第29回午前第110問の類似問題

第23回午前:第51問

26歳の女性。上顎左側第一大臼歯抜去のため水平位で浸潤麻酔を行ったところ、めまい、脱力感を訴えた。颜面着白、冷汗を認め、血圧70/50 mmHg、脈拍数50回/分であった。適切な対応はどれか。

1: 起座位にする。

2: 冷罨法をする。

3: 下肢を举上する。

4: 呼気を再吸入させる。

第29回午前:第70問

65歳の男性。下顎前歯部の歯肉からの出血を主訴しとて来院した。慢性歯周炎と診断され、歯科医師より歯頸部付着物の除去を指示された。患者はペースメーカーを装着しているという。来院時の口腔内写真(別冊午前No.27)を別に示す。使用するのはどれか。2つ選べ。

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1: エアスケーラー

2: 半導体レーザー

3: 超音波スケーラー

4: シックルタイプスケーラー

第29回午後:第99問

22歳の女性。う蝕治療を希望して来院した。検査の結果、下顎右側第一大臼歯咬合面の初期う蝕と診断され、コンポジットレジン修復を行うことになった。患者はタービンの音に恐怖を感じるという。歯科医師より準備を指示された機器の写真(別冊午後No.33A)と先端部の写真(別冊午後No.33B)を別に示す。適切なのはどれか。2つ選べ。

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1: 試照射する。

2: 換気を確認する。

3: 診療室を暗くする。

4: 防護用ゴーグルを準備する。

第24回午後:第46問

67歳の男性。前歯に根面板を装着後、左側臼歯を抜歯し、補綴装置を装着した。抜歯前の口腔内写真(別冊午後 No.6A)、装置装着後の口腔内写真(別冊午後 No.6B)および装置の写真(別冊午後 No.6C)を別に示す。この装置の名称はどれか。

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1: 顎義歯

2: 塞栓子

3: スピーチエイド

4: オーパーデンチャー

第29回午後:第57問

4歳の男児。う蝕治療を目的として来院した。保存不可能な乳臼歯が抜去され、装置が装着された。装置装着時の口腔内写真(別冊午後No.22)を別に示す。この装置の目的はどれか。1つ選べ。

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1: 垂直的保隙

2: 近遠心的保隙

3: 歯の歯体移動

4: 咀嚼機能の回復

第31回午後:第45問

60歳の男性。下顎臼歯部の欠損による咀嚼障害を主訴として来院した。診察の結果、残存歯と顎堤には問題がないため、部分床義歯を製作することになった。治療過程の写真(別冊午後 No.12)を別に示す。 矢印で示すのはどれか。1つ選べ。

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1: クラスプ

2: レストシート

3: ガイドプレーン

4: フレームワーク

第30回午前:第110問

85歳の女性。脳出血のため入院中である。歯科衛生士が口腔健康管理を実施することになった。患者の状態は、目を閉じており普通の呼びかけでは開眼せず、大きな声で刺激すると覚醒した。JCSはどれか。1つ選べ。

1: Ⅰ-1

2: Ⅰ-2

3: II-20

4: III-100

第30回午前:第71問

次の文を読み、〔問題70〕、〔問題71〕に答えよ。 53歳の女性。歯肉の出血を主訴として来院した。患者は降圧薬を服用しており、ペースメーカーを使用しているという。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.26)を別に示す。 この患者に使用するのはどれか。2つ選べ。

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1: ラバーカップ

2: 超音波スケーラー

3: グレーシータイプキュレット

4: 炭酸水素ナトリウム歯面清掃器

第30回午後:第104問

60 歳の男性。上題右側第二大臼歯の痛みを主訴として来院した。診断の結果抜歯を行うことになり、歯科医師より器具の準備をするよう指示を受けた。器具とその先端の写真(別冊午後 No.37)を別に示す。患歯の脱臼に使用するのはどれか。1つ選べ。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第31回午後:第46問

55歳の男性。上顎前歯部の欠損による審美障害を主訴として来院した。オールセラミックブリッジによる治療が開始された。支台歯形成後の口腔内写真(別冊午後 No.13A)と調整中の器材の写真(別冊午後 No.13B)を別に示す。この器材と個人トレーを用いた印象採得法の処置をa~dに示す。 3番目に行うのはどれか。1つ選べ。

