第26回午前第85問の類似問題

第30回午前:第61問

84歳の女性。脳血管障害後遺症で胃瘻からの栄養を行っている。ADLは全介助である。口腔健康管理を行うことになった。栄養注入後に口腔清掃を行うとき、嘔吐しにくい体位はどれか。2つ選べ。

1: 仰臥位

2: ファーラー位

3: セミファーラー位

4: 左を下にした側臥位

第25回午後:第63問

初診患者の口腔内写真(別冊午後No.15)を別に示す。観察できるのはどれか。2つ選べ。

833_1

1: 歯肉の腫脹

2: 歯肉の出血

3: フェストゥーン

4: スティップリング

第22回午前:第89問

22歳の女性。ブラッシング時に出血と痛みがあり、歯肉に違和感があるとのことで来院した。口腔内写真(別冊午前No.15)を別に示す。PCRは75%、BOP率は25%であった。 客観的情報はどれか。2つ選べ。

89_1

1: 歯肉の発赤

2: 歯肉の違和感

3: 上下顎前歯部の叢生

4: ブラッシング時の痛み

第25回午後:第91問

40歳の男性。6か月に一度の定期歯科健診のため来院した。通院開始から3年間、喫煙による悪影響と、禁煙のメリットについて説明してきた。今回初めて禁煙を考え、1か月以内に開始したいという。現在は、1日20本吸っており、20年間の喫煙経験がある。 この男性への禁煙支援で適切でないのはどれか。

1: 禁煙開始日を決定させる。

2: 喫煙関連品の処分を勧める。

3: タバコによる歯面の着色を除去する。

4: ニコチン濃度の低いタバコを紹介する。

第26回午後:第51問

38歳女性、上顎埋伏智歯抜歯を行う事となった。伝達麻酔を行った後に、起こりうる症状はどれか?(弊社改)

1: ベリルのサイン

2: マルゲーヌ圧痛

3: 二コルスキー現象

4: キューンの貧血帯

第30回午後:第106問

5歳の男児。歯科健康診査でう蝕の疑いがあり来院した。母親が付き添い、ユニットに座ったものの、歯科衛生士の声掛けに顔をそむけた。治療についてやさしく説明したところ、強く泣き極度の治療拒否行動を示した。フランクルの分類はどれか。1つ選べ。

1: 1度

2: 2度

3: 3度

4: 4度

第29回午前:第100問

21歳の女性。上顎前歯の審美障害を主訴として来院した。上顎中切歯唇側面にコンポジットレジン修復を行うことになった。準備するよう指示があった器具の写真(別冊午前No.36)を別に示す。使用にあたり正しいのはどれか。2つ選べ。

1640_1

1: 患歯を濡らす。

2: 自然光下で行う。

3: 時間をかけて行う。

4: ラバーダム装着下で行う。

第24回午前:第42問

38歳の女性。上顎左側中切歯部の腫脹と疼痛とを訴えて来院し、根尖性歯周炎と診断された。術中の口腔内写真(別冊午前 No.6)を別に示す。矢印で示す材料として考えられるのはどれか。

482_1

1: MTAセメント

2: リン酸亜鉛セメント

3: カルボキシレートセメント

4: 酸化亜鉛ユージノールセメント

第25回午前:第44問

55歳の女性。下顎左側前歯部歯肉の腫脹を訴えて来院した。2か月前から気づいていたが放置していたという。慢性歯周炎と診断され歯周基本治療を行った。初診時の検査でCEJから歯肉辺縁までの距離はいずれの部位も0 mm、再評価時は2mmであった。初診時のロ腔内写真(別冊午前No.7A)と歯周組織検査結果の一部(別冊午前No.8A)、再評価時の口腔内写真(別冊午前No.7B)と歯周組織検査結果の一部(別冊午前No.8B)を別に示す。 改善したのはどれか、2つ選べ。

704_1

1: 歯肉の炎症

2: 付着歯肉幅

3: プロービングデプス

4: アタッチメントレベル

第27回午前:第110問

46歳の男性。下顎左側第二小臼歯のインレー脱離を主訴として来院した。 局所麻酔後、軟化象牙質の除去中に意議レベルが低下し、顔面著白、徐脈および血圧低下を認めた。 適切な対応はどれか。2つ選べ。

