第28回午前第49問の類似問題

第30回午前:第82問

63歳の女性。義歯調整のため来院した。上顎右側中切歯の歯肉発赤と出血が認められた。動揺と排膿はない。BDR指標は全て自立している。歯科医師より歯科保健指導を行うよう指示を受けた。来院時の口腔内写真(別冊午前 No.27)を別に示す。この歯に対する適切な口腔清掃法はどれか。2つ選べ。

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1: バス改良法

2: ローリング法

3: スティルマン法

4: 1歯ずつの縦磨き法

第25回午後:第40問

9歳の女児。下顎左側第一大臼歯の痛みを訴えて来院した。軟化象牙質を除去したところ点状の露髄を生じた。露髄部を水酸化カルシウム製剤で被覆し、グラスアイオノマーセメントで仮封した。この処置により形成が期待されるのはどれか。

1: 象牙粒

2: 象牙質橋

3: 第三象牙質

4: 有細胞セメント質

第29回午前:第21問

次の文を読み、〔問題 20〕、〔問題 21〕に答えよ。60歳の男性。 1週前に左側舌縁部の状態が周囲とは違うことに気付き来院した。 疼痛などの自覚症状はみられない。 主訴部位を丸で囲んだ写真(別冊午前No. 4)を 別に示す。 主訴に対する適切な対応はどれか。1つ選べ。

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1: 舌清掃を指導する。

2: 舌体操を指導する。

3: 薬用洗口剤の使用法を指導する。

4: 右側舌緑部の状態を患者と一緒に確認する。

第28回午前:第103問

抜歯鉗子の写真(別冊午前No.27)を別に示す。使用する部位はどれか。

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1: 上顎右側第一大臼歯

2: 上顎左側第一大臼歯

3: 下顎右側第一大臼歯

4: 下顎左側第一大臼歯

第30回午後:第56問

4歳の男児。食事中の口腔内の痛みを主訴として来院した。4日前に発熱したが現在は解熱しており、口腔内外に水疱がみられる。初診時の口腔内写真(別冊午後 No.19A)と手、足の写真(別冊午後 No.19B、C)を別に示す。原因と考えられるのはどれか。2つ選べ。

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1: アデノウイルス

2: エンテロウイルス

3: ムンプスウイルス

4: コクサッキーウイルス

第29回午前:第99問

25歳の女性。う蝕の治療を希望して来院した。上顎前歯隣接面にコンポジットレジン修復を行うことになり、歯科医師より即時歯間分離の指示があった。器具の写真(別冊午前No.35)を別に示す。使用するはのどれか。1つ選べ。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第24回午前:第90問

次の文を読み、〔問題 90〕、〔問題 91〕に答えよ。 45歳の男性。歯の動揺を訴えて来院した。20歳から喫煙習慣があり、現在は1日40本喫煙している。本人には禁煙の意志がない。1日3回歯ブラシで口腔清掃を行っている。PCRは 39%である。口腔内写真(別冊午前 No.24A)とエックス線写真(別冊午前 No.24B)とを別に示す。 観察できるのはどれか。2つ選べ。

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1: 上顎両側中切歯ーーー水平性歯槽骨吸収

2: 上顎右側側切歯ーーーフェストゥーン

3: 下顎右側側切歯ーーー歯肉退縮

4: 下顎左側中切歯ーーー歯肉クレフト

第30回午前:第45問

58歳の女性。頬の内側の白い線が心配になって来院した。起床時に咬筋部や側頭筋部の疼痛を自覚するという。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.9)を別に示す。原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。

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1: 口呼吸

2: 咬唇癖

3: 弄舌癖

4: くいしばり

第29回午後:第82問

55歳の男性。下顎臼歯部歯肉の腫脹を主訴として来院した。歯科保健指導時の会話を図に示す。用いた医療面接の手法はどれか。2つ選べ。

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1: 共感

2: 傾聴

3: 動機付け

4: クローズドクエスチョン

第26回午後:第45問

35歳の女性。歯冠修復処置を希望して来院した。臼歯部は正常な対合関係で、顎運動検査の結果、グループファンクションの咬合様式と診断された。下顎側方運動により作業側で咬合接触するのはどれか。