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1: 器材への接着剤塗布

2: 器材辺縁部の適合調整

3: レギュラータイプの印象材練和

4: インジェクションタイプの印象材練和

第30回午前:第109問

65歳の男性。上顎左側中切歯の精査を行うためにエックス線撮影を行った。撮影したエックス線写真(別冊午前 No.38)を別に示す。この画像が得られるのはどれか。1つ選べ。

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1: 磁気共鳴装置

2: 口腔内エックス線装置

3: 歯科用コーンビームCT

4: パノラマエックス線装置

第24回午後:第43問

48歳の女性。歯の動揺を訴えて来院した。歯周基本治療時の口腔内写真(別冊午後 No.5)を別に示す。矢印に示す処置の目的はどれか。

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1: う蝕の予防

2: 咬合力の分散

3: 歯間部清掃性の向上

4: 象牙質知覚過敏の軽減

第26回午後:第93問

74歳の男性。狭心症の既往歴がある。6か月間は発作もなく安定した状態であるが、発作に備え常時薬剤を携帯している。スケーリング中に突然、胸痛を訴えた。 歯科衛生士が行う対応で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 上体を起こす。

2: 血圧測定を行う。

3: 亜硝酸製剤貼付薬を出してもらう。

4: ニトログリセリン舌下錠を出してもらう。

第25回午後:第83問

58歳の男性。4日前に脳梗塞で入院し、投薬による内科的治療を受けている。病室での口腔ケアの依頼を受けた。全身状態および口腔状態の概要は表のとおりである。口腔ケアを行うにあたり適切なのはどれか。2つ選べ。

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1: 座位で行う。

2: RSSTで嚥下機能を確認する。

3: 口腔内を潤してからケアを行う。

4: SpO2値の低下がみられないか注意する。

第31回午後:第102問

11歳の女児。う蝕治療のため保護者と来院した。てんかんの既往歴があるという。治療中に突然意識を消失し、欠神発作を起こした。 適切な対応はどれか。1つ選べ。

1: 部屋を明るくする。

2: 酸素吸入の準備をする。

3: バックレストを起こす。

4: 口腔内の器具を取り除く。

第24回午前:第91問

次の文を読み、〔問題 90〕、〔問題 91〕に答えよ。 45歳の男性。歯の動揺を訴えて来院した。20歳から喫煙習慣があり、現在は1日40本喫煙している。本人には禁煙の意志がない。1日3回歯ブラシで口腔清掃を行っている。PCRは 39%である。口腔内写真(別冊午前 No.24A)とエックス線写真(別冊午前 No.24B)とを別に示す。 歯周基本治療を行うこととなった。歯科医師から歯科保健指導を指示された。適切でないのはどれか。

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1: 歯間部の清掃方法を指導する。

2: 鏡で自分の口腔内を観察させる。

3: ニコチン代替療法を選択させる。

4: 歯周病と喫煙との関係について説明する。

第26回午前:第76問

40歳の女性。奥歯に物が挟まることを主訴として来院した。器材の写真(別冊午前No.21)を別に示す。 検査に用いるのはどれか。2つ選べ。

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

第22回午前:第41問

65歳の男性。歯肉の腫れを訴えて来院した。医師が処方した薬を服用してから顕著になったという。口腔内写真(別冊午前No.4)を別に示す。 疑われる内科疾患はどれか。

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1: 高血圧

2: 骨粗鬆症

3: 脂質異常症

4: 慢性B型肝炎

第28回午後:第49問

25歳の男性。下顎右側水平埋伏智歯を抜去した。抜去直後の抜歯窩内の写真(別冊午後No.12)を別に示す。矢印で示す白色の索状物に外科用バキュームの先端が触れた時、患者は激烈な疼痛を訴えた。この後、縫合を行い止血を確認し手術は完了した。抜歯後の注意事項とともに、患者に伝えておく必要のある症状はどれか。

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1: 運動麻痺

2: 知覚麻痺

3: 電撃様疼痛

4: 不随意運動

第28回午前:第68問

56歳の女性。歯肉からの出血を主訴として来院した。プラークコントロールの確立後、歯科医師の指示によりグレーシータイプキュレットを用いてスケーリングを行うことになった。初診時の口腔内写真(別冊午前No.18)を別に示す。処置前に説明すべき術後の症状はどれか。2つ選べ。

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1: う蝕発病

2: 構音障害

3: 歯肉退縮

4: 象牙質知覚過敏