NSTにおける歯科衛生士の役割はどれか。2つ選べ。
1: 院内感染の予防
2: 経口摂取の推進
3: 病院食の原材料費の軽減
4: 入院患者の口腔衛生状態の改善
介護保険施設から介護職員を対象とした口腔ケアに関する講話を依頼された。入所者のBDR指標の評価を表に示す。 講話の内容として適切なのはどれか。2つ選べ。
1: うがいの効果
2: 義歯着脱方法
3: 先行剤の種類
4: ブラッシング方法
20歳の女性。矯正歯科治療のリコール時の口腔内写真(別冊午後 No.40) を別に示す。 歯ブラシとともにプラークコントロールに用いるのはどれか。1つ選べ。
1: 口腔洗浄器
2: タフトブラシ
3: スポンジブラシ
4: デンタルフロス
30歳の女性。歯面の色素沈着を訴えて来院した。妊娠高血圧症の治療を行っている。 使用すべきでない器材はどれか。
1: エアスケーラー
2: 超音波スケーラー
3: ポリッシングブラシ
4: 炭酸水素ナトリウム歯面清掃器
歯科衛生士が行う居宅療養管理指導で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 医療保険で実施する。
2: 居宅サービス計画に基づいて実施する。
3: 通院可能な患者も利用することができる。
4: 摂食嚥下機能に関する実地指導を行うことができる。
67歳の男性。歯痛を主訴として来院した。下顎左側第二大臼歯に大きなう窩を認め、根管治療が行われることになった。処置中の口腔内写真(別冊午前No.8)を別に示す。丸で囲んだ部分の目的はどれか。1つ選べ。
1: 接触点の回復
2: 薬液の漏出防止
3: 歯間乳頭部の保護
4: 感染象牙質の再石灰化
次の文を読み、〔問題 90〕、〔問題 91〕に答えよ。 45歳の男性。歯の動揺を訴えて来院した。20歳から喫煙習慣があり、現在は1日40本喫煙している。本人には禁煙の意志がない。1日3回歯ブラシで口腔清掃を行っている。PCRは 39%である。口腔内写真(別冊午前 No.24A)とエックス線写真(別冊午前 No.24B)とを別に示す。 観察できるのはどれか。2つ選べ。
1: 上顎両側中切歯ーーー水平性歯槽骨吸収
2: 上顎右側側切歯ーーーフェストゥーン
3: 下顎右側側切歯ーーー歯肉退縮
4: 下顎左側中切歯ーーー歯肉クレフト
73歳の男性。食事がうまく摂れないと相談を受け、歯科医師とともに訪問した。1年前に脳出血を発症し、現在、在宅療養中であるという。最近の栄養アセスメント結果を表に示す。低栄養を疑うのはどれか。2つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
80歳の女性。上顎が無歯顎であり義歯を使用しているが、適合が悪く前歯部粘膜に軟らかい可動性組織がある。前処置を行った後、新たに全部床義歯を製作する予定である。前処置として考えられるのはどれか。2つ選べ。
1: 粘膜調整
2: レストシートの付与
3: フラビーガムの切除
4: ガイドプレーンの形成
81歳の女性。歯科診療所の待合室で突然倒れ、意識がなくなった。歯科衛生士が心肺蘇生を行った上で、AEDが必要と判断し、装着した。 下線部分で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
70歳の女性。上顎義歯の破折による咀嚼困難を主訴として来院した。使用中の義歯は10年前に装着したという。診察の結果、上下顎全部床義歯を製作することになった。治療過程の写真(別冊午前 No.14A,B)を別に示す。 この操作で決定するのはどれか。1つ選べ。
1: 咬合高径
2: 口唇豊隆度
3: 仮想咬合平面
4: 水平的下額位
歯科衛生士業務の写真(別冊午前 No.3)を別に示す。 歯科予防処置はどれか。1つ選べ。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
50歳の男性。口腔内の異変に気付いて来院した。ある薬剤を長期服用しているという。初診時の口腔内写真(別冊午後 No.35)を別に示す。 考えられる薬剤はどれか。2つ選べ。
1: アンピシリン
2: ニフェジピン
3: シクロスポリンA
4: テトラサイクリン塩酸塩
平成23年歯科疾患実態調査の65~69歳と70~74歳の歯の状態を図に示す。③はどれか。
1: 健全歯
2: 未処置歯
3: 処置歯
4: 喪失歯
50歳の女性。定期健康診査で来院し、下顎前歯部の冷水痛を訴えている。ポケット測定の結果を表に示す。BOP、動揺および歯の実質欠損はない。処置に使用すると考えられるのはどれか。
1: フッ化ジアンミン銀
2: 接着性レジンセメント
3: フッ化物バーニッシュ
4: グラスアイオノマーセメント
45歳の女性。咳合痛を訴えて来院した。歯周組織検査時の写真(別冊午前No.19)を別に示す。 検査内容はどれか。
1: 歯の動揺度
2: 根分岐部病変の程度
3: 歯肉縁下のプラーク量
4: 歯根膜腔の拡大の有無
36歳の女性。臼歯部の鋭い自発痛を訴えて来院した。湿刺激および打診に対して強く反応する。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.5A)とエックス線写真(別冊午前 No.5B)とを別に示す。考えられる処置はどれか。
1: 間接覆髄法
2: 麻酔抜髄法
3: 生活歯髄切断法
4: アペキソゲネーシス
幼稚園のブレイルームで保護者40名を対象に、歯科衛生士1名が15分の歯科保健指導を行うことになった。 適切なのはどれか。
1: スライドを用いた講話
2: 聞き取りによる問題抽出
3: ペープサートを用いた演劇
4: 歯ブラシを使った全員参加型の指導
88歳の女性。市の訪問事業で保健師とともに訪問した。5年前から重度認知症で ADLは全介助である。家族から下顎左側臼歯部のブリッジが揺れるため、軟らかいものしか食べられないと相談された。口腔内を観察したところ、ブラークが付着していた。また、ブリッジに軽度の動揺が認められたが、プリッジと支台歯の接着は強固であった。 家族に指導するのはどれか。2つ選べ。
1: 食形態の変更
2: ブリッジ部の清掃
3: セルフケアの習慣づけ
4: 歯科医師への往診の依頼
80歳の女性。口臭が気になると家族から相談があり歯科訪問診療を行った。3年前、食事中に突然箸を持てなくなり、急性期病院に入院した後、介護保険施設に入所した。現在は要介護4でほぼ寝たきり状態だという。この症状の原因となった疾患はどれか。1つ選べ。
1: 認知症
2: 脳梗塞
3: 関節リウマチ
4: パーキンソン病(Parkinson )