第29回午後第62問の類似問題

第31回午後:第74問

50歳の男性。口腔内の異変に気付いて来院した。ある薬剤を長期服用しているという。初診時の口腔内写真(別冊午後 No.35)を別に示す。 考えられる薬剤はどれか。2つ選べ。

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1: アンピシリン

2: ニフェジピン

3: シクロスポリンA

4: テトラサイクリン塩酸塩

第23回午後:第43問

53歳の男性。歯肉の異常を訴え来院した。全身的には糖尿病、高血圧、狭心症があり、それぞれに投薬を受けているという。上顎臼歯部頰側面観の口腔内写真(別冊午後No.6A)と同口蓋側面観の口腔内写真(別冊午後No.6B)とを別に示す。 この患者の歯肉異常に関与する薬剤はどれか。 別冊 午後 No.6 A、B 写真

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1: インスリン

2: ニフェジピン

3: フェニトイン

4: ニトログリセリン

第30回午後:第78問

37歳の男性。口臭を主訴として来院した。歯科医師より歯科保健指導を行うよう指示を受けた。歯科衛生士業務記録の一部を以下に示す。 ・歯磨きは、朝晩2回している。 ・歯巻きの方法は、習ったことがない。 ・舌清掃は行ったことがない。 ・ブラーク付着PlI1.5 ・口蓋側歯肉にテンションリッジがみられた。 ・6年前に禁煙した。 ・BMI30 ・官能試験2 質問で適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 熱いものをよく食べますか。

2: どのような時に口臭が気になりますか。

3: いびきをかくと家族から指摘されますか。

4: 仕事中にくいしばりをしていることがありますか。

第30回午前:第93問

80歳の女性。口臭が気になると家族から相談があり歯科訪問診療を行った。3年前、食事中に突然箸を持てなくなり、急性期病院に入院した後、介護保険施設に入所した。現在は要介護4でほぼ寝たきり状態だという。この症状の原因となった疾患はどれか。1つ選べ。

1: 認知症

2: 脳梗塞

3: 関節リウマチ

4: パーキンソン病(Parkinson )

第27回午後:第66問

次の文を読み、〔問題 65〕、〔問題 66〕に答えよ。 45歳の男性。口臭とブラッシング時の出血を主訴として来院した。ペースメーカーを装着している。初診時の口腔内写真(別冊午後No.15)を別に示す。   別冊 午後 No.15写真 口腔衛生指導を実施し、1か月後にO LearyのPCRが20%以下となった。 処置を開始するよう歯科医師から指示された。 使用するのはどれか。2つ選べ。

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1: フッ化物塗布溶液

2: 超音波スケーラー

3: シュガーマンファイル

4: ユニバーサルキュレット

第31回午前:第83問

85歳の女性。口臭を主訴として同居の家族に付き添われて来院した。2年前から認知症を発症しているという。来院時の家族との医療面接の結果を表に示す。 家族に対する指導内容で適切なのはどれか。2つ選べ。

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1: 洗口剤の使用

2: 軟食への変更

3: 仕上げ磨きの実施

4: 歯間ブラシの使用

第22回午後:第87問

45歳の女性。口臭を主訴として来院した。1日2~3回歯ブラシとフロスで口腔清掃を行っており、PCRは4.5%である。官能検査で認知閾値を超える口臭はなかった。 初回の歯科保健指導で適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 口臭の原因について説明する。

2: フッ化物配合歯磨剤の使用を勧める。

3: 現在のプラークコントロール状態を維持させる。

4: 口臭はないので通院の必要がないことを説明する。

第24回午後:第82問

45歳の男性。口臭を訴えて来院した。歯科衛生士との会話を下に示す。 歯科衛生士:どんなことが気になって来院されましたか。 患者:口臭があると家族に言われました。自分ではあまり感じないのですが・・・。 歯科衛生士:何か思い当たる原因はありますか。 患者:ここのところ忙しくて、睡眠も十分に取れていません。 歯科衛生士:歯磨きをする時間はありますか。 患者:十分とは言えませんね。 歯科衛生士:朝、口臭があると言われますか。 患者:そうですね。 「開かれた質問」はどれか。2つ選べ。

1: ①どんなことが気になって来院されましたか。

2: ②何か思い当たる原因はありますか。

3: ③歯磨きをする時間はありますか。

4: ④朝、口臭があると言われますか。

第31回午前:第78問

38歳の女性。最近になり口臭が気になったため来院した。歯科医師からデンタルフロス使用方法の指導について指示された。初診時の情報を表に示す。 SOAPで記録する際の項目と内容の組合せで誤りはどれか。1つ選べ。

