第24回午前第56問の類似問題

第30回午前:第80問

4歳の男児。保育士と一緒に来院した。歯科医師による口腔内診査の結果、多数歯う触が認められた。疑われるのはどれか。1つ選べ。

1: 性的虐待

2: 身体的虐待

3: 心理的虐待

4: ネグレクト

第25回午後:第87問

定期歯科健診に来院した3歳男児の母親から指しゃぶりについて相談を受けた。口腔状態および男児の様子を以下に示す。指導内容として適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 歯並びへの影響を説明する。

2: 習癖除去装置の使用を勧める。

3: 6歳までは心配ないと説明する。

4: 経過観察を行っていくことを説明する。

第29回午後:第17問

12歳の男児。定期健康診査で来院した。来院時の口腔内写真(別冊午後No.3)を別に示す。矢印が示す部位の清掃に適するのはどれか。1つ選べ。

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1: 歯間ブラシ

2: タフトブラシ

3: ラバーチップ

4: デンタルフロス

第30回午後:第56問

4歳の男児。食事中の口腔内の痛みを主訴として来院した。4日前に発熱したが現在は解熱しており、口腔内外に水疱がみられる。初診時の口腔内写真(別冊午後 No.19A)と手、足の写真(別冊午後 No.19B、C)を別に示す。原因と考えられるのはどれか。2つ選べ。

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1: アデノウイルス

2: エンテロウイルス

3: ムンプスウイルス

4: コクサッキーウイルス

第28回午後:第62問

15歳の男子。う蝕治療を希望して来院した。デュシェンヌ型筋ジストロフィーで歩行困難である。この疾患の口腔内の特徴はどれか。2つ選べ。

1: 開咬

2: 巨舌

3: 過剰歯

4: 歯列弓狭窄

第31回午前:第71問

34歳の女性。冷たいものが歯にしみることを主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.26)を別に示す。しみるのが強い部分を矢印で示す。 主訴の原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。

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1: う蝕

2: 歯石

3: 歯列不正

4: 外傷性咬合

第25回午前:第41問

16歳の男子。上顎左側第一大臼歯の痛みを訴えて来院した。1年前からう蝕に気づいていたが放置していたところ、1週前から咀嚼時に疼痛を感じるようになったという。初診時の口腔内写真(別冊午前No.5A)とエックス線写真(別冊午前No.5B)を別に示す。疑われるのはどれか。

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1: 歯根肉芽腫

2: 上行性歯髄炎

3: 急性化膿性歯髄炎

4: 慢性増殖性歯髄炎

第30回午後:第47問

70歳の男性。上全部床義歯の紛失による咀嚼障害を主訴として来院した。上顎精密印象採得後の写真(別冊午後 No.11)を別に示す。丸で囲んだ部分の解剖学的指標はどれか。1つ選べ。

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1: 口蓋小窩

2: 上唇小帯

3: 切歯乳頭

4: 翼突下顎ヒダ

第28回午前:第85問

3歳7か月の男児。3歳児歯科健康診査の受診に保護者と訪れた。う蝕罹患型はA型で、歯列咬合に異常はなく、清掃不良「有」の判定であった。1歳6か月児歯科健康診査時では0₂の判定を受けていたが、歯科医院の受診はしていなかったという。 事後措置で適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 小児科の受診を勧める。

2: 歯の清掃方法を指導する。

3: 虐待が疑われるので児童相談所へ通報する。

4: 歯科医院でう蝕の治療を受けるよう指導する。

第29回午前:第106問

4歳の男児。下右側顎第一乳臼歯のう蝕の治療を希望して来院した。乳歯用既製冠を用いた歯冠修復を行うことになった。支台歯形成後に使用する器材の写真(別冊午前No.42A)と器具の写真(別冊午前No.42B)を別に示す。Aを選択した後に使用するのはどれか。1つ選べ。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第29回午後:第57問

4歳の男児。う蝕治療を目的として来院した。保存不可能な乳臼歯が抜去され、装置が装着された。装置装着時の口腔内写真(別冊午後No.22)を別に示す。この装置の目的はどれか。1つ選べ。

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1: 垂直的保隙

2: 近遠心的保隙

3: 歯の歯体移動

4: 咀嚼機能の回復

第31回午前:第58問

7歳の男児。定期診査で来院した。上顎右側臼歯部の口腔内写真(別冊午前 No.21)を別に示す。 この装置について正しいのはどれか。1つ選べ。

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1: 可撤式である。

2: 装置改変は不要である。

3: 歯体移動を目的とする。

4: 適応は1歯欠損である。

第23回午前:第44問

46歳の女性。口腔の乾燥と歯肉の腫脹を訴え来院した。初診時の口蓋側面観の口腔内写真(別冊午前 NO.5)を別に示す。矢印が示す徴候の原因で考えられるのはどれか。

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1: 口呼吸

2: 食片圧入

3: 外傷性咬合

4: 不適切なブラッシング

第30回午前:第57問

8歳の男児。う蝕の治療を希望して来院した。上顎左側第一乳臼歯の歯髄処置後、乳歯既製金属冠を用いて修復した。処置後の口腔内写真(別冊午前 No.20)を別に示す。処置当日の注意点はどれか。1つ選べ。

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1: 粘着性食品の制限

2: 装着直後の飲水制限

3: 夕食後の歯磨き制限

4: フッ化物配合歯磨剤使用の制限

第30回午前:第62問

11歳の男児。脳性麻痺の診断を受けている。家族が口腔清掃をしている写真(別冊午前 No.22)を別に示す。矢印で示す器具の使用目的はどれか。2つ選べ。

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1: 防湿

2: 開口保持

3: 視野確保

4: 舌突出防止

第24回午後:第56問

唇顎口蓋裂児にみられる特徴はどれか。2つ選べ。

1: 溝状舌

2: 上顎劣成長

3: 鼻咽腔閉鎖不全

4: 下顎の歯列不正

第29回午前:第76問

2歳の男児。上顎乳前歯歯頸部の変色を主訴として来院した。歯科医師が確認しとたころ実質欠損はなかった。口腔内写真(別冊午前No.29)を別に示す。適切な対応はどれか。2つ選べ。

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1: フッ化物洗口

2: フッ化物歯面塗布

3: フッ化ジアンミン銀塗布

4: フッ化物配合歯磨剤の使用

第30回午後:第53問

口腔内写真(別冊午後 No.16)を別に示す。矢印で示す歯にみられる異常はどれか。1つ選べ。

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1: 移転

2: 高位

3: 舌側傾斜

4: 舌側転位

第31回午後:第50問

41歳の男性。口蓋の異常を主訴として来院した。2年前から異常に気付いていたが、痛みがないため放置していたところ、少しずつ大きくなってきたという。触診による圧痛や硬結はみられなかった。診察の結果、乳頭腫と診断された。初診時の口腔内写真(別冊午後 No.17)を別に示す。 この特徴はどれか。2つ選べ。

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1: 悪性腫瘍である。

2: 上皮性腫瘍である。

3: 潰瘍を形成している。

4: ウイルスの関与もある。

第29回午前:第40問

53歳の男性。上顎左側側切歯の審美障害を主訴として来院した。5年前に治療を受けたという。1年前に気付いたが痛みがないため放置していたという。初診時の口腔内写真(別冊午前No.7)を別に示す。考えられる原因はどれか。2つ選べ。

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1: 口呼吸

2: 研磨の不足

3: オーバーフィリング

4: 過度のスケーリング