第27回午前第21問の類似問題

第27回午前:第79問

53歳の女性。初診時の会話を以下に示す。 歯科衛生士:今日はどういったことで来院されましたか。 患者:左下の歯肉が痛むので。 歯科衛生士:いつ頃から痛みましたか。 患者:今回は、昨晩の夕食時です。実は、半年ぐらい前から時々痛むことがありました。 歯科衛生士:それは、ずいぷん我慢なさったのですね。 どういう時に痛みますか。思い当たることはありますか。 患者:食べた物の影響ではないと思います。忙しくて疲れがたまってくると噛んだ時に痛むようになった気がします。 歯科衛生士:なるほど体の疲れと関係があるかもしれないということですね。その時の生活状況をもう少ししくお話しいただけますか。 コミュニケーション技法で焦点化(フォーカシング)の部分はどれか。

1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第26回午前:第91問

ある市の保健センターで行った1歳6か月児歯科健康診査におけるう蝕罹患型の内訳を表に示す。 う蝕を有する者の割合はどれか。

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1: 10%

2: 20%

3: 30%

4: 40%

第31回午後:第89問

3歳6か月の男児。3歳児歯科健康診査でう蝕罹患型がB型と判定され来院した。1歳6か月児歯科健康診査では、歯の萌出が遅いことを指摘されたという。口腔内写真(別冊午後 No.41)を別に示す。 食生活指導にあたって、確認すべき項目はどれか。2つ選べ。

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1: 食事量

2: 哺乳瓶の使用

3: 間食の接種状況

4: 苦手な食べ物の数

第31回午前:第21問

CPI(2013年、WHO)で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 代表歯を診査する。

2: 歯石の有無を記録する。

3: 歯肉出血を2段階に分類する。

4: 歯周ポケットを3段階に分類する。

第25回午後:第91問

40歳の男性。6か月に一度の定期歯科健診のため来院した。通院開始から3年間、喫煙による悪影響と、禁煙のメリットについて説明してきた。今回初めて禁煙を考え、1か月以内に開始したいという。現在は、1日20本吸っており、20年間の喫煙経験がある。 この男性への禁煙支援で適切でないのはどれか。

1: 禁煙開始日を決定させる。

2: 喫煙関連品の処分を勧める。

3: タバコによる歯面の着色を除去する。

4: ニコチン濃度の低いタバコを紹介する。

第22回午前:第33問

平成22年の衛生行政報告例による歯科衛生士数で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 就業者数は約103,000人である。

2: 就業者数は歯科医師数の約2倍である。

3: 就業者数は10年前に比べ約1.5倍に増加した。

4: 歯科診療所就業者の割合は全体の約70%である。

第30回午前:第31問

産業保健活動の3管理で歯科診療における作業管理に該当するのはどれか。1つ選べ。

1: グローブの着用

2: フラッシングの実施

3: B型肝炎ワクチンの接種

4: 口腔外バキュームの使用

第22回午後:第83問

55歳男性。歯周治療を希望して来院した。口腔内写真(別冊午後No.18)を別に示す。 ブラッシング指導で適切なのはどれか。2つ選べ。

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1: 歯間ブラシを併用する。

2: ローリング法を指導する。

3: 研磨性の高い歯磨剤を勧める。

4: 毛先の当て方を鏡で確認させる。

第25回午後:第90問

40歳の男性。6か月に一度の定期歯科健診のため来院した。通院開始から3年間、喫煙による悪影響と、禁煙のメリットについて説明してきた。今回初めて禁煙を考え、1か月以内に開始したいという。現在は、1日20本吸っており、20年間の喫煙経験がある。 この男性の禁煙ステージはどれか。

1: 無関心期

2: 関心期

3: 準備期

4: 実行期

第27回午前:第29問

歯科診療所で患者に交付されるのはどれか。2つ選べ。

1: 診断書

2: 処方せん

3: 業務記録

4: 技工指示書

第27回午後:第33問

89歳の女性。認知症高齢者の日常生活自立度判定基準はレベルⅡbである。介護支援専門員より依頼があり、歯科訪問診療を開始した。初回訪問時の様子を以下に示す。  口腔清掃を実施した際に、上顎臼歯部頰側と咽頭近くに粉状の薬の残留が認められた。また、錠剤をうまく取り出すことができず、床に落としたりすることがあるという。  連携が必要なのはどれか。

1: 薬剤師

2: 栄養士

3: 臨床検査技師

4: 精神保健福祉士

第27回午後:第30問

歯科医師数、就業歯科衛生土数、就業歯科技工士数および歯科診療所数の推移を図に示す。 就業歯科衛生士数はどれか。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第31回午前:第106問

27歳の女性。歯を白くしたいとの希望で来院した。歯科医師の指示のもとで漂白処置を行うことになった。処置中の口腔内写真(別冊午前 No.39) を別に示す。 続いて行うのはどれか。1つ選べ。

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1: 光照射

2: 歯面清掃

3: 漂白剤の塗布

4: 知覚過敏の有無の確認

第28回午後:第79問

15歳の女子。歯科医師より矯正治療開始前の口腔衛生管理の指示を受けた。DMFTは0本である。口腔内検査の結果を表に示す。改善すべき指標はどれか。2つ選べ。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第30回午前:第34問

72歳の女性。ブラッシング時、〈①歯肉からの出血〉を訴えて来院した。歯ブラシ操作を確認したところ、〈②把持に力が入らず細かな歯ブラシ操作が困難〉である。〈③下顎舌側面にプラークと歯石沈着があり〉、歯肉は発赤し腫脈している。〈④歯科医師よりブラッシング指導の指示を受けた〉。 Objective dataはどれか。2つ選べ。

1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第24回午後:第93問

ある事業所の男性社員50名を対象として「歯周病と喫煙」をテーマとした40分の健康教室を依頼され、衛生管理者とともに行うこととなった。健康教室の実施方法で適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 個別相談を組み入れる。

2: 自由に発言できる雰囲気をつくる。

3: 衛生管理者との事前打ち合わせを行う。

4: 都道府県別喫煙率の数値を読み上げて説明する。

第31回午後:第83問

介護保険施設から介護職員を対象とした口腔ケアに関する講話を依頼された。入所者のBDR指標の評価を表に示す。 講話の内容として適切なのはどれか。2つ選べ。

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1: うがいの効果

2: 義歯着脱方法

3: 先行剤の種類

4: ブラッシング方法

第24回午前:第18問

我が国におけるフッ化物配合歯磨剤で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 高齢者のう蝕予防に推奨される。

2: 歯みがき後は水で頻回に洗口する。

3: 近年の市場占有率は約70%である。

4: フッ素イオン濃度は0.1%以下である。

第25回午前:第38問

歯科用治療器具の写真(別冊午前No.3)を別に示す。これを使用する窩洞はどれか。

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1: 1級

2: 2級

3: 3級

4: 4級

第28回午後:第38問

16歳の男子。歯肉の違和感を主訴として来院した。診査の結果、う蝕は認められず、最深部のプロービング深さは4mmであった。初診時の口腔内写真(別冊午後No.3)を別に示す。最初に行うのはどれか。

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1: スケーリング

2: 歯間ブラシの指導

3: ブラッシング指導

4: ルートプレーニング