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1: Sーーー口臭が気になる。

2: Oーー一O’LearyのPCRスコア

3: Aーーー官能試験スコア

4: Pーーーデンタルフロス使用方法の指導

第22回午前:第41問

65歳の男性。歯肉の腫れを訴えて来院した。医師が処方した薬を服用してから顕著になったという。口腔内写真(別冊午前No.4)を別に示す。 疑われる内科疾患はどれか。

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1: 高血圧

2: 骨粗鬆症

3: 脂質異常症

4: 慢性B型肝炎

第26回午前:第38問

28歳の男性。歯の痛みを主訴として来院した。2年前から食後に嘔吐を繰り返しているという。初診時の口腔内写真(別冊午前No.3)を別に示す。 考えられるのはどれか。

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1: 咬耗症

2: 酸蝕症

3: 摩耗症

4: エナメル質形成不全症

第30回午後:第43問

68歳の男性。下顎前歯部の歯肉の腫脹を主訴として来院した。線維性の歯肉腫脹が認められた。3年前から内科医の処方薬を服用しており、その頃から歯肉の腫脹が気になったという。考えらえる処方薬はどれか。2つ選べ。

1: 抗てんかん薬

2: インスリン製剤

3: カルシウム拮抗薬

4: コレステロール合成阻害剤

第31回午前:第87問

30歳の男性。矯正歯科治療のため来院した。前科医師から口腔衛生管理を行うよう指示を受けた。う蝕リスクの評価結果を図に示す。 推奨するのはどれか。2つ選べ。

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1: 代用甘味料

2: 小窩裂溝塡塞

3: 口腔保湿スプレー

4: 1,450ppmF配合歯磨剤

第23回午後:第71問

60歳の女性。下顎前歯部の歯根面露出と知覚過敏とを訴えて来院した。使用すると考えられるのはどれか。

1: フッ化物洗口剤

2: フッ化物バーニッシュ

3: フッ化物徐放性シーラント

4: フッ化物添加トゥースピック

第30回午前:第85問

24歳の女性。知覚過敏を訴えて来院した。脳神経内科で神経性過食症の治療を受けているが、頻繁に過食と嘔吐を繰り返しているという。DMF歯数は0である。推奨するのはどれか。2つ選べ。(弊社改)

1: 硝酸カリウム含有歯磨剤の使用

2: 殺菌剤による含嗽

3: キシリトール配合タブレットの摂取

4: 乳酸アルミニウム含有歯磨剤の使用

第29回午前:第80問

45歳の男性。企業の健康診断の一環で、歯科健診に訪れた。口腔内診査の結果、中等度の歯周病と診断された。服用している薬はないが、前年より特定保健指導の積極的支援を受けているという。歯科医師から歯科保健指導を指示された。特定健診の結巣を表に示す。改善が必要な項目はどれか。1つ選べ。

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1: HbA1c

2: 中性脂肪

3: 収縮期血圧

4: HDLコレステロール

第25回午前:第43問

34歳の男性。歯肉の疼痛を訴えて来院した。3日前から歯肉に強い自発痛と接触痛を感じているという。現症として38.2℃の発熱と強い口臭を示した。初診時の口腔内写真(別冊午前No.6)を別に示す。疑われるのはどれか。

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1: 薬物性歯肉増殖症

2: 慢性剥離性歯肉炎

3: アレルギー性歯肉炎

4: 壊死性潰瘍性歯周炎

第23回午前:第88問

40歳の男性。歯肉の遠和感を訴え来院した。20歳の頃から1日 20本喫煙しているという。本人は禁煙を希望しているが、試みたことはないという。担当歯科医師から禁煙支援を含めた歯科保健指導を指示された。適切なのはどれか。2つ選べ。

1: 歯周治療完了後に禁煙を促す。

2: 経口禁煙補助薬の情報を提供する。

3: 禁煙後の離脱症状について説明する。

4: 低ニコチンタバコへの変更を勧める。

第22回午後:第107問

8歳の女児。てんかんの治療中で、口腔内に歯肉増殖が認められた。 服用していると思われるのはどれか。

1: フェニトイン

2: ニフェジピン

3: ワルファリン

4: プレドニゾロン

第31回午後:第71問

17歳の女子。学校歯科健康診断で受診を勧められ来院した。自覚症状はないという。初診時の口腔内写真(別冊午後 No.33)を別に示す。 観察される付着物の原因と考えられるのはどれか。2つ選べ。

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1: う蝕

2: 飲食物

3: 歯肉出血

4: 口腔清掃習慣