抜歯鉗子の写真(別冊午前No.27)を別に示す。使用する部位はどれか。
1: 上顎右側第一大臼歯
2: 上顎左側第一大臼歯
3: 下顎右側第一大臼歯
4: 下顎左側第一大臼歯
35歳の女性。歯の変色を主訴として来院した。歯の萌出直後から気付いていたが放置していたという。初診時の口腔内写真(別冊午後No.3)を別に示す。 考えられるのはどれか。
1: 色素沈着
2: 歯髄壊死
3: 抗菌薬の副作用
4: フッ化物の過剰摂取
85歳の女性。骨折で要介護状態となり介護施設に入所している。普通食を摂取していたが、臼歯部両側遊離端義歯を紛失して歯科訪問診療を受診した。義歯製作までに食事形態の変更が必要となった。むせはないという。野菜の炒め煮の食事形態の写真(別冊午前 No.31)を別に示す。 適切なのはどれか。1つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
35歳の女性。定期健康診査で来院した。口腔内写真(別冊午前 No.19)を別に示す。観察できるのはどれか。
1: 歯石
2: 食物残渣
3: 色素沈着
4: マテリアアルバ
56歳の女性。歯肉からの出血を主訴として来院した。プラークコントロールの確立後、歯科医師の指示によりグレーシータイプキュレットを用いてスケーリングを行うことになった。初診時の口腔内写真(別冊午前No.18)を別に示す。処置前に説明すべき術後の症状はどれか。2つ選べ。
1: う蝕発病
2: 構音障害
3: 歯肉退縮
4: 象牙質知覚過敏
42歳の女性。歯の動揺を訴えて来院した。検査の結果、小臼歯から大臼歯にかけて2度の動揺を認めたため暫間固定を行った。固定後の口腔内写真(別冊午前 No.9)を別に示す。固定法の種類はどれか。
1: A-スプリント
2: ホーレー型固定
3: オクルーザルスプリント
4: エナメルボンディング固定
不正咬合の診断に用いる資料の写真(別冊午後 No.18)を別に示す。評価できるのはどれか。2つ選べ。
1: オーバージェット
2: 咬合平面の傾斜の程度
3: 上下顎骨の前後的位置関係
4: 上下顎第一大臼歯の前後的位置関係
82歳の男性。5年前に脳梗塞を起こし麻痺があるため、車椅子を利用している。診療室内移動時の写真(別冊午後No.26)を別に示す。 義歯作製のための口腔内診査を行うことになった。デンタルチェアに移乗する際の介助で正しいのはどれか。
1: デンタルチェアを水平にしておく。
2: 患者の右側にデンタルチェアがくるように車椅子を寄せる。
3: 両手を持って立ち上がらせる。
4: 患者の左足を軸にしてデンタルチェアへの移乗を行う。
45歳の女性。下顎左側小臼歯部の審美障害を主訴として来院した。CAD/CAMシステムにより製作されたクラウンの写真(別冊午前 No.13A、B、C)を別に示す。 合着に用いるのはどれか。1つ選べ。
1: 接着性レジンセメント
2: カルボキシレートセメント
3: グラスアイオノマーセメント
4: レジン添加型グラスアイオノマーセメント
60歳の女性。歯肉からの出血を訴えて来院した。歯周基本治療で局所麻酔下にて歯周ポケット掻爬を行った。処置直後の写真(別冊午後 No.26)を別に示す。麻酔効果の消失後、出現すると考えられるのはどれか。1つ選べ。
1: 構音障害
2: 拍動性の疼痛
3: 歯根膜腔の拡大
4: 象牙質知覚過敏症
ある矯正装置を装着した口腔内写真(別冊午後 No.21)を別に示す。 期待できる治療効果はどれか。1つ選べ。
1: 前歯部開咬の改善
2: 上顎歯列の側方拡大
3: 上顎切歯の唇側移動
4: 上顎骨の前方成長促進
15歳の女子。前歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.24)を別に示す。 PMA index(前歯部法)の下顎のスコアに最も近いのはどれか。1つ選べ。
1: 2点
2: 6点
3: 10点
4: 17点
4歳の男児。う蝕治療を目的として来院した。歯冠修復処置を行い保存不可能な乳歯を抜去後、保隙装置を装着した。装置の咬合面観写真(別冊午後 No.20 A)、装置装着前の口腔内写真(別冊午後 No.20B)および装置装着後の口腔内写真(別冊午後 No.20C)を別に示す。装置使用の目的はどれか。2つ選べ。
1: 咀嚼能率の向上
2: 残存乳歯の歯体移動
3: 小帯の位置異常防止
4: 発音時の空気漏れ防止
初診時の口腔内写真(別冊午前No.18)を別に示す。Hellmanの歯齢はどれか。1つ選べ。
1: ⅡC
2: ⅢA
3: ⅢB
4: ⅢC
72歳の女性。ブラッシング時、〈①歯肉からの出血〉を訴えて来院した。歯ブラシ操作を確認したところ、〈②把持に力が入らず細かな歯ブラシ操作が困難〉である。〈③下顎舌側面にプラークと歯石沈着があり〉、歯肉は発赤し腫脈している。〈④歯科医師よりブラッシング指導の指示を受けた〉。 Objective dataはどれか。2つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
53歳の男性。職場の保健指導で歯科を受診するよう勧告されて来院した。特定健康診査の結果で、HbAlcの高値を指摘され、質問票では「歯や歯ぐき、咬み合わせなどが気になる部分があり、噛みにくいことがある」に該当したという。半年前から奥歯がぐらつきはじめ、歯磨き時に出血するという。適切な指導内容はどれか。2つ選べ。
1: 噛みにくいと誤嚥性肺炎を発症します。
2: 丸のみが増えて窒息のリスクが高まります。
3: エネルギー摂取が増えて肥満のリスクが高まります。
4: 歯周病を治療するとHbAlcの数値の改善が期待できます。
22歳の女性。ブラッシング時に出血と痛みがあり、歯肉に違和感があるとのことで来院した。口腔内写真(別冊午前No.15)を別に示す。PCRは75%、BOP率は25%であった。 客観的情報はどれか。2つ選べ。
1: 歯肉の発赤
2: 歯肉の違和感
3: 上下顎前歯部の叢生
4: ブラッシング時の痛み
45歳の男性。下顎第一大臼歯の全部金属冠の印象採得を行うことになった。圧排糸を用いて歯肉排除を行うよう歯科医師から指示された。 正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 支台歯の歯頸部全周より数mm短いものを使用する。
2: 硫酸アルミニウムを浸透させる。
3: ジンパッカーで歯肉溝に挿入する。
4: 探針で取り出す。
45歳の女性。局所麻酔下で下顎左側第三大臼歯の抜去中、痛みとめまいを訴え顔面蒼白になった。その後、徐脈および血圧低下を認めた。考えられる偶発症はどれか。1つ選べ。
1: 低酸素症
2: 過換気症候群
3: 血管迷走神経反射
4: アナフィラキシーショック
55歳の男性。歯肉からの出血を訴え来院した。慢性歯周炎と診断し、歯周基本治療を開始した。ブラッシング指導は「ふつう」の毛の硬さの歯ブラシで行った。初回のプラッシング指導から1週間経過後の口腔内写真(別冊午後No.3A)と患者自身によるブラッシング時の写真(別冊午後No.3B)とを別に示す。対応で正しいのはどれか。2つ選べ。 別冊 午後 No.3 A、B 写真
1: 毛先の当て方の指導
2: ブラッシング圧の指導
3: 歯ブラシを持つ手の変更
4: 硬毛の歯ブラシへの変更