
22歳の女性。上顎左側第一小臼歯のう触治療を希望して来院した。修復処置を行い、本日修復物の装着を予定している。装着前の修復物の写真(別冊午前 No.27)を別に示す。 合着前に行う処理はどれか。2つ選べ。
1: フッ酸処理
2: サンドブラスト
3: リン酸エッチング
4: イオウ含有プライマー塗布
25歳の女性。下顎右側臼歯部の痛みを主訴として来院した。歯科医師よりう蝕の確認のための口内法エックス線写真撮影の準備を指示された。頭部固定の図を示す。考えられる撮影法はどれか。2つ選べ。
1: 咬翼法
2: 咬合法
3: 二等分法
4: Waters撮影法
4歳の男児。下顎左側乳切歯の形の違いを気にして来院した。初診時の口腔内写真(別冊午前No.13A)とエックス線写真(別冊午前No.13B)を別に示す。 歯の形態異常はどれか。
1: 栓状歯
2: 双生歯
3: 癒合歯〈融合歯〉
4: ハッチンソンの歯
32歳の女性。上顎右側臼歯部の冷水痛を主訴として来院した。検査のためにデンタルエックス線写真を撮影した。歯科医師よりエックス線フィルムの現像を指示され、自動現像機を使用して現像したところ、写真(別冊午後No.30)に示すようなフィルムが現像された。 原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。
1: 現像液の劣化
2: 照射時間の不足
3: 現像液の高温化
4: フィルムの光漏れ
34歳の男性。上顎左側第一小臼歯の痛みを主訴として来院した。窩洞形成を行い間接修復することになった。窩洞形成後の口腔内写真(別冊午後No.5)を別に示す。 印象採得に用いるのはどれか。
1: アルジネート印象材
2: シリコーンラバー印象材
3: 酸化亜鉛ユージノール印象材
4: モデリングコンパウンド印象材
60 歳の男性。上題右側第二大臼歯の痛みを主訴として来院した。診断の結果抜歯を行うことになり、歯科医師より器具の準備をするよう指示を受けた。器具とその先端の写真(別冊午後 No.37)を別に示す。患歯の脱臼に使用するのはどれか。1つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
エックス線画像(別冊午前 No.5)を別に示す。 評価できるのはどれか。2つ選べ。
1: 下顎骨の左右的偏位
2: 上顎骨の前後的位置
3: 中切歯の唇舌的歯軸傾斜
4: アーチレングスディスクレパンシー
58歳の男性。上顎左側第二小臼歯の違和感を主訴として来院した。慢性化膿性根尖性歯周炎と診断され、感染根管治療を行うことになった。クラウンと支台築造体除去後の口腔内写真(別冊午前 No.8A)とある処置後の口腔内写真(別冊午前 No.8B)を別に示す。 矢印で示す部分の目的はどれか。2つ選べ。
1: 咬合の保持
2: 審美性の回復
3: 封鎖性の確保
4: 術野の汚染防止
38歳の女性。上顎左側第二小臼歯の冷水痛を訴えて来院した。う触の有無を検査することとなった。初診時の口腔内写真(別冊午後 No.4)を別に示す。考えられる検査はどれか。
1: 透照診
2: 歯髄電気診
3: レーザー蛍光強度測定
4: インピーダンス測定検査
62歳の女性。下顎左側犬歯の咬合痛と歯肉腫脹を訴えて来院した。慢性根尖性歯周炎と診断され治療を開始した。ポストコア除去時に彼折の可能性があるため、外科処置を行った。初診時のエックス線写真(別冊午前No.9A)と外科処置時の口腔内写真(別冊午前No.9B)を別に示す。 矢印で示す部位の封鎖に用いるのはどれか。
1: EBAセメント
2: 水硬性セメント
3: リン酸亜鉛セメント
4: カルボキシレートセメント
48歳の女性。上顎左側臼歯部のブラッシング時の疼痛を訴えて来院した。う蝕は認められなかった。初診時の口腔内写真(別冊午後No.5)を別に示す。原因歯を特定するために行う検査として有効なのはどれか。
1: 打診
2: 透照診
3: 擦過診
4: 歯髄電気診
42歳の女性。上顎左側大臼歯部からの出血を主訴として来院した。歯周組織検査の結果、慢性歯周炎と診断され、歯周基本治療を開始した。歯科医師から歯石除去を行うよう指示された。初診時の口腔内写真(別冊午後 No.26)を別に示す。 矢印で示す部位に使用するグレーシータイプキュレットはどれか。1つ選べ。
1: #1
2: #8
3: #11
4: #12
64歳の女性。口を閉じることができないと訴えて来院した。食事中に突然咬めなくなったという。左側顎関節脱臼と診断され徒手整復を行うことになった。エックス線写真(別冊午後No.10)を別に示す。下顎頭を誘導する正しい方向はどれか。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
次の文を読み、〔問題 69〕、〔問題70〕に答えよ。 63歳の男性。下顎右側白歯部の違和感を訴えて来院した。根分岐部病変を検査した結果、Glickmanの分類は3級であった。エックス線写真(別冊午後 No.25 A)と器具の写真(別冊午後 No.25 B)を別に示す。 この歯の検査に使用したのはどれか。2つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
50歳の男性。食事中に仮封材が脱離したことを主訴として来院した。下顎左側第一大臼歯の歯内治療を継続しており、直ちに根管治療を行うことになった。ラバーダムシート装着途中の口腔内写真(別冊午後 No.11)を別に示す。 歯頸部の括約に用いるのはどれか。1つ選べ。
1: 探針
2: ピンセット
3: 錬成充塡器
4: エキスカベーター
エックス線写真(別冊午後 No.23)を別に示す。下顎右側側切歯に観察できるのはどれか。2つ選べ。
1: う蝕
2: 歯石
3: 充塡物
4: 歯槽骨吸収