25歳の女性。健康相談会場で、上顎前歯の形態異常を相談された。口腔内を観察したところ、前歯部に歯の損耗(Tooth wear)がみられた。う蝕は認められなかった。原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。
1: 口呼吸
2: 歯ぎしり
3: 抗菌薬の服用
4: 管楽器の演奏
45歳の女性。下顎前歯の痛みを主訴として来院した。昨夜から激しい拍動性疼痛と温熱痛があるという。初診時の口腔内写真(別冊午後No.7A)、エックス線写真(別冊午後No.7B)を別に示す。考えられる対応はどれか。2つ選べ。
1: SRP
2: LDDS
3: 咬合調整
4: 麻酔抜髄
36歳の女性。歯周病の治療を希望して来院した。歯科医師よりスケーリングを指示された。口腔内写真(別冊午前No.28)を別に示す。バックポジションでこの部位のスケーリングを行う場合に使用するグレーシータイプキュレットの組合せで適切なのはどれか。1つ選べ。
1: #7ーーー#11ーーー#14
2: #7ーーー#12ーーー#13
3: #8ーーー#11ーーー#14
4: #8ーーー#12ーーー#13
46歳の男性。下顎右側第二小臼歯の歯冠が折れたことを主訴として来院した。慢性根尖性歯周炎と診断され、感染根管治療を行うことになった。初診時の口腔内写真A(別冊午後No.6 A)と感染根管開始直前の口腔内写真B(別冊午後No.6 B)を別に示す。 感染根管治療開始前に患歯に施された処理はどれか。
1: 隔壁の形成
2: 歯肉の圧排
3: 咬合の確保
4: 暫間被覆冠の装着
口腔内写真(別冊午後No.15)を別に示す。 観察できるのはどれか。2つ選べ。
1: 脱灰
2: 瘻孔
3: 歯肉炎
4: メラニン色素沈着
65歳の男性。下顎左側第一大臼歯の痛みを主訴として来院した。30年前に治療を受けたという。1週前から一過性の冷水痛を自覚しているという。検査の結果、う蝕治療が行われることになった。口腔内写真(別冊午前No.6)を別に示す。歯科医師より矢印で示す修復物を除去するので、水の入った密閉容器を準備するように指示を受けた。この修復物はどれか。1つ選べ。
1: 銀合金
2: コバルトクロム合金
3: 金銀パラジウム合金
4: 歯科用アマルガム合金
次の文を読み、〔問題 69〕、〔問題70〕に答えよ。 63歳の男性。下顎右側白歯部の違和感を訴えて来院した。根分岐部病変を検査した結果、Glickmanの分類は3級であった。エックス線写真(別冊午後 No.25 A)と器具の写真(別冊午後 No.25 B)を別に示す。 検査後、この部位に行うのはどれか。2つ選べ。
1: SRP
2: PTC
3: GTR
4: ENAP
60歳の男性。下顎臼歯部の欠損による咀嚼障害を主訴として来院した。診察の結果、残存歯と顎堤には問題がないため、部分床義歯を製作することになった。治療過程の写真(別冊午後 No.12)を別に示す。 矢印で示すのはどれか。1つ選べ。
1: クラスプ
2: レストシート
3: ガイドプレーン
4: フレームワーク
46歳の男性。下顎左側臼歯部のブラッシング時の出血を主訴として来院した。歯周基本治療後に下顎左側臼歯部にGTR法を行うことになった。手術時に使用した器具の写真(別冊午後No.8)を別に示す。この器具の使用目的はどれか。
1: 歯肉弁の剥離
2: 遮蔽膜の把持
3: 不良肉芽の除去
4: ポケット底の印記
55歳の男性。下顎臼歯部歯肉の腫脹を主訴として来院した。歯科保健指導時の会話を図に示す。用いた医療面接の手法はどれか。2つ選べ。
1: 共感
2: 傾聴
3: 動機付け
4: クローズドクエスチョン
