第29回午前第76問の類似問題

第27回午後:第58問

4歳の男児。う蝕の治療を希望して来院した。上顎乳前歯の多歯面う蝕と診断され、コンボジットレジン冠修復を行うこととした。治療に用いる器材(別冊午後No.13A)と使用器材に対して処理した写真(別冊午後No.13B)を別に示す。 この処理の目的はどれか。2つ選べ。

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1: 切縁の位置確認

2: 気泡の混入防止

3: 試適時の落下防止

4: 余剩レジンの流出

第25回午後:第40問

9歳の女児。下顎左側第一大臼歯の痛みを訴えて来院した。軟化象牙質を除去したところ点状の露髄を生じた。露髄部を水酸化カルシウム製剤で被覆し、グラスアイオノマーセメントで仮封した。この処置により形成が期待されるのはどれか。

1: 象牙粒

2: 象牙質橋

3: 第三象牙質

4: 有細胞セメント質

第27回午前:第54問

9歳の女児。学校歯科健康診断で前歯の咬み合わせの異常を指摘されて来院した。初診時の口腔内写真(別冊午前No.16)を別に示す。 放置したときに下顎中切歯に予想されるのはどれか。2つ選べ。

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1: 挺出

2: 動揺

3: 舌側傾斜

4: 歯肉退縮

第26回午前:第44問

36歳の女性。上下顎前歯歯肉からの出血を主訴として来院した。検査の結果、侵襲性歯周炎と診断され、歯周治療を行うことになった。初診時の口腔内写真(別冊午前No.8)を別に示す。 歯周基本治療開始前に説明すべきリスクはどれか。2つ選べ。

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1: 歯根破折

2: 構音障害

3: エナメル質う蝕

4: 象牙質知覚過敏症

第24回午前:第56問

7歳の男児。歯の生え方が気になることを訴えて来院した。口腔内写真(別冊午前 No.16)を別に示す。原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。

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1: 吸指癖

2: 埋伏過剰歯

3: 上唇小帯付着異常

4: 側切歯の先天欠如

第28回午後:第20問

25歳の女性。健康相談会場で、上顎前歯の形態異常を相談された。口腔内を観察したところ、前歯部に歯の損耗(Tooth wear)がみられた。う蝕は認められなかった。原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。

1: 口呼吸

2: 歯ぎしり

3: 抗菌薬の服用

4: 管楽器の演奏

第24回午前:第57問

3歳の女児。歯の形の異常を訴えて来院した。口腔内写真(別冊午前 No.17)を別に示す。正しいのはどれか。

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1: 切歯結節

2: 中心結節

3: エナメル滴

4: カラベリー結節

第28回午前:第53問

7歳の男児。咬み合わせの異常を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊午前No.12A)とエックス線画像(別冊午前No.12B)を別に示す。上顎左側第一大臼歯の位置異常はどれか。

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1: 移転

2: 低位

3: 埋伏

4: 舌側転位

第29回午前:第40問

53歳の男性。上顎左側側切歯の審美障害を主訴として来院した。5年前に治療を受けたという。1年前に気付いたが痛みがないため放置していたという。初診時の口腔内写真(別冊午前No.7)を別に示す。考えられる原因はどれか。2つ選べ。

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1: 口呼吸

2: 研磨の不足

3: オーバーフィリング

4: 過度のスケーリング

第29回午前:第46問

55歳の男性。上顎右側臼歯部の欠損による咀嚼障害を主訴として来院し、補綴歯科治療が行われた。模型に装着した補綴装置の写真(別冊午前No.13A)とある操作中の補綴装置の写真(別冊午前No.13B)を別に示す。Bの操作で確認するのはどれか。2つ選べ。

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1: 冠辺縁適合度

2: 冠内画適合度

3: 冠内面研磨状態

4: 冠隣接接触関係

第31回午後:第69問

65歳の男性。歯の着色を主訴として来院した。20歳頃から40年以上喫煙しているという。慢性歯周炎と診断され、歯周治療を開始することになった。初診時の口腔内写真(別冊午後 No.30)、歯周組織検査およびO'LearyのPCRの一部の図(別冊午後 No.31A、B)を別に示す。 歯科衛生士が行う処置で、主訴の改善が期待できるのはどれか。2つ選べ。