1: 衣服をゆるめる。

2: AEDを装着する。

3: 深呼吸をすすめる。

4: 姿勢を半座位にする。

第31回午前:第42問

58歳の男性。上顎左側第二小臼歯の違和感を主訴として来院した。慢性化膿性根尖性歯周炎と診断され、感染根管治療を行うことになった。クラウンと支台築造体除去後の口腔内写真(別冊午前 No.8A)とある処置後の口腔内写真(別冊午前 No.8B)を別に示す。 矢印で示す部分の目的はどれか。2つ選べ。

2022_1

1: 咬合の保持

2: 審美性の回復

3: 封鎖性の確保

4: 術野の汚染防止

第30回午後:第90問

保育園より、5歳児に対する口腔保健指導を依頼された。この保育園の平均的な日課を図に示す。保育士への助言で適切なのはどれか。2つ選べ。

1960_1

1: おやつ後の洗口を奨励する。

2: 水分補給としてスポーツドリンクを与える。

3: 歯磨き時にフッ化物配合歯磨剤の使用を推奨する。

4: フッ化物配合歯磨剤使用後はよくうがいをさせる。

第28回午後:第62問

15歳の男子。う蝕治療を希望して来院した。デュシェンヌ型筋ジストロフィーで歩行困難である。この疾患の口腔内の特徴はどれか。2つ選べ。

1: 開咬

2: 巨舌

3: 過剰歯

4: 歯列弓狭窄

第30回午前:第80問

4歳の男児。保育士と一緒に来院した。歯科医師による口腔内診査の結果、多数歯う触が認められた。疑われるのはどれか。1つ選べ。

1: 性的虐待

2: 身体的虐待

3: 心理的虐待

4: ネグレクト

第22回午前:第63問

45歳の女性。歯の着色を気にして来院した。口腔内写真(別冊午前No.9)を別に示す。 着色の原因と考えられるのはどれか。

63_1

1: 長期間の喫煙

2: 頻回な紅茶の飲用

3: 乳幼児期の薬物服用

4: 外傷による歯の失活

第24回午後:第92問

A幼稚園では「健康な子供を育てるための勉強会」を保護者対象に行っている。歯科保健について30分間の講話を依頼された。内容として適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 口呼吸による弊害

2: 第二大臼歯のう蝕予防

3: ショ糖とう蝕との関係

4: 側方歯群の交換と歯列不正

第25回午前:第79問

12歳の女児。歯科予防処置を希望して来院した。永久歯は28本萌出している。これまで歯科予防処置の既往はない。今回、小窩裂溝塡塞を行うことになった。処置の優先順位の高い歯はどれか。

1: 第一小臼歯

2: 第二小臼歯

3: 第一大臼歯

4: 第二大臼歯

第31回午前:第58問

7歳の男児。定期診査で来院した。上顎右側臼歯部の口腔内写真(別冊午前 No.21)を別に示す。 この装置について正しいのはどれか。1つ選べ。

2038_1

1: 可撤式である。

2: 装置改変は不要である。

3: 歯体移動を目的とする。

4: 適応は1歯欠損である。

第29回午前:第67問

56歳の女性。下顎右側第一大臼歯の違和感を主訴として来院した。1週前より症状が継続しているという。歯周組織検査結果の一部を表に示す。得られた情報はどれか。2つ選べ。

1607_1

1: 歯槽骨吸収が存在する。

2: 頬舌方向へ0.6mm程度動く。

3: 歯肉退縮幅は1~2mmである。

4: 根分岐部の組織破壊は歯冠幅径の1/3である。

第30回午前:第99問

22歳の女性。歯の変色を主訴として来院した。診断の結果、漂白が行われることになった。漂白に使われる装置の写真(別冊午前 No.31)を別に示す。患者に対する説明で適切なのはどれか。1つ選べ。

1859_1

1: トレーは終日装着してください。

2: エナメル質に亀裂が入る場合があります。

3: 漂白後、冷たい水にしみる場合があります。

4: トレーを外した後は、うがいを控えてください。