54歳の男性。上顎右側第一大臼歯の拍動性の疼痛を主訴として来院した。急性化膿性根尖性歯周炎と診断され、感染根管治療が行われたところ、多量の排膿と出血が認められた。処置中の口腔内写真(別冊午後No.8)を別に示す。処置後に行う仮封の方法で考えられるのはどれか。1つ選べ。
1: レジン系仮封材による単一仮封
2: サンダラック綿球による穿通仮封
3: カルボン酸系セメントによる単一仮封
4: ストッピングと酸化亜鉛ユージノールセメントによる二重仮封
患者調査における外来患者受療率を図に示す。②はどれか。1つ選べ。
1: 歯の補綴
2: 高血圧性疾患
3: 急性上気道感染症
4: 歯肉炎および歯周疾患
36歳の男性。ブラッシング時の出血を主訴として来院した。歯科医師より歯科保健指導を指示された。職場の人間関係がストレスの原因になっているという。ストレスコーピングに関する指導内容で適切なのはどれか。1つ選べ。
1: 転職してみてはいかがでしょうか。
2: 親しい友人に相談してみてはいかがでしょうか。
3: 運動と趣味の時間を作ってみてはいかがでしょうか。
4: 専門医に薬を処方してもらってはいかがでしょうか。
75歳の女性。咀嚼困難を主訴として来院した。上下顎精密印象採得後に製作した装置の写真(別冊午後No.13)を別に示す。この装置の目的はどれか。2つ選べ。
1: 咬合圧の測定
2: 人工歯の排列
3: 咀嚼機能の検査
4: 顎間関係の記録
38歳女性、上顎埋伏智歯抜歯を行う事となった。伝達麻酔を行った後に、起こりうる症状はどれか?(弊社改)
1: ベリルのサイン
2: マルゲーヌ圧痛
3: 二コルスキー現象
4: キューンの貧血帯
57歳の女性。歯周病の治療を希望して来院し、8か月間の治療を行った。初診時と歯周基本治療終了時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。 治療後の変化で考えられるのはどれか。2つ選べ。
1: 咬合性外傷の改善
2: アタッチメントロス
3: プロービングデプスの滅少
4: 歯周ボケット内の炎症の消失
66歳の女性。食事が飲み込みにくいことを主訴として来院した。口腔機能の低下が疑われたため、口腔機能精密検査を行った。検査に用いた器具の写真(別冊午前 No.33A)と検査実施時の写真(別冊午前 No.33 B)を別に示す。 検査内容はどれか。1つ選べ。
1: 舌圧
2: 舌運動
3: 口腔湿潤度
4: 口腔衛生状態
55歳の女性。下顎左側第一大臼歯部の欠損による咀嚼困難を主訴として来院した。診察の結果、固定性ブリッジによる治療が開始された。器材の写真(別冊午後 No.15A)とこれを用いて患者へ説明している口腔内写真(別冊午後 No.15B)を別に示す。 本器材により効果的に清掃できる部位はどれか。2つ選べ。
1: 連結部
2: ポンティック基底面
3: 隣接歯との接触点部
4: 支台装着頬側中央頸部
26歳の女性。上顎左側第二小白歯の冷水痛を訴え来院した。コンポジットレジン修復を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊午後No.4A)、う蝕検知液使用時の口腔内写真(別冊午後No.4B)および窩洞整理後の口腔内写真(別冊午後No.4C)を別に示す。この操作により除去されたのはどの層までか。 別冊 午後 No.4 A、B、C 写真
1: 多菌層
2: 寡菌層
3: 先駆菌層
4: 混濁層
51歳の女性。下顎右側前歯の動揺を訴えて来院した。下顎右側側切歯遠心部に深い歯周ポケットを認めた。歯周基本治療後、同部に歯周外科処置を行うことになった。初診時のエックス線写真(別冊午後No.6A)、不良肉芽組織除去後の航空写真(別冊午後No.6B)及び縫合直前の口腔内写真(別冊午後No.6C)を別に示す。この手術で再生するのはどれか。2つ選べ。
1: 歯槽骨
2: 象牙質
3: エナメル質
4: セメント質