1: 下顎犬歯の尖頭

2: 上顎中切歯の切縁

3: 上顎小臼歯頬側咬頭の外斜面

4: 下顎小臼歯舌側咬頭の外斜面

第31回午前:第53問

8歳の女児。前歯部反対咬合を主訴として来院した。矯正装置を装着したときの側貌写真(別冊午前 No.18)を別に示す。 装置の治療効果はどれか。1つ選べ。

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1: 上顎前歯の唇倒移動

2: 上顎骨の前方成長促進

3: 下顎骨の前方成長抑制

4: 上顎歯槽基底部の側方拡大

第31回午前:第44問

28歳の女性。上顎右側側切歯の着色を主訴として来院した。1年前に治療を行い、半年前から着色に気付いたという。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.11)を別に示す。 着色の原因で考えられるのはどれか。2つ選べ。

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1: 過度の光照射

2: 窩縁斜面の不備

3: 仕上げ研磨の不足

4: 選択的エッチング

第28回午後:第3問

顔面の写真(別冊午後No.1)を別に示す。矢印で示す部位を強く押すと痛みを生じるのはどれか。

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1: 眼窩下神経

2: 鼻口蓋神経

3: 顔面神経頬筋枝

4: 顔面神経頬骨枝

第30回午前:第57問

8歳の男児。う蝕の治療を希望して来院した。上顎左側第一乳臼歯の歯髄処置後、乳歯既製金属冠を用いて修復した。処置後の口腔内写真(別冊午前 No.20)を別に示す。処置当日の注意点はどれか。1つ選べ。

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1: 粘着性食品の制限

2: 装着直後の飲水制限

3: 夕食後の歯磨き制限

4: フッ化物配合歯磨剤使用の制限

第30回午後:第71問

60歳の女性。歯肉からの出血を訴えて来院した。歯周基本治療で局所麻酔下にて歯周ポケット掻爬を行った。処置直後の写真(別冊午後 No.26)を別に示す。麻酔効果の消失後、出現すると考えられるのはどれか。1つ選べ。

1: 構音障害

2: 拍動性の疼痛

3: 歯根膜腔の拡大

4: 象牙質知覚過敏症

第29回午前:第56問

7歳の男児。咬み合わせの異常を主訴として来院した。乳歯列期には異常はみられなかったが、第一大臼歯萌出後から徐々に隣接歯の位置が変わり、傾斜もみられるようになったという。初診時の口腔内写真(別冊午前No.21A)とエックス線写真(別冊午前No.21B)を別に示す。矢印で示す歯の異常はどれか。1つ選べ。

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1: 歯牙腫

2: 低位歯

3: 癒合歯

4: 萌出遅延

第27回午前:第44問

48歳の女性。歯肉の腫脹、発赤および歯の離開を主訴として来院した。数年前より自覚していたが放置していたという。口唇の乾燥を認める。プロービング深さは全額的に4〜5mmであり、動揺は認めない。初診時の口腔内写真(別冊午前No.11)を別に示す。 考えられる対応はどれか。

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1: 暫間固定

2: 矯正治療

3: ナイトガード装者

4: オーラルスクリーン装着

第22回午後:第105問

70歳の男性。上顎の義歯を製作する予定であるが、口蓋隆起を除去することになった。器具の写真(別冊午後No.24)を別に示す。 使用する器具はどれか。2つ選べ。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第26回午前:第105問

28歳の女性。下顎左側第三大臼歯の抜歯を行った。帰宅後に抜歯窩からの出血が止まらないため再度来院した。診察の結果、止血処置を行うことになった。準備するのはどれか。2つ選べ。

1: 骨蠟

2: 骨バー

3: 骨ヤスリ

4: ゼラチンスポンジ

第25回午後:第58問

5歳の男児。上顎右側第二乳臼歯の多歯面う蝕に対し、既製乳歯冠修復を行うことにした。既製乳歯冠修復を試適していたところ、口腔内に落下させた。直ちに行うのはどれか。

1: 上半身を起こす。

2: 顔を横に向かせる。

3: ハイムリック法を実施する。

4: バキュームを口腔内に挿入する。