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1: SRP

2: PMTC

3: 歯肉マッサージ

4: フッ化物歯面塗布

第29回午前:第42問

67歳の男性。歯痛を主訴として来院した。下顎左側第二大臼歯に大きなう窩を認め、根管治療が行われることになった。処置中の口腔内写真(別冊午前No.8)を別に示す。丸で囲んだ部分の目的はどれか。1つ選べ。

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1: 接触点の回復

2: 薬液の漏出防止

3: 歯間乳頭部の保護

4: 感染象牙質の再石灰化

第31回午前:第69問

小児のう蝕予防で、フッ化物洗口と比較したフッ化物歯面塗布の特徴は どれか。1つ選べ。

1: 適応年齢が低い。

2: 方法が簡便である。

3: 保護者によって実施される。

4: 使用薬剤を薬局で購入できる。

第27回午前:第53問

8歳の女児。上頭前歯の位置異常を主訴として来院した。萌出開始時から気になっていたという。初診時の口腔内写真(別冊午前No.15)を別に示す。 上顎右側中切歯の位置異常はどれか。

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1: 捻転

2: 転位

3: 移転

4: 回転

第31回午前:第96問

5歳の女児。下顎左側第一乳臼歯のう蝕治療を希望して来院した。診断の結果、乳歯用既製金属冠を用いた歯冠修復を行うことになった。 マージン部の適合に用いるのはどれか。1つ選べ。

1: 咬合面調整鉗子

2: クラウンセッター

3: コンタクトゲージ

4: ゴードンのプライヤー

第23回午後:第82問

1歳8か月の男児。町の保健センターで実施している歯科健康診査のため母親と訪れた。全身的な異常は認められない。質問票と歯科健康診査結果の一部を示す。プラッシング指導に加えて行うべき歯科保健指導はどれか。2つ選べ。

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1: 1日4回の間食を指導する。

2: 哺乳ビンの使用を中止させる。

3: フッ化物の歯面塗布を勧める。

4: 未萌出歯のエックス線検査を勧める。

第31回午後:第56問

9歳の男児。直前に転倒し上顎中切歯が脱落したと保護者から電話があった。すぐに脱落した歯を持って来院してもらうよう歯科医師から指示を受けた。脱落した歯の取扱いについて、保護者への説明で正しいのはどれか。2つ選べ。

1: 水道水で洗ってください。

2: アルコールで消毒してください。

3: 冷たい牛乳に浸けて持参してください。

4: 歯の根の部分には触らないでください。

第26回午後:第52問

11歳の男児。歯並びの異常を訴えて来院した。歯ブラシが届きにくいという。初診時の口腔内写真(別冊午後No.10)を別に示す。 矢印が示す歯の位置異常はどれか。

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1: 移転

2: 遠心捻転

3: 唇側傾斜

4: 舌側転位

第31回午後:第46問

55歳の男性。上顎前歯部の欠損による審美障害を主訴として来院した。オールセラミックブリッジによる治療が開始された。支台歯形成後の口腔内写真(別冊午後 No.13A)と調整中の器材の写真(別冊午後 No.13B)を別に示す。この器材と個人トレーを用いた印象採得法の処置をa~dに示す。 3番目に行うのはどれか。1つ選べ。

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1: 器材への接着剤塗布

2: 器材辺縁部の適合調整

3: レギュラータイプの印象材練和

4: インジェクションタイプの印象材練和

第22回午前:第34問

43歳の女性。下顎右側側切歯の着色を気にして来院した。初診時の口腔内写真(別冊午前No.1 A,B)を別に示す。 着色部の側方拡大に関与しているのはどれか。

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1: 歯髄

2: 随床底

3: 象牙芽細胞

4: エナメルー